あなたは友人や家族から、
「寝言でうなされてたけど大丈夫?」なんて言われたことはありませんか?
また、自分の家族で睡眠中にうなり声をあげたり、
叫んだりしていませんか?
何か原因があるのか、
「病気かも・・・」と不安にもなりますよね。
この記事では、睡眠中の寝言の原因について解説していきます。
寝言で「んー」っていう人は大丈夫?
一口に寝言といっても、その原因は様々な可能性があります。
まずは、過剰な心配はせず、
日常で溜め込んだストレスを疑いましょう。
寝言は誰にでも起こる一般的なものです。
強いストレスを受けたり、
不安を感じることによっても寝言は起こると考えられています。
日々の暮らしの中で受けた強いストレスを、
その場で言葉にして言うことができなかったり、
うまく発散することができなくて、心のなかに自分を押し殺してしまう。
そんなことがあったりしませんか?
ストレス社会の現代日本では、そんなこと日常茶飯事かもしれません。
そんな風に、自分の中に溜め込んだストレスが、
無意識の睡眠中に寝言として出てくる場合があります。
ストレスを感じたその場で言えなくて、我慢したものを夢の中で発散しているんです。
寝言で「んー」っていう人は、ストレスを溜め込まず、
自分なりに発散できる方法、趣味を見つけるようにしましょう。
寝言で叫ぶ人は何か原因があるの?
寝言を言ってしまう人の中には、
叫んだり、怒声を上げたりする人もいるかもしれません。
そういった人も、まずはストレスが原因である可能性を疑いましょう。
睡眠中に叫んだりする人は、
より強いストレスを抱え込んでいる可能性があります。
我慢強い人や、感情を表に出すといった喜怒哀楽の表現が苦手な人ほど、
その強いストレスを夢の中でおもいっきり叫んでいるということです。
また、睡眠不足が続いているような人は、
睡眠が浅くなり、寝言が増えることもあります。
悪夢にうなされ、叫びだすこともありますので、
睡眠不足にも要注意です。
何か病気の可能性はあるの?
前述したとおり、寝言はストレスが原因であることが多いですが、
病気の可能性も考えられます。
例えば、寝言やうなり声と一緒にいびきをかいたり、
途中で呼吸が止まったりするような人は、
「睡眠時無呼吸症候群」の可能性が考えられます。
肥満だったり、太っている人や高血圧の人にみられる症状で、
気道が狭くなって睡眠中の呼吸が荒くなったり、止まってしまうものです。
心配な方は、病院で診てもらうことをおすすめします。
ほかにも、寝言だけでなく、
床を叩く・壁を蹴るなど手足が動いてしまう人は、
「レム睡眠行動障害」の可能性も考えられます。
「レム睡眠行動障害」は、
夢で見ているものを実際に現実に行動してしまうものです。
夢遊病に近いかもしれません。
本人に記憶はなく、隣で寝ている人を
殴ってしまったりすることがあります。
しかも、無意識下での行動なので、
力加減ができず、大けがに至る場合もあります。
原因としては、精神的によるものが多いので、
こういった症状がみられる場合には、
一度精神科に相談してみるのもいいかもしれません。
まとめ
寝言の原因の多くはストレスによるものです。
寝言でうなり声をあげたり、叫んだりする人は、
まずは以下の2点をポイントにしましょう
- ストレスを溜め込まないようにする、ストレスを発散できる環境づくりをしよう。
まず第一にストレスをため込まないようにしましょう。
とは言っても今の日本でストレスフフリーの生活をするのは、難しいものがあります。
なので、ストレスを溜め込まないよう心掛けつつ、
溜め込んでしまったストレスを発散できる、自分なりの行動や趣味をつくりましょう。
アロマオイルで癒されたり、
ちょっとした運動をするだけでも、ストレスは発散できます。
シャワーだけで済ましてしまうなんて人は、
たまには浴槽に湯を張って、ちょっとお高めな入浴剤を使用するのもいいかもしれません。
- ぐっすりと眠ることのできる環境づくりをしましょう。
枕などの寝具を変えるだけで、睡眠の質も大きく変わります。
寒いときには体を温め、暑いときには心地よく眠れるようにしましょう。
音楽を聴きながら眠るのも安眠効果があり、
オルゴール調の曲を聴きながら眠るのもおすすめです。
もしも、自分自身や身の周りに寝言で悩みを抱えている人がいたら、
ストレスを発散できるようにしてあげましょう。
それでも改善しない場合は、
睡眠の専門医に一度診てもらうようにしましょう。
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