ミルクティーとロイヤルミルクティーって、違うと思いますか?
私はよく飲むのですが、全然違います、私的には。
でも、市販のコンビニのペットボトルでは、違いは少し微妙にわかる感じ。
でもお店で頼んだら、味も香りも全然違います。
そもそも作り方からして違うので、そりゃ味は変わりますよね。
ロイヤルミルクティーは味わい深く、濃い味で、香りも強いですよね。
今回の記事では、
ミルクティーとロイヤルミルクティの違いを紹介していきます。
ミルクティーとロイヤルミルクティーの違いって何?
おもにミルクティーとロイヤルミルクティーの違いは、
作り方にあります。
ミルクティーは、まず紅茶を先に作ります。
そして、のちに牛乳を加えるという順序です。
一方、ロイヤルミルクティーは、お湯と牛乳で茶葉を煮出して作るのです。
要するに、最初から牛乳があるのですね。
だから味が濃いのです。
ロイヤルミルクティーという名前も、また奥深い名前ですよね。
その名の通りで、ロイヤルは王家の意味があって、
もともとイギリス王朝風のミルクティーということで、
日本が付けた名前であり、
ロイヤルミルクティを・・と言っても、外国では通じませんので注意してくださいね!
英語でロイヤルミルクティーを頼みたい時は、「シチュードティー」と言います。
そう、あのシチューのことであり、
牛乳と一緒にとろ火で煮るということを指すのです。
ということから、
ミルクティーとロイヤルミルクティーでは、作り方が違うということですね。
ただ、作り方が違う分、味も香りも違います。
それゆえに、ベースとして使う紅茶もまた工夫があるのが特徴です。
ミルクティーとロイヤルミルクティーって味の違いはあるの?
実はロイヤルミルクティーはかなり繊細で、沸騰直前に止めることがコツです。
沸騰させてしまうとミルクの味が強くなって、せっかくの紅茶の香りが弱くなるのです。
それぞれミルクティーとロイヤルミルクティーでは、
お勧めの茶葉が違うので、
味は、一概に茶葉を変えると違ってきますが、
ロイヤルミルクティーのほうが濃くて深い味という感じです。
ロイヤルミルクティーのコクに合う茶葉は、
アッサムかルフナアタリがおすすめです。
とてもエキゾチックに近い味になります。
もっとさわやかめの方が良いという方は、
ディンブラやヌワラエリヤがおすすめと言われます。
紅茶の後味の渋みがあまりないものですね。
私個人的には、アールグレイのロイヤルミルクティーが大好きです。
けっこう癖が強くなるので、好き嫌いははっきりするかもしれません。
アールグレイ自体が濃いし香りが強いので、癖が強いのかもしれません。
アールグレイを飲むならロイヤルミルクティーにする!と私は思っています。
お店でも、全国チェーンのあるカフェSHOPでは、
アールグレイのロイヤルミルクティなんです。
注文してきた途端に香りで分かって嬉しかったので、いつもリピートしています。
アールグレイは冷たくしても香りや独特さが残るので、
冷たいロイヤルミルクティーでさえも美味しいと感じます。
一方ミルクティーに合う茶葉は、
アッサム、ウバ、キーマンが代表的に言われています。
アッサムは万能ですね!
多分、ミルクの味を邪魔しない程度のさわやかさで、
紅茶の香りが残るものなので使いやすいのかもしれませんね。
しかし、ダージリンは定番の茶葉ですが、ミルクティー向きではないと言われています。
確かに渋みが少しあるかもしれません。
まろやかさが消える感じもします。
フレーバーティーを使っても、ミルクティーの場合は美味しいですよ。
ただ、フレーバーティーは、
ロイヤルミルクティーにするには少し癖が強すぎて味の喧嘩する感じも出るので、
ミルクティーにしておいた方が良いでしょう。
例えば甘みが好きなら、
キャラメルやチョコレート系のフレーバーなどは、間違いなく美味しいですよね。
これからの冬の季節には癒しになるでしょう。
実は、紅茶の本場のイギリスでは、
ミルクティーにアールグレイで飲まれているんです。
イギリスでは定番なんです。
上品な味わいですが、ミルクよりアールグレイがかなり勝ちそうだから、
入れ方にコツがいるのかな?とか思ったりします。
紅茶には様々な味、香り、エキスなどがあります。
それをミルクと組み合わせる事によって、
いろんな種類のミルクティーや、ロイヤルミルクティーができあがるわけですね!
まとめ
・ロイヤルミルクティとミルクティの違いは、作り方にある
・ロイヤルミルクティは、牛乳とお湯を温めて作るのに対し、ミルクティはあとで牛乳を入れる
・ロイヤルミルクティという名前は和製英語で、イギリスの王室をイメージしてつけられた名前。実際に英語圏でロイヤルミルクティと言っても通じないので注意。
・ロイヤルミルクティは英語圏ではシチューというベースで牛乳をまったり煮る感じのイメージがある。
・牛乳といろんな茶葉を組み合わせて自分好みのミルクティ、ロイヤルミルクティを発掘してみると楽しい。