もうすぐ乾燥する季節がやってきます。
そこで活躍するのが「加湿器」ですよね。
でも加湿器って使っていると、
白い塊みたいなものが付着しますよね。
あれはまさしく「石灰」なのです。
加湿器から出てくる蒸気によって、
部屋に潤いを与えてもらっているのだから、
石灰化していると”不衛生”に見えますよね?
使っているうちに加湿器が石灰化されるのは仕方ないとしても、
使用前後はきれいにしておきたいものですよね。
今回は石灰の落とし方について詳しく説明したいと思います。
加湿器の石灰化を除去するには…?
石灰というのは、いわゆる水垢ですよね。
そして「炭酸カルシウム」とも言われます。
加湿器にこびりついた炭酸カルシウムを除去するのに、
一倍いいのはクエン酸です!
炭酸カルシウム=酸性
クエン酸=酸
という名前だけど、性質的には実はアルカリ性!
この性質だけでも、
理科や科学が好きな方はピーンときますよね。
酸性とアルカリ性を混ぜると中和されるって、
小学校の授業で学んだことを覚えていますか?
その作用で、水垢を落とせるということなんですよ。
もう、本当に掃除といえば必ず出てくる商品ですよね。
いっそのこと、どこに行っても
掃除用品と一緒に常備していても損はないかもしれません。
加湿器の石灰の落とし方を具体的に説明します
石灰を落とす方法は、クエン酸水につけるだけです。
至極シンプルですよね!
【準備するもの】
・バケツかタライ、なければバスタブ。それもなければ台所のシンク。
水を貯めることができて、
かつ加湿器のパーツを浸すところがあればOKです。
使わなくなったベビーバスとかも便利ですよね。
・クエン酸
薬局なんかで、
小さいものだと300円弱で売ってありますよね。
【作業の手順と方法】
1.準備した大きなバケツやタライなどの容器に水を入れ、
水の容量の1パーセントを目安にクエン酸を振りかけて、かき混ぜて溶かします。
2.ご自宅で使用している
加湿器のパーツ、タンク・ふた・フィルターなどを丁寧にはずし、
クエン酸水に30分~1時間程浸け置きします。
パーツの取り外しを旦那さんに頼む時は、
「強引にやって壊さないように」と強く言っておいてください。
男の人は力ずくですぐにやろうとしますからね。
3.つけ置きが終わったら、スポンジやブラシを使って汚れを取り除き、
最後にフキンで拭き上げて完了です。
これだけで石灰をキレイにしてくれるなんて、本当、クエン酸様様ですね。
クエン酸を使うときの注意事項
クエン酸水を掃除に使うときは、次の点に気をつけてください。
- 塩素系漂白剤と混ぜると有毒ガスが発生するため、決して併用してはいけません(石灰化した場所をさらにきれいにしようと、カビキラーやサンポールなどとクエン酸水を混ぜる…なんてことのないように)。
- 鉄、セメント、大理石に使用すると、錆びたり傷んだりするため使用を避けてください。
- クエン酸は湿気に弱くカビが発生しやすいため、乾燥した冷暗所に置いて保存してください。
「塩素系漂白剤に入れると危険」という話は、
結構有名なのでご存知かと思いますが、
「鉄・セメント・大理石」に使用すると錆びたり傷んだりすると言うのは、
知っているようで知らない方が多いです。
なので、クエン酸水が残って捨てるときも、
お家の庭(セメントの部分)などではなく、
風呂場やトイレ、シンクに流すようにしましょうね。
まとめ
加湿器の石灰化を除去する方法を説明させていただきましたが、
理解できましたか?
「百聞は意見にしかず」です。
やってみると、本当に驚くくらい綺麗に落ちますよ。
新品のように戻すいい機会です。
加湿器の使用前後に綺麗にして、乾燥時期を乗り越えましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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