うがいでおえっとなるのでガラガラうがいの練習方法を知りたい。うがいって何回するのが正解なの?

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豆知識・素朴な疑問

風邪や感染を予防するため、

外から帰ってきたらガラガラうがいをすることが効果的といわれています。

 

でも、うがいをすると「おえっ」となったりすることはありませんか。

 

ならない人は抵抗なくガラガラうがいができますが、

なる人はガラガラうがいをするのは気持ち悪く、抵抗がありますよね。

 

  • おえっとならないようにガラガラうがいの練習方法を知りたい
  • うがいは何回するのが正しいの?
  • うがいのしすぎはよくないの?

今回はこれらの疑問について解説します。

 

今回の記事を読むと、

正しいガラガラうがいができるようになりますので、

おえっとなる人もならない人も、ぜひ最後まで目を通してくださいね。

 

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うがいでおえっとなる。ガラガラうがいの練習方法ってあるの?

 

 

うがいでおえっとなるのは、人間の本来の防御機能によるものです。

 

これは嘔吐反射(おうとはんしゃ)といわれるもので、

口の中に異物が入って、舌やのどの奥に刺激があると、

外に吐き出そうとします。

「えずき」ともいわれます。

 

歯ブラシやうがい、歯科治療などで嘔吐反射が起こります。

 

特にガラガラうがいの場合は、のどの奥に水が入るため、

嘔吐反射が起こりやすくなります。

 

嘔吐反射は、リラックスした精神状態であれば起こりにくいといわれます。

 

練習して慣れれば、リラックスした状態で

ガラガラうがいができるようになりますので、練習しましょう。

 

練習方法を解説します。

 

練習中におえっとなった場合は、いったん中断してください。

 

深呼吸してリラックスしましょう。

 

水を一口飲んで、問題がなければ再開してください。

なかなか落ち着かない場合は、時間をおいてから再開しましょう。

 

1.水を口に含んで上を向く。

 

まずは水を口に含んで上を向いてみましょう。

 

鼻呼吸でじっとしていられるようになるまで練習しましょう。

 

この状態を、鼻咽腔閉鎖(びいんくうへいさ)といいます。

 

上を向いたときに水を飲み込んだらやり直します。

 

咳が出そうになる場合は一度、吐き出してください。

 

2.口を開ける。

 

水を口に含んで上を向いて鼻呼吸を維持できたら、上をむいたまま口を開けましょう。

 

最初は少しずつ開けてください。

 

おえっとなったり、せき込んだりした場合は水をはき出しましょう。

 

3.あーと声を出す。

 

上を向いたまま口を開けたら、あーと声を出してみましょう。

 

最初は声を弱くして、小さくゴロゴロと軽い音がするぐらいでも大丈夫です。

 

おえっとなったり、せき込んだりしなければ、少しずつ声を大きくします。

 

ガラガラと音がするようになります。

 

この状態で、しばらくガラガラとして吐き出せば終わりです。

 

何度も繰り返して練習すると、自然にできるようになります。

 

うまくできない場合は、水を含まずやってみて、

感覚をつかんでから水を含んでやってみましょう。

 

無理しないように、少しずつ練習してくださいね。

 

うがいは何回するのが正解なの?うがいのしすぎはよくないの?

 

 

うがいはどのようにすればよいのでしょうか。

 

正しいうがい方法と、うがいをしすぎるとどうなるのか解説します。

 

うがいは何回すればよい?

 

うがいの回数は、ブクブクうがい1回、

ガラガラうがい2回の合計3回が良いといわれています。

 

正しいうがいの方法は以下のとおりです。

 

1.しっかり手洗いをします。

 

手洗いをして手の細菌を落とします。

 

2.ブクブクうがいをします。

 

最初に口の中の汚れを落とします。

 

  • 口に水を含んでブクブクうがいをします。
  • 右の頬を膨らませて3、4回ブクブクします。
  • 同じように左の頬を膨らませてブクブクします。
  • 鼻の下の部分(上唇と歯茎の間)を膨らませて3、4回ブクブクします。
  • さらに口全体で3、4回ブクブクして水を吐き出します。

 

3.ガラガラうがいを2回します。

 

次に、のどの奥の汚れを落とします。

 

  • 口に水を含んで上を向きます。
  • 上に向いて口を開けます。
  • のどの奥に水が当たるような感覚で、あーと発音しながら15秒ガラガラします。
  • 水を吐き出します。
  • 新しい水を含んで、もう一度ガラガラうがいをします。

 

このように3回のうがいが効果的です。

 

うがいをしすぎるとどうなるの?

 

風邪や感染防止の効果があるうがいですが、

うがいをしすぎるとよくないので注意してください。

 

うがいをするとき、以下の3つの点に注意しましょう。

 

・うがいをしすぎない。

 

のどがイガイガするときに、

うがいをしすぎないようにしてください。

 

何度も口の中やのどをうがいで洗うと、

正常な粘膜を洗い流してしまい、口の中やのどを痛めてしまいます。

 

正しくうがいした後も、のどがイガイガして気になる場合は、

加湿器を使ったり、飲みものを飲んだりしてのどを潤すようにしてください。

 

・うがいした水を飲み込まない。

 

うがいをした水は必ず吐き出してください。

 

うがいをした水には、

口やのどについていた細菌やウィルスが混ざっています。

 

胃腸炎を起こす細菌やウィルスもいるので、

絶対にうがいした水は飲み込まず、必ず吐き出してください。

 

・うがい薬は正しく希釈して使う。

 

うがい薬を使う場合は、正しく希釈して使ってください。

 

濃い場合は、口の中やのどを痛めてしまう場合があり、

薄い場合は、効果が得られない場合があります。

 

また、期限切れのうがい薬は使わないようにしましょう。

 

まとめ

 

うがいの練習方法と、

正しいうがいの方法について解説してきました。

 

最後にポイントをまとめます。

  • おえっとなる場合は、リラックスしてうがいをする。
  • 正しいうがいは、ブクブクうがい1回と、ガラガラうがいを2回する。
  • ガラガラうがいは15秒程度ガラガラする。
  • うがいのしすぎは、口の中やのどを痛めてしまう。

 

今回の記事を参考に、

正しいうがいをして、風邪や感染を防止するようにしてくださいね。

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