消費税増税の理由やメリット・デメリットをわかりやすくまとめてみた。デメリットしかない?

豆知識・素朴な疑問

消費税増税と言われると、

咄嗟に思うのは「嫌だ」「最悪」というイメージを抱きます。

 

税ばかり取られて、

本当に苦しいというイメージだし、

家計に大ダメージだ…ということしか頭に浮かびませんよね。

 

実際に、嬉しいことではないのは確かなのですが、

増税ということ自体に、本当はメリットもあるんです。

 

そして、メリットの他にも増税する理由というものも存在します。

 

その背景や内容を知ったうえでも、

やっぱり増税は直接的に打撃がくるので痛いし、

嫌なのは変わりないですよね、正直。

 

ただ、少しは理解が深まることで、

納得度合いは違ってきたし、

見え方が変わったという感覚はあります。

 

今回の記事では、消費税増税の理由、

メリット、デメリットなどを紹介します。

 

消費税増税の理由をわかりやすく説明します

 

 

私は、消費税が3%くらいの時から認識があります。

 

100円で3円の103円の時代から、

今は100円に10円も付いているのだと思うと、

ちょっと抵抗があります。

 

特に、金額が大きいものを支払う時は、

定価からなんでこんなに高くなるのか憤りを感じます(笑)

 

これからも、恐らく消費税増税はあるのでしょうね。

 

たまたま今回の予定は、

コロナという未曽有の事態で延期されましたが、

もしコロナが無ければ今増税していたのだろうし、

コロナ後しばらくすれば増税の時は必ずやってくるでしょう。

 

まずは、増税する理由をお話します。

 

消費税増税の理由を、分かりやすく説明していきます。

 

その時々により、

はっきりとした目的や理由は違いますが、

ここ近年はだいたい理由も絞られています。

 

今現在、日本は高齢化のスピードが上がっていますよね?

 

高齢化になると、社会保障の費用は比例して

どんどん上がっていくのです。

 

この社会保障の制度を保っていくためには、

安定的な財源が必要となってくるので、増税が必須なのです。

 

併せて、高齢化に伴って少子化も進んでいます。

 

少子化の理由や背景は様々ありますが、

子供を育てるということに大きなお金がかかるのは事実です。

 

それで消極的になってきているのもありますので、

子供に対する社会保障UPも国策として必要だから、

増税につながるということです。

 

昨今は、この辺が一番占めている理由だと思います。

 

そして、増税することでのメリットを紹介してみますね!

 

①国の財源が安定する

増税することで、国の税収が増え、

財源がより安定することが期待されるということですね。

 

②労働意欲を阻害しない

消費税は、お金を持っている人でも、

お金を持っていない人でも、一律で同じ税率です。

 

所得税のように収入が増えるほど税率が高くなる、

というものではないため、

働く意欲を減退させる恐れがありません。

 

③社会保障が充実する

健康保険や年金保険と違って、

消費税は年齢に関係なく全ての世代が負担するため、

増税によって税収が増えることで、

現役世代への負担が軽くなるという仕組みになっています。

 

④公共事業や復興に財源を確保しやすい

消費税は、

公共事業や震災復興などに使われることがあります。

 

消費税により、毎年安定した税収を得ていると、

財源を確保しやすいため、公共事業や復興事業などに回せるのです。

 

 

このような使い道があるのですが、

消費者としては、社会保障や公共事業などの点が

直接的に関わってくることですね。

 

消費税造成にはデメリットしかない?

 

 

消費税のデメリットを見てみましょう。

 

①国民の負担が増加

これが一番のデメリットですよね!

 

消費税が増税されると、一人当たりの負担金額も増加します。

 

②景気が悪化する

前述したように、

増税されると消費者の負担額が増えてしまうため、

購買意欲が下がる。

 

そこから、店としても売り上げが下がるという

悪循環により、景気が悪化する恐れがあります。

 

③消費活動が低下

増税となり始めた時、

または①②の繰り返しにより、

消費活動が低下していきますので、

結果的に景気の悪化にもなりますよね。

 

 

このような観点から、

消費者が国への不信感を募らせて、

国と消費者の気持ちの乖離が、

どんどん増幅していくということもあり得ます。

 

消費税にはメリットはあるのもわかりますが、

消費者としては、

目の前で支払う金額が高くなっていくのが

ダイレクトに感じられるので、

やはり負のイメージがどうしても強いし、

家計を圧迫していくのも事実です。

 

まとめ

 

増税が社会保障の充実などに役立ってくるのは、

私たち消費者に直接的に関わりますが、

国の財源が安定することで、

きっと私たちにも還元されるのでしょうが、

直接それが感じられたことがないんですよね。

 

だから、消費税増税は

目の前の支払いなどが増加する負担、

家計への圧迫がダイレクトにかかるので、

メリットを話されても、

デメリットの大きさしか感じられないのだと思います。

 

もっと目に見えるわかりやすい指標があればよいのですが、

不透明なのでわかりづらいですよね。

 

かといって、国が何に使っているかを

毎日チェックするわけにもいきません。

 

でも、消費税増税が嫌だというだけでなく、

もう少し国の財源への関心を持つことも必要なのかもしれませんね。

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