八十八夜には、どんな食べ物を食べると良いのでしょうか?
日本の行事の一つである八十八夜ですが、
やっぱり行事というからには、その時に相応しい食べ物がありそうですね。
でも実際のところ、八十八夜って何を食べるべきなんでしょう?
そこで今回は、八十八夜に食べるものや、
八十八夜に新茶を飲むと良いとされているのはなぜかを、詳しく解説してきます!
八十八夜に食べるものといえば…
八十八夜には、食べるものというより、
新茶を飲むのが良いとされているんですよ!
でも地域によっては、
鮎(あゆ)の形をした和菓子を食べるとのこと。
鮎の形をした和菓子は『若鮎(わかあゆ)』とも呼ばれ、
鮎の顔を焼きつけたカステラ生地であんこを包んだものです。
なぜこの鮎の和菓子を八十八夜に食べるかというと、
鮎はちょうど八十八夜の時期になると、
川の上流を目指して泳ぐため、縁起が良いとされているから。
といっても、鮎の和菓子を食べる理由は諸説あるんですけれどね。
もちろん鮎の和菓子でなくても、他の和菓子を食べても問題ありませんよ!
八十八夜には、摘みたての美味しい新茶を飲むのが本来の習わしなので、
上生菓子とかでも良いし、どら焼きや最中(もなか)、団子などでもOKです。
近くの和菓子屋さんに鮎の和菓子がないときは、
好きな和菓子を選んで食べると良いでしょう。
八十八夜の食べるものに関しては、
そこまで厳密なしきたりはありませんので、どうかご安心ください。
私も、八十八夜に鮎の和菓子を食べる地域があるだなんて、初めて知りました!
ちなみに、鮎の和菓子は食べた経験があるのですが、
かなり美味しくてお茶にもピッタリ合うものでしたよ。
美味しい新茶には、甘い和菓子がやっぱりとても適しているので、
あまりこだわり過ぎずに、新茶と美味しく頂けるものを食べましょう。
そうすれば、八十八夜もとても有意義に過ごせるようになりますよ!
ただ、八十八夜ってなぜ、新茶を飲むのかがよく分からないですね…。
続いては、八十八夜で新茶を飲む理由について解説していきます。
日本人ならぜひ知っておくと、日本茶のありがたみを実感できますよ!
八十八夜に新茶を飲むのはなぜか、知ってますか?
八十八夜に新茶を飲むと、長生きする、
もしくは病気にならないという言い伝えがあるんです。
立春から数えて88日目が八十八夜であり、
この八十八という漢数字も、
発展するという意味の末広がりを表しているんですよ。
しかも、新茶である摘みたての日本茶は、
香りも良いし、うま味も詰まっています。
もちろん、日本茶に含まれるポリフェノールや、
カテキンなどの栄養素も含まれていますよ!
ということで、
なぜ新茶を八十八夜に飲むのかは、
健康に良いだけでなく、とても縁起が良いから!
確かに無病息災の祈願が出来たり、縁起が良いとなると、
八十八夜には新茶が飲みたくなってきますね。
私も今後は、八十八夜になったら、新茶を飲むようにします。
新茶は本当に美味しいので、
先ほども説明したように、美味しい和菓子と一緒に飲むと良いですよ!
日本茶は健康効果も多いので、積極的に飲んでいくのがおすすめ!
ちなみに私は、
急須できちんと日本茶を淹れて飲むようにしたら、花粉症が治りました!
もちろん、日本茶で花粉症が改善されるかは、
体質によって異なりますが、
日本茶に含まれるカテキンは、花粉症改善に有効とされているので、試してみると良いでしょう。
昔の人もきっと、日本茶の新茶に美味しさと健康的さを感じて、
八十八夜に飲むようにしていたんでしょうね。
先人の知恵というのは、しっかり意味が込められていたのです!
ぜひあなたも、八十八夜には新茶を飲んで、健康キープをしていきましょう!
まとめ
八十八夜には、
地域によっては鮎の形をした和菓子を食べることがありますが、
特に決まりはないので、好きな和菓子を食べてOK!
ただし、八十八夜には新茶を飲むと、
病気をしなかったり、長寿のご利益がある、とされています。
新茶は美味しいし、栄養もたくさん含まれているので、
ぜひ八十八夜には新茶を飲んで健康的になりましょうね!
コメント