シルバーウィークって、
ある程度の年齢の方は、できた時期をご存じだったりする、
まだ比較的新しいものなんです。
小さい子供などは、ゴールデンウィークと同様、
もとからあったもののイメージが強いでしょうが、比較的最近です。
これができた頃、学生だった私は嬉しくて大騒ぎしましたが、
いざ年数がたってみると、ゴールデンウィークほどの価値を感じられなくなってきました(笑)
なぜかというと、年によっては、日数が少ない時もある・・
というか、ここ近年は少ないのです。
ただの連休じゃんと!いう風に思う年のほうが多いかも(笑)
今回の記事では、このシルバーウィークの始まりについて、
名前の由来などなど背景をご紹介していきますね!
シルバーウィークって、いつから始まったの?
シルバーウィークとは、空きの連休のことです。
春の連休のゴールデンウィークは元々あったので、
それにちなんでできた連休週間、ということになります。
9月か10月か、11月の祝祭日が多い大型連休を指しています。
このシルバーウィークがいつから始まったのかというと、2009年が始めです。
というか、たまたま2009年だった、と言うほうが正しいかも・・。
2009年に、たまたまいろんな9月の祝日と土日が連続に重なり、
大型連休ができたのです。
その年に初めて発生しました。
おそらく、今になっても
あの2009年ほどの大きな連休は、かつてない感じです。
2009年と言えば15年ほど前なので、最近といえば最近ですよね。
だから最近の子は、シルバーウィークというほどの
大型の連休とは思っていないんじゃないかなと思います。
たしかに2009年の年は、
ゴールデンウィーク並みの日数がありましたので、大型でしたよね!
私も恩恵にあずかりました(笑)
(ちなみに2009年は、9月19~23日まで休みでした)
暦的には、今はゴールデンウィークほどの大型にはならないのですが、
昨今、企業側としても休みを増加させようという動きが国全体にあります。
実際に、2021年のゴールデンウィークも1日が土曜で2日が日曜。
そこから5日の水曜までが通常のゴールデンウィークなのですが、
会社によっては、6日、7日の木曜金曜もお休みにして、
最大9~10日間の連休になったところも少なくはありません。
ということから、
シルバーウィークというものが設定されてからは、
そういう風に工夫する企業も多くありますので、
会社員としても、大型連休になっているところも多くあります。
しかし、学校などは暦通りとなりますので、
子供にはイマイチ定着しづらいものになっているのが現状です。
シルバーウィークの由来や名前について

カレンダーは撮影用に制作した小道具です。市販品ではありません。イメージです。
シルバーウィークの由来や、名前についてご紹介していきます。
ゴールデンウィークと全く同様の流れです。
1950年代における、映画界発祥の用語なのですよね。
ご存じでしたか?
松本英夫さんという方が作成しています。
映画界の大映で提唱されたものなのです。
提唱し、名付けて、宣伝して広まっていったという流れですね。
ゴールデンウィークは、初めての試みで、
時間をかけて広まりましたが、
シルバーウィークという名前はどこからきたのでしょうか。
元々ゴールデンウィークはあったものなので、それにちなんでいるのはわかりますよね。
ゴールド→シルバーというところが類似しています。
併せて、その秋の連休には、勤労感謝や敬老の日があります。
そこから老年世代も含むような提案がなされての、シルバーという名前になったようです。
確かに敬老の日があるので、馴染みが早そうな提案ですよね。
わかりやすい、覚えやすいというところが、ひとつの指標だったんです。
でも、ゴールデンウィークほどうまく定着しないのは、
やはり年によって連休の日にちが大きく変わるからでしょうね。
日付も変わりますし。
休みが多いのはありがたいし、
連休であれば旅行なども行けるので嬉しいのですが、
飛び休になると色々計画が難しいんですよね!
それに私も経験者ですが、
サービス業だと、このゴールデンウィークとシルバーウィークあたりは、
ぶっ続けの勤務になります。
世間と逆なので(笑)
考えようによっては稼ぎ時でもあるのですが、
一年でこの2回と盆と正月で、
四季に一度連休があるので、体もハードでしたね・・。
まとめ
シルバーウィークとは、比較的最近の作られた大型連休です。
ゴールデンウィークと違って、
毎年日数が変わったりするという難点があります。
最大で取得すると、ゴールデンウィーク並みになるという感じです。
また、ゴールデンウィークもシルバーウィークも、
実は映画界から提唱されたものなのです。
そして一般に定着していったという流れがありますが、
シルバーウィークの定着もなかなか難しいところです。
しかし、国全体として仕事の休みは増やそうという流れですので、
企業によってはもう大型扱いにしているところもあります。
学校など、子供たちにはなかなか恩恵が回らないのは残念ですが、
貴重な大型連休なので、できるだけ多く取りたいですよね!
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