気が小さい性格を直したいと思う人は多くいると思います。
そして、ほとんどの人が
自分って気が小さいと思っている人が多いんですよね。
総じてそういう人は、
積極的になりたい、前に出られる性格になりたいと、
変わりたい願望に苛まれます。
でも、本当に気が小さいのは、マイナスなことなのでしょうか?
実際、私も気が小さいというか臆病で、
嫌な想像をしてしまうタイプで、
とことん考えすぎて気苦労するタイプなんですね。
でも、その性格が管理職に向いているんだよと、
当時の職場の会長に言われて驚いたことを思い出しました。
自分の個性をプラスに捉えて活かすというのは、自分次第だと思いましたね。
今回の記事では、気が小さいところを直したい、
変わりたいけどどうしたらよいか、
気の小さい人はリーダーになれないのかという点についてお話していきます。
気が小さいところを直したい・変わりたいけど、どうすればいいの?
自分の性格が気が小さい、臆病、と思っていたら、
治したい、変わりたいと思いますよね。
実は、最終的に言えるのは、
変わらなくて良いということなのですが、
変わることもできるので、まずは変われる方法を紹介します。
気の小ささを変えるポイントになってくるのは、
- 挑戦して達成感を味わうことから挑戦ループを作る
- 何かの会の幹事に立候補してみる
- 人前で話す機会を多く作る
この訓練です。
私はすべて実行してきましたので、今となっては「慣れ」だと思います。
もともと人前でなんか話せないし、
練習したときも失敗して泣いた日もありましたし、恥をかいたこともありました。
でも回数を重ねていくうちに、人の前で話すことが快感へと変わり、
最終的には、3000人の前で話せるほどになっていました(笑)
ですので、挑戦なんです!
すべては挑戦。
挑戦して、慣れて、成功して、
自信をつけての繰り返しをしていくと、
いつの間にか自分が変わっています。
何もしないから、そのままなんですよね。
変わりたいと思うなら、いつもと違うことを一つ初めてみること、
それがスタートなんです。
できないかできるかではなくて、やるかやらないかの違いなんです。
スキルでできないことはあっても、
性格的なものでできないということは、絶対ありません。
できないというのは、決めつけでしかないのです。
でも、これを言っても信じられないでしょ?
だって、やった人にしかわからない世界ですから。
私の昔の友人は変わりように驚きますが、
最近できた友人は、私はできて当たり前の人だと思われています。
もはや印象が違うんですよね!
気が小さい人はリーダーになれない?
さて、私が一番言いたかったのは、ここの部分で、
気の小さい人はリーダーになれないか?
答えは、否です。
絶対なれますよ。
気の小ささ、臆病をプラスに言い換えてみてください。
- 周りに気遣いができる
- 人の気持ちがよくわかる
- 慎重
- 危機管理ができる
- 想像力が高い
- 細心の注意を払う
- 気の小ささから確認を怠らない
- 謙虚な姿勢
こういうことは、リーダーに必要な素質です。
私の言いたいことは、
リーダーという言葉だけを聞くと、
積極的で引っ張っていって、明るくて…
というイメージを連想するでしょうが、
そういうリーダーができるリーダーとは限りません。
リーダーとは、結果を出す人のことです。
部下の気持ちがわかって、危機管理ができて、
確認を何度もして、謙虚な姿勢であるリーダーは優秀ですし、結果を出せますよ。
リーダーというイメージは、勝手に作り上げられたものです。
私の臆病さで、私のいたとある会社の支店は常にミスがゼロでした。
売り上げナンバーワンではないけど、
ミスが一つも起きない効率的な支店であることを褒められましたし、
部下に好かれる上司ナンバーワンの表彰までいただきました。
だから、気が小さいからリーダーができないのではなく、
気が小さいことをマイナスに捉えるからできないんですね。
気が小さいからこそリーダーができるんです。
- 人の顔色を伺いがち
→人の様子を見て人の気持ちを理解する力がある
- 気が小さいから挑戦できない
→ミスしない、綿密に確認などをするから正確な仕事ができる
- 気が小さいから慎重
→慎重で仕事が丁寧だから信頼を得る
- 気が小さいからマイナス思考になりがち
→危機管理ができる
- 周りに気を使いすぎる
→人に配慮できる
この「→の人」をイメージすることができれば、
あなたは立派なリーダーです。
まとめ
気の小さい性格を直すのは、挑戦しかありません。
挑戦から、失敗、挑戦から成功を繰り返して、
達成感や成功事例を小さいことでもたくさん貯める事。
それが自信に繋がります。
一歩ずつです。
しかし、気の小さい人がリーダーに向かないことは決してありません。
気の小さい人だからこそ、リーダーに向いているのです。
捉え方ひとつで長所にも短所にもなるので、
強みを活かせるように、捉え方を変えてみてください。
プラスに捉える事で、立派なリーダーです。
信頼をされる、しっかりとした頼りがいのあるリーダーになれます。