盆踊りのやぐらやお面、そして振り付けには、
一体どんな意味が込められているんでしょうか?
確かに盆踊りって、
日本各地で夏のお祭りに行われることが多いけれど、
イマイチその意味が分かりませんよね。
そこで今回は、盆踊りのやぐらやお面、
そして振り付けの意味をご紹介していきます!
ぜひ意味を知って盆踊りを楽しみましょう。
盆踊りにある「やぐら」って何の意味があるの?
盆踊りのやぐらはズバリ、
スピーカーとしての役割があるんですよ!
というのも、盆踊りをする際、
参加者はみんな足並みを揃えて踊らなければいけません。
でも、昔はスピーカーなんてものはなかったので、
やぐらを建ててその上で太鼓を叩くなど楽器を演奏することで、
より周囲に盆踊りの音が響いて伝わるようにしたんですよ!
また、盆踊りとはそもそも、
お盆に帰ってきたご先祖様への供養の意味もあります。
そのため、背の高いやぐらを建てて提灯の明かりを灯すことで、
帰ってきたご先祖様たちが集まれる目印にしている、
という意味もあるんですよね。
要するに盆踊りのやぐらは音を反響させるためと、
お盆に帰ってきたご先祖さまたちと楽しむための目印、
この二つの意味を持っているんですよ!
そう考えると、盆踊りのやぐらって
とても重要で興味深いものなんですね。
やぐらってそんな重要な役割を持っていたんだ…
と感心した方もいるのではないでしょうか?
盆踊りでお面や振り付けをする意味は何?
盆踊りでお面をする意味は、
帰ってきたご先祖様の霊たちに顔を見られないように、
という意味があります。
つまり生者も死者も関係なく、また身分も関係なく、
お盆には盆踊りを楽しもう、という意味を持っているんですよ!
そして盆踊りの振り付けに関してですが、
これは地域によって様々なので、
どんな意味を持っているかは、その地域によって異なります。
例えば炭鉱産業が盛んだった地域では、
炭鉱夫たちの動きを真似て考案された振り付けもあるし、
最近では若い人が参加しやすいように、
J-POPをアレンジした音楽に合わせて、
まるでパラパラのような振り付けをする地域もあります。
他にも徳島の阿波踊りのように、
地域で伝統的な振り付けが決まっている場合もあるんですよね。
つまり振り付けの意味は地域によって様々。
そのためもし、盆踊りに参加したいのでしたら、
地域の町内会の盆踊り練習を受けたりして、
地域の人に教えてもらうようにすると良いですよ!
そうすれば振り付けの意味や
その地域独特の振り付けを教えてもらえます。
地域ごとに振り付けが違うというのも、
なかなか興味深いですね!
でも、盆踊りの振り付けは簡単なものが多いので、
お祭り当日、参加者の様子を見て一緒になって踊るのもいいかもしれませんよ。
大勢で踊るととても楽しいので、
ぜひ興味が湧いたら盆踊りに参加してみてくださいね。
そうすればご先祖様への供養にもなるし、
夏のいい思い出にもなるでしょう。
まとめ
盆踊りのやぐらは、
太鼓などの楽器演奏を響かせるための
スピーカーとしての意味があります。
そして地域によってかぶるお面は、
生者死者問わず誰でも参加OKという
意味合いが込められているんですよ。
また、盆踊りの振り付けは地域によって異なるので、
その意味も当然バラバラ。
自分の住んでいる地域の盆踊りの振り付けは、
一体どんな意味なのか知りたい場合は、
町内会の盆踊りを指導してくれる役員さんたちに聞いてみると良いですよ!
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