季節の果物って、
その時期でしか食べられない特別感を感じませんか?
例えば、梨。
梨はみずみずしくて美味しいですよね。
好きなので、店頭で梨が並び始めると嬉しくなります。
ところで、果物あるあるで「皮を食べる派」「食べない派」にわかれますよね。
皮には栄養があるというものの、皆さん梨の皮はどうされていますか?
皮を食べる派の理由は、面倒くさいというものもあれば、
栄養素の面から全て食べたいと言う人までさまざまだと思います。
皮にはポリフェのールも含まれているため、
アンチエイジング効果が期待できます。
また、アスパラギン酸という、
疲労回復に効くといわれているものも多く含まれています。
梨の場合、皮に多くの栄養素が集まっているため、
皮を気にする人が多いのでしょうね。
気になるところはやはり農薬ですよね。
皮に残る「残留農薬」は、本当に大丈夫なのか心配ですよね。
梨を皮ごと食べても農薬の心配はないの?
果物を育てる際には、やはり農薬を使用する事が多いです。
一番安心な方法としては、皮を剥いて食べることになります。
ですが、皮には栄養素がたくさんあると知ると、
なんとかできないかと思いますよね。
そもそも、農薬を使用していますが、食べたら危険な量なのかどうか。
結論から言えば、日本の安全基準値はかなり低く、
水洗いしていれば体に害を及ぼすほどの農薬は残りません。
また、出荷の際にも厳しい条件がありますから、
そちらをクリアしているものならば安心ですね。
ちなみに、水洗いする時は流水にしてくださいね。
水道を出したまま洗う、常に綺麗な水が当たることが必要です。
農薬を落とすのに、水を張った中で洗っても仕方ないですからね。
水だけでは不安、という人には重曹で洗う事をお勧めします。
重曹を使用する時は、ボールに水を入れ、
小さじ1杯程度の重曹を入れ、30秒ほど漬け置きした後、
スポンジ等で優しく洗います。
梨だけでなく、農薬が気になるものにはこちらが有効ですね。
使用する重曹はもちろん「食用」ですよ!
絶対に間違えないでくださいね。
洗った後は、皮ごとたべることが可能です。
梨の皮はザラつきがありますが、あの触感が好きだという人もいるでしょう。
逆に気になる方は、塩で洗うとつるっとしますよ。
果物に塩というと、リンゴのように
変色を防ぐ効果はどうなのか気になるところですね。
形が似ているから、というわけではなく、
梨にも効果がありますから変色が気になる人は塩水につけてみてください。
ただし、切った後に空気に触れると、どうしても変色してしまいますから、
このように予防すれば大丈夫ですよ。
梨の皮には毒ってあるの?
農薬のことはわかったけれど、本来の皮に毒があるのかどうか。
ありません。
安心してくださいね。
恐らく、残留農薬があるため、このように思われてしまったのでしょう。
もし、皮自体に毒があるなら、
洗っても食べることをお勧めできませんからね。
ただ、皮ではなく、種には毒があるので、
飲み込まないように注意してくださいね。
もちろん、幾つかをうっかり飲み込んだくらいでは、
体に異変が起こることは、ほとんどありません。
果物の中には、このように種に毒を含むものがあるので
注意が必要ですね。
他にもいくつかあるので挙げておきます。
バラ科からなるサクランボ、モモ、アンズ、リンゴなどが対象です。
大きい種ならしっかりと取り除きますが、
リンゴなどの小さいものだと、つい口に入ることもあるので、
気をつけましょう。
まとめ
- どうしても栽培するものに農薬を使用することは多い
- 農薬の基準は低いので、洗えば皮ごと食べられる
- 皮に毒はないが、種には毒がある
洗い方などを説明しましたが、
気になる方はほんの少しであっても危険を取り除きたいと思います。
無農薬の梨を探す事は、難しいと思います。
農薬の量を減らしているところはありますが、
全く使用していないとなると、虫や成長などいろいろな不具合が出ますからね。
どうしても農薬のついたものは食べたくない人は、
皮ごと食べることは諦めて、皮を剥くことをお勧めします。
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