もともと日本食には、
漬物や味噌汁などの、塩分を多く含む食品が多いんですよね。
だから日本人は、
比較的塩分を取りすぎる傾向があるんです。
ただ、その塩分の取りすぎが、
結果的に積もり積もって
大きな病気の引き金になってしまうこともあります。
今は、店頭の商品でも
「減塩」などと書かれているものがありますが、
意識してそういうものをとっていても、
結局、外食で気づかないうちに摂取したり、
塩分の排出を怠ることで、必要以上の吸収をしてしまっているかもしれません。
今回の記事では、
主に余計な塩分を取ってしまった後の、
排出に対してフューチャーします。
塩分を取りすぎた時、
コーヒーを飲むことはどうなのか?
やっぱり水が良いのか?などについて説明していきますね。
- 塩分取りすぎた時、コーヒーを飲むのはどうなの?
- 塩分取りすぎた時、やっぱり水を飲むのがいいの?
- 塩分取りすぎた時、やっぱり麦茶が一番?
- 塩分取りすぎた時、緑茶だとどうなの?
- 塩分取りすぎた時、烏龍茶はおすすめ?
- 塩分取りすぎた時、ルイボスティーはアリ?
- 塩分取りすぎた時、牛乳を飲むのは?
- 塩分取りすぎた時、ヨーグルトは?
- 塩分取りすぎた時、トマトジュースを飲むのは?
- 塩分取りすぎた時、青汁を飲むのは効果的?
- 塩分取りすぎた時、野菜ジュースはアリ?
- 塩分取りすぎた時、酢を飲んだらどうなる?
- 塩分取りすぎた時、紅茶を飲むのはどうなの?
- 塩分取りすぎた時、ココアを飲むのは?
- 塩分取りすぎた時、ビールはヤバい?
- 塩分取りすぎた時、白湯は意味がある?
- まとめ
塩分取りすぎた時、コーヒーを飲むのはどうなの?
塩分を取りすぎた時にコーヒーを飲むのは、
体内の塩分排出に対してよいことは確かです。
コーヒーにはカフェインが豊富に含まれていますよね?
カフェインには利尿作用があり、
体に溜まった、余分な水分や老廃物を
尿として排出してくれる役割があります。
そのため、塩分の取りすぎによる
むくみの解消にも役立つのです。
また、その際に過剰に摂取された塩分も
尿から排出されるため、
塩分を摂り過ぎてしまった時にコーヒーはお勧めです。
しかし、飲みすぎには気を付けてください。
併せて、利尿作用が良いということは、
意外と水分が足りなくなることとも言えますので、
水などの水分も同時にとっておくことをお勧めします。
塩分取りすぎた時、やっぱり水を飲むのがいいの?
塩分を取りすぎた時は、
結局、水を飲むのが良いのでしょうか?
水を飲むのは、
利尿作用で水分を出す分には良いのですが、
コーヒーのようにカリウムが含まれていないと、
効率的に排出されないと言うことが考えられます。
余分な体内の塩分を排出するには、
カリウムの摂取が適しているのです。
カリウムは、体内の塩分を体の外に排出して、
体内の塩分量を一定に保つ働きがある栄養素なので、
塩分を摂り過ぎた時には、
カリウムを多く含む食品を摂取すると良いとされています。
体内で増加した塩分量を減らし、
血圧を下げる効果があるのが、カリウムなのです。
それがコーヒーやトマトジュース、
野菜などに多く含まれているのです。
そして利尿作用が高いので、
こういうカリウムの多い飲み物と同時に飲むものとして
おすすめなのが水なのです。
体内の塩分量が増えた時に、
水分量を増やして
体内の塩分濃度を戻そうとする働きのためで、
むくみの原因になるとも言われています。
むくみを取るために代謝をアップして、
余分な塩分や老廃物を尿として排出するために、
余計な成分の入っていないお水を積極的に飲むことには
問題はまったくありません!
水は余分な成分がないため、
飲んではダメな時は、そうそうないですよね。
それに、水分の補給という意味では、
水がベストだと言われてます。
通常から、水は多く飲むようにして
塩分をいつも以上に過剰に取ってしまった時に、
コーヒーやトマトジュースなどを加えながら
水を飲むという対策をとっていきましょう。
塩分取りすぎた時、やっぱり麦茶が一番?
塩分を取りすぎた時には、
体内に取り込まれないように、排出することが大事です。
排出しようと思えば、
出すのは汗か尿ということになるでしょう。
ということは、
とにかく摂取に必要なのは、飲み物ということになります。
しかし効果的、効率的に塩分を排出させるためには
飲み物を選ぶ必要性もありますし、選ぶ上で気を付ける事も必要です。
水分を取る上で、
カリウムが含まれているものは、
塩分の排出にとても良いとされています。
ただ、あまりにも含まれている量が多いのも問題です。
その点、麦茶は
適量でカリウムが含まれるので、
ちょうどよいとされていますが、
理想を言うなら、水と麦茶をセットで飲むとさらに良いですね。
ちなみに、お茶の中でも
例えば玉露というのは
かなり多いカリウムが含まれているので、
塩分を取りすぎた時などの水分補給にはあまり適していません。
飲み物をいくつか例にとって、カリウムの量を見てみましょう。
飲み物 100mlあたりのカリウム含有量(mg)
玉露 | 340 |
ほうじ茶 | 24 |
玄米茶 | 7 |
ルイボスティー | 7 |
牛乳 | 150 |
乳酸飲料 | 48 |
トマトミックスジュース | 200 |
トマトジュース | 230 |
オレンジジュース | 190 |
オレンジストレートジュース | 180 |
コーヒー | 65 |
紅茶 | 8 |
スポーツドリンク | 26 |
このように、
玉露はかなり多いカリウムの量になっています。
そして、塩分の取りすぎでむくみも発生します。
むくみにとても効果的だといわれている
お茶があります。
たまに見る事もあるのではないでしょうか?
トウモロコシの“ひげ”をお茶にしたものですね。
身体に蓄積された毒素を、
尿や便で体外に出す力が強いお茶とされています。
便秘改善にも良いということです。
肝臓のデトックス作用を強めるお茶なので、
毒素をスッキリさせたい、
塩分を排出したいというのにも向いているお茶ですね!
植物性ポリフェノールが含まれているので、
美容関連にも良いということで、女性にも嬉しい情報です。
塩分取りすぎた時、緑茶だとどうなの?
実は近年、日本のみならず海外でも注目されているのが緑茶。
味だけでなく、健康への効果として
優れているということで、注目されているのです。
がん、脳梗塞、糖尿病をはじめとする
重篤な病気の予防から、
食中毒、花粉症、口臭、インフルエンザの対策、
ダイエットや美肌効果など、
こんなにたくさんの効果があると言われているのはすごいですよね!
さらにさらに、緑茶を1日2杯以上飲む人は、
週3杯以下の人に比べて、認知障害になりにくい
と、効果まで発表されています。
そして緑茶には、カフェインも含まれていますので、
解毒、老廃物の排出作用もあります。
ただ、カフェインなので、利尿作用が強く、
逆に水分不足にならないようにも気を付けなければいけませんね。
緑茶は塩分とりすぎの対策というより、
脳梗塞、糖尿病などの予防のほうが効果的なようです。
一日5杯以上で
脳梗塞のリスクも減るという結果もあるので、
多く飲みすぎないようにしながらも、適量を取っていくと良さそうですよね。
緑茶の効力ってすごいんですね!
塩分取りすぎた時、烏龍茶はおすすめ?
中華料理を食べる際などに、飲まれることの多い烏龍茶。
すっきりとした飲み口で、
普段から好きで飲む人も結構多いですよね。
ただイメージ的に、
脂っぽいものを食べた時に
烏龍茶がサッパリさせてくれる、という感じがありますよね。
また、塩分を取りすぎた時には、体がむくんでしまいますよね。
このむくみの原因が、
体内で水分が溜め込まれている状態を表しているのです。
そして、烏龍茶にはカフェインが含まれていて、
このカフェインは利尿作用が高く、
尿量を増加させて、体内の水分を出してくれるという作用があります。
コーヒーと似たような作用ですね。
そのため、塩分をとりすぎた際のむくみ解消にピッタリなのです。
ただコーヒーと同様、
飲みすぎると利尿作用が大きいため、
反対に水分不足になったりするんです。
だから飲みすぎには注意しておきましょう。
同時に、烏龍茶はかなりサッパリしていますよね。
渋みさえも感じるくらいです。
むくみ防止もそうですが、
口のなかをサッパリさせる意味でも
塩分を多くとりすぎた時には、おすすめの飲み物だと言えますね!
私も油分を多く摂取しそうなメニューの時は、
烏龍茶をチョイスしますね。
ただ、飲みすぎると強く当たるのか、
私は消化器官にキてしまうので、適量で済ませています。
塩分取りすぎた時、ルイボスティーはアリ?
塩分を取りすぎた時に、
ルイボスティーは効果があるのでしょうか?
ルイボスティーは、
健康や心身に良いという効果が、けっこうあるんですよ。
さまざまな良い効果をもたらすと言われているので、
塩分をとりすぎた時にも効果的であると言えます。
ルイボスティーの主な効果は、
血流を促進する、アレルギー症状の緩和、
リラックス効果、むくみ対策、
血圧を低下させる作用、便秘解消、老化対策、
悪玉コレステロールを減らすなど、
たくさんの良い効能があるんです。
すごいですよね!
塩分はむくみの元なので、
ルイボスティーはむくみの対策に効果的なんですよ。
また、ルイボスティーにはカリウムが含まれているんですね!
前述していますが、
カリウムは、身体の中の塩分を体外に出してくれる働きがあります。
バナナやキウイ、ナッツ類にも
多く含まれていることが有名で、
今では、いろんな料理にプラスしたりすることを推奨されたりしていますよね。
しかし、バナナ、ナッツなどには、
ネックとして、糖分や油分も多いということがあります。
でも、ルイボスティーならノンカロリーで、
カリウム、マグネシウムまでとれるので、
ダイエット中にもかなり良いものですし、健康的にも良いですよ。
その他にも、血流を促進してくれたり、
リラックス効果、便秘の解消もあるので、
女性が好んで飲む傾向が高いようです。
私も一時期飲んでいたのですが、
香りも良く、意外と飲みやすくて後味もスッキリしているので、
便秘になったり疲れたときにチョイスしています。
塩分取りすぎた時、牛乳を飲むのは?
塩分を取りすぎた際に、牛乳を飲むのは効果的なのでしょうか?
外食が多い人ほど、減塩は難しいと思ってしまいますよね。
だから、減塩するという考えだと、
どうしても難しいので、
なんとかして体内にたまった塩を出そう
という考え方のほうが良いと言われています。
それでは、塩を体内から出すのには何が得策なのでしょうか?
塩を出す食材としてよく知られているのが、
カリウムを多く含む野菜や果物などが推奨されています。
カリウムには、ナトリウムを体外へ排泄し、
摂りすぎた塩分を調節してくれるのです。
その中で、カリウムの豊富な飲み物で
代表的なものが牛乳なんですよね!
だから牛乳は、体内から塩を出すのに有効なのです。
しかも少量でも対策になるんです。
コップ1杯の牛乳で、
1食分の野菜や果物に相当する
200mg以上のカリウムが摂れます。
だから、油っぽいもの、塩分の高いものを食べた後に
食後の牛乳はピッタリなんです。
塩分を出すことに関しても効果的ですが、
さらに、血圧を下げる効果もあるんですよ。
カリウム不足は、
脳卒中のリスクを高める事もあり得るので、
カルシウムとカリウムを多く含む牛乳は、
高血圧の予防にも推奨されているんです。
ただし、牛乳は飲み過ぎると
脂肪分の摂り過ぎになり、肥満につながるので、
血圧を下げるには、低脂肪や無脂肪のものが良いと言われています。
さらに牛乳は、
飲みすぎるとおなかが緩くなる人もいますので、
そこは適量にしておきましょう。
ちなみに塩分を取りすぎた時に、
胃もたれや胃の痛みを感じたら、
あたたかい牛乳を飲むだけで緩和されたりもしますよ!
塩分取りすぎた時、ヨーグルトは?
塩分を取りすぎた時に、
ヨーグルトを食べるのは効果的なのでしょうか?
結論を先にいうと、効果的です。
塩分に摂りすぎは、体内の余分なナトリウムを排出する
カリウムが不足して起こります。
特にハム、ウィンナーなどの加工食品から、
知らず知らずのうちに
多量の塩分を摂取していることが多かったりするんですよ?
特に、朝食で多いかもしれませんね。
だから、心配な点として、
お子様でも塩分過剰摂取はあり得るわけです。
真夏など、気温が高い時の
熱中症予防には良いかもしれませんが。
外食した時に居酒屋に行こうものなら、
扱っているものは塩っぽいものだらけなので、
よく飲みに出かける方も、
過剰な塩分摂取をしている可能性が高いでしょう。
塩分に慣れすぎていることで、
味覚が鈍くなっている人が少なくない現代にうってつけなのが、
ヨーグルトです。
もちろん、朝食にヨーグルトを加えるだけでもOKです。
ただ、ヨーグルトに飽きてしまうこともあるので、
料理に加えてみてはいかがでしょうか?
料理に加える事で、料理自体のコクも増すんですよ。
塩分も抑えられるし、一石二鳥です。
ヨーグルトをドレッシング代わりに使ったりもできますので、
工夫次第で使いやすいものです!
飲み会で塩分をとりすぎた次の日の朝はヨーグルト!
など、コントロールしていくと良いですね。
ヨーグルトは水分もとれるし、
善玉菌である乳酸菌や、ビフィズス菌も含まれているので、
体にも良いですし、腸活にもオススメですね!
塩分取りすぎた時、トマトジュースを飲むのは?
塩分の多い料理を食べてしまった時、
いかに早く、その塩分を体外に排出するかということになってきます。
それは、カリウムを摂取することが
一番手っ取り早いし、有名な話で、
カリウムは、体内の塩分と水分をくっつけてくれます。
カリウムを摂ることで、
体内の塩分を、尿として体外に排出できるんですよね!
カリウムはとても優秀で、他にも重要な役割を果たしています。
水分を引きつけて細胞の浸透圧を維持、
ナトリウムによる血圧上昇を抑制する作用、
腎臓における老廃物の排泄を促す作用などもあるのです。
そして、カリウムと水分を一緒に摂るなら、
トマトジュースがとても優秀かつ、効果的なのです。
ちなみにトマトジュース(カップ1杯:200cc)のカリウム量は、
507mg と、非常に多く含まれています。
これだけのカリウムと同時に、水分も取れているので安心です。
でも、水分をたくさん摂り過ぎると、
血液量が増え過ぎ、血圧が上がりますので、
飲み過ぎないようにすることが大事です。
トマトジュースを飲みすぎてしまうことは、
少ないとは思いますが、サッパリしますし、おすすめです。
塩分取りすぎた時、青汁を飲むのは効果的?
塩分を取りすぎた時に、青汁を飲むのは効果的なのでしょうか?
そもそも青汁とは、
原料の緑黄色野菜を乾燥させて、
粉末状にして水などに溶かすものが一般的ですが、
錠剤タイプやフリーズドライタイプ、
急速冷凍したタイプなどもたくさんあります。
さらに青汁は、栄養価の高い緑黄色野菜を絞っています。
緑黄色野菜、つまり野菜なので、
カリウムが多く含まれているので、塩分排出に青汁は役立ちます。
飲みやすさを重視して、
最近は甘味料やフルーツ含有量の多い青汁も出ていますが、
緑黄色野菜を多く含むものでないと
塩分排出に効果的な作用は出にくいので、気を付けてください。
ちなみに、厚生労働省が推奨する塩分の1日の摂取量は、
男性 8.0g 未満、女性 7.0g 未満なのですが、
実際は、男性 10.8g 、女性 9.1g と、
男女ともに推奨量を上回っている現代なのです。
男女ともに、
1食で一日の半分以上の量の塩分を
摂取していると言われているんですよ。
世界基準の摂取目標量5g以下と比べると、
1食で半分以上の塩分量をとっているので、
日本人は本当に注意しておかなければいけないんですよ。
塩分をとりすぎた時の
リスクとして知っているものを聞いたところ、
- 高血圧 91.5%
- 脳卒中 63.2%
- むくみ 47.2%
という結果が出ています。
そして塩分を出すには、
- カリウムをとる 43.9%
- 汗をかく(運動、入浴) 31.2%
というように、
カリウムが良いということは周知されているのです。
しかし青汁に関しては、
飲んですぐに効果が出るものではありません。
毎日飲み続けることで、少しずつ効果が出てきて、
塩分を日ごろから排出できるようになるのです。
青汁は、ミネラル・食物繊維を豊富に含んでいるので、
便秘解消、むくみ解消を始め、
カリウムが体内の水分バランスを調整してくれたり、
免疫力向上や高血圧予防もしてくれます。
カリウムが摂りすぎた塩分を体外へ排出してくれるので、
動脈硬化予防、
血液中の悪玉コレステロールを下げる効果が期待できる、
という素晴らしい飲み物になっています。
塩分取りすぎた時、野菜ジュースはアリ?
塩分を取りすぎた時に、
野菜ジュースを飲むのはアリなのでしょうか?
野菜ジュースはボリュームがあるので、
スッキリさっぱりというタイプではないだけに、
イメージ的に、
塩分を取りすぎた時には、あまり飲みたいとは思えなくないですか?
でも実は、塩分を取りすぎた時に出る
良くない症状などに、野菜ジュースはとても効果的なのです!
塩分を取りすぎると、体にむくみが出る他、
脳卒中や高血圧、動脈硬化、心肥大、心不全、
虚血症心疾患、腎障害など、
命に関わる病気にもつながりかねませんので、
塩分のとりすぎには注意が必要と言われていますね。
その中で、大きな病気は積もり積もったものですが、
むくみなどは即効性があって、すぐに出ますよね。
それに、塩分が水分を抱き込む性質から、
体内の水分量(体液量)が増えることにもなります。
でも暑い時期は、
水分を摂らないわけにはいきませんので、
水分摂取分と、
塩分過剰による体液量増加がプラスされることで、
さらにむくみやすくなってしまうんです。
塩分を取りすぎた時に実行したいことは、
- 水分をしっかり摂取する
- 利尿作用がある飲み物を飲む(コーヒー等)
- カリウムが豊富な食材を摂る
- 半身浴で汗を出す
- カルシウムを含む食品を摂取する
以上のようなことがあります。
このカリウムが注目で、
ここではカリウムの多い食材とありますが、
野菜に多く含まれているので、野菜ジュースは適任というわけなのです。
カリウムと水分を一緒に摂るなら、
トマトジュース、野菜ジュースがオススメです。
ちなみにトマトジュース(カップ1杯:200cc)の
カリウム量は、507mg とかなり多く含まれていますよ!
野菜をたくさん食べると、排尿が近くなることがありますが、
それはカリウムの作用なんです。
カリウムには、尿を出やすくする作用があり、
尿が出る時に、カリウムと同じ量の塩分(ナトリウム) を一緒に排出してくれます。
老廃物を出してくれるので、とても良いですね!
ただ、利尿作用の高いものを摂取するなら、
水やお茶などの水分も、
しっかり一緒に取っておくことをお勧めします。
塩分取りすぎた時、酢を飲んだらどうなる?
塩分を体内に取り入れすぎた時に、酢を飲むとどうなのでしょうか?
食事によく使われる調味料の1つであるお酢ですが、
近年は、「飲む酢」もかなり流行していますよね。
特に、女性にダイエット目的で使われていることが多いです。
調味料としての酢は、
醤油や塩、味噌は塩分を含んでいますが、
酢は塩分を含んでいないんですよね。
酢の酸味や風味を生かすことで、減塩にもなり、
さらに、高血圧の改善に役立つと言われています。
酢の特徴として、
効果があるとよく言われるのが、高血圧改善ですよね!
塩分の取りすぎは高血圧の原因にもなるので、
やはり酢は良いものなのでしょう。
酢をそのまま飲むのは辛いですが、
今は飲みやすい酢もたくさん出ていますので、
その成分に、塩や砂糖など、
あまり余計なものが入っていないものを選ぶことをお勧めします。
塩分取りすぎた時、紅茶を飲むのはどうなの?
塩分を取りすぎた後というのは、
スッキリしたいものを飲みたい気持ちになるので、
紅茶でも、アイスティーならいいのかな?と思います。
ただ、スッキリという作用だけでなく、
塩分を体外に排出する役割として、紅茶は優れた効果を発揮します。
コーヒーやお茶、紅茶には利尿作用があるため、
排尿を促して、塩分を排出しやすくしてくれます。
コーヒーやお茶を飲む際は、
体内の水分が不足してしまわないよう、
お水も一緒に摂ったほうが良いとされていますね!
コーヒーや紅茶というのは、
飲んでいたら水分を取っている気分になるのですが、
実は水などを飲んだ時よりも
利尿がかなり量も多く、頻度も高くなるので、
意外と脱水になりやすかったりするんですよ。
コーヒーなど、カフェインを含む飲み物には、
利尿作用があります。
体内に溜まっている
余分な水分・老廃物が尿となって出るため、
また、ナトリウムを排泄しやすくしてくれるため、
塩分も排出してくれるというわけです。
紅茶にはカフェインが入っていることもあり、
飲みすぎるとお腹を壊す可能性もあるので、適量にしておきましょう。
塩分取りすぎた時、ココアを飲むのは?
塩分を取りすぎた時、
ココアを飲むと良いというイメージはつきますか?
個人的には。なんとなくイメージが付きづらいのですが・・。
カフェインは、
コーヒーをはじめ、紅茶や緑茶、
そしてココアの原料である
カカオ豆などに含まれる成分なので、
ココアにもカフェインが入っています。
ということは、
老廃物を排出しようという働きはしてくれるということですね。
ここで、ココアの成分をチェックしてみましょう。
【ピュアココア (可食部100gあたり)】
- エネルギー…386㎉
- たんぱく質…18.5g
- 脂質…21.6g
- 炭水化物…42.4g
- カリウム…2800㎎
- カルシウム…140㎎
- マグネシウム…440㎎
- リン…660㎎
- 鉄…14.0㎎
- 銅…3.80㎎
- ビタミンB1…0.16㎎
- ビタミンB2…0.22㎎
- ビタミンB6…0.08㎎
- 葉酸…31㎍
- 食物繊維総量…23.9g
ココアは改めて栄養分が多いと言えますね!
そしてこの栄養分の中に、
カリウムが含まれていますよね。
このカリウムが、
体内の塩分を排出してくれる役割を持っているのです。
それに、ココアのカリウム量はけっこう多い方です。
ということから、
カフェインやカリウムの面から見ても、
塩分を取りすぎたあとにココアを飲めば、
塩分を排出してくれるので良いということですね。
ただ、喉も乾くし、
カフェインの利尿作用もあるので、
水などの水分と一緒に飲んだほうがよさそうですね!
ちなみにココアと言えば、ポリフェノールですよね。
ポリフェノールは、体内に摂取してから
約30分後には体内で抗酸化作用を発揮して、
4時間ほどで消えてしまうものなんです。
一度にたくさんとっても体外に排出されてしまい、
体内にためておくことができない、というのがもったいないですね。
どうせなら塩分を消してほしいですね(笑)
ココアはまったりしますが、
スッキリというわけにはいかないので、
スッキリしたい時は、
やはり水などと一緒に飲む方が効果的だと思います。
塩分取りすぎた時、ビールはヤバい?
塩分を取りすぎた時に、ビールはヤバいのでしょうか?
というか、ビールを飲むときって、
大概、塩気のあるものをおつまみにしますよね。
だから、同時に摂取していることが多いのです。
そもそも、
お酒には代謝を高めるという力がありますが、
デメリットとしては、中性脂肪を増やす作用もあります。
さらにお酒は、食欲を増進させるので、
つい食べ過ぎてしまいがちですし、
しかも、しょっぱいものを食べたくなるんですよね。
鶏のから揚げ、フライドポテト、串カツなど、
お酒のつまみは、
高エネルギーで塩分や脂質の多いものがお供になりがち。
お酒の中でも、特にビールがそういうものとの相性が良いですよね!
しかし、ビールと言うのは、
実は、特にカリウムの量が多いんですよ。
カリウムというのは、
ナトリウムを体外に排出する作用があるため、
塩分の摂り過ぎを調節し、体外へ排出してくれるのです。
ビールを飲むとトイレが近くなったり、
塩気のあるおつまみがほしくなりませんか?
この現象は、カリウムの働きによるものです。
こういうことから、
塩分を取りすぎた時のビールは、
塩分を排出してくれるので、良い作用があるのですが、
ビールをまた飲むと、また塩分が欲しくなるという悪循環にも陥ります・・。
そうなると、どちらかと言えば、
中性脂肪のほうが気になってきます(笑)
ビールの健康への作用が、最近見直されています!
ビールのホップは、
昔から民間薬として用いられてきた植物だったりするんですよ。
鎮静作用、催眠作用、抗菌作用、健胃作用、
食欲増進などの効果もあるとされているので、
あながち悪いものだとも言えないのです。
さらにビタミンも多く含まれていて、
ビタミンB群は、体内に取り入れた
栄養素のエネルギー変換を助ける働きがあるので、
新陳代謝を活発にするという作用もあります。
新陳代謝がよくなることで、
疲労回復の促進にもなるし、リフレッシュにもなるし、
老廃物が外に出やすいというメリットもありますよね!
塩分取りすぎた時、白湯は意味がある?
塩分を取りすぎた時、
水ではなく、最近注目されている
白湯で、もっといい効果があるのか?と思ってしまいます。
白湯が良いとされているのは、
体の深部体温が高くなるので、
血液の循環が促進され、
老廃物が排出されやすくなることなのです。
そのことから、
むくみ・便秘の解消や、冷え性の改善につながります。
白湯が、むくみの改善や
老廃物の排出を促すという効果があるのであれば、
塩分の取りすぎの時に飲む意味があり得ると言えますね!
ただ、カリウムが含まれているとか、
はっきりした明確な効果のある成分は入っていないので、
劇的な効果というよりは、気休め効果でしょうか。
塩分を排出したいなら、
カリウムが含まれている食べ物や飲み物を取って、
水分が減少しないように白湯を飲むという、
プラスアルファの役割であれば、とても効果的なものと言えるでしょう。
身体の冷えも改善できるので、
お茶などより白湯をお供にすると良いかもしれませんね。
まとめ
日本人は、世界的にみても
塩分の取りすぎであると言われています。
和食もそうなのですが、外食でも塩分過多なのです。
最近は、減塩されている食品も、
たくさん見かけるようになりました。
減塩ももちろん大事なのですが、
同時に、入れてしまった塩分を排出する方法を覚えておくと良いですよ。
カリウムの含まれる飲み物や食べ物を摂取し、
利尿作用と高めて、排出してしまうのです。
カリウムの含まれている飲み物と、
水を同時に飲むことで、水分補給も正しくできます。
塩分過多の日にはぜひ意識してみてください。
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