猛暑が当たり前になった昨今、
夏場にエアコンが故障すると大変ですよね。
修理をしようとしても、
工事日程がなかなか決まらず辛い日々を送る……なんてことも。
エアコンを使っている方の中には、
頻繁につけたり消したりすると故障の原因になるのではないか、
気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、エアコンはつけたり消したりしても故障しないのか、
また、つけたり消したりした場合の電気代などについてご紹介します。
エアコンを長く使用したい!
という方はぜひ読んでみてください。
エアコンつけたり消したりした場合の電気代がコチラ
エアコンをつけたり消したりすると故障につながるのではないか、
と心配な方もいらっしゃると思います。
実はエアコンはつけたり消したりを繰り返しても
簡単には故障しません。
なぜなら一般的なエアコンは、
消した後すぐにつけても
約3分間は運転が始まらないようになっているからです。
この仕様によって、
空気を冷やすために大切なコンプレッサーが故障するのを防いでいます。
また、エアコンをつけたり消したりした場合の電気代については、
エアコンメーカーのダイキンが実験をおこなっています。
早速結果を見てみましょう。
実験では、エアコンつけっぱなしの部屋と
こまめにつけたり消したりする部屋を用意し、
それぞれの消費電力を計測しています。
なお、2016年8月、最高気温36.9℃の条件で行われました。
こまめにつけたり消したりした場合の1日の電気代は、118.8円。
そして、つけっぱなしにした場合が153.9円。
結果、こまめにつけたり消したりする場合の方が35.1円安くなりました。
特に、30分以上の外出時につけっぱなしにしていたかどうかで、
電気代に差がついたと推察されています。
反対に、10分程度の短時間でつけたり消したりを繰り返すと
電気代が高くなってしまうようです。
詳しい実験結果を見てみたい!という方はこちらのサイトをご覧ください。
エアコンつけっぱなしでも大丈夫?壊れない?
職場のエアコンを1日中つけっぱなしにしていても壊れないように、
家庭用のエアコンもつけっぱなしにしたからといって壊れません。
むしろ、短時間でつけたり消したりを繰り返すよりも
コンプレッサーに高い負荷がかかる回数が減るので、
エアコン本体には優しいと言えるでしょう。
30分以上の外出など、長時間家を空ける場合はエアコンを停止させ、
それ以外の時間は基本的につけっぱなしにしておくといった
使い方をしてみてはいかがでしょうか。
エアコンを長く使えるだけでなく、電気代も節約できますよ。
まとめ
エアコンをつけたり消したりしても、
すぐに故障するわけではないことをお伝えしてきましたが、
いかがでしたでしょうか?
この夏は、「つけたり消したり」と「つけっぱなし」を使い分けて、
エアコンへの負担を軽減させながら電気代を節約していきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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