浴槽に熱湯を入れても大丈夫?何度まで耐えられるのかとカビ対策を解説

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掃除のコツ

お風呂のカビ対策をしていて、「熱に弱いなら熱湯をかければカビを退治できるのでは?」と思ったことはありませんか?

私もお風呂のカビについて調べているときに、

「そもそも浴槽に熱湯を入れて大丈夫なの?」

「浴槽は何度くらいまで耐えられるんだろう?」

という疑問が湧きました。

結論からいうと、浴槽に100℃近い熱湯を自己判断で入れるのは避けたほうが安心です。

浴槽は製品によって使用できるお湯の温度や注意事項が異なり、メーカーによっては高温のお湯を直接浴槽に入れないよう注意しています。

例えばTOTOの浴室取扱説明書には、浴槽表面に80℃以上のお湯を直接当てないよう記載されており、その理由として変形・荒れ・変色・退色などが挙げられています。LIXILの製品でも、60℃以上の熱湯を浴槽へ直接入れないよう指定されている例があります。

つまり、「一般的な浴槽なら○℃まで絶対大丈夫」と考えるのではなく、自宅の浴槽のメーカーや製品ごとの取扱説明書を確認することが大切ということですね。

では、お風呂のカビ対策として熱いお湯を使う場合はどうすればいいのでしょうか。

今回は、浴槽に熱湯を入れても大丈夫なのか、浴槽の耐熱温度をどう確認するのか、お風呂のカビ対策に熱いお湯を使うときの注意点などを紹介していきます。

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浴槽に熱湯を入れても大丈夫?

浴槽の耐熱温度は素材や製品によって異なる

お風呂に入るときのお湯は、だいたい40℃前後ですよね。

そのため、「浴槽ならかなり熱いお湯にも耐えられるのでは?」と思ってしまいます。

しかし、浴槽に使われている素材や構造、周辺の部品などは製品によって異なるため、浴槽の耐熱温度を一律に「○℃まで」と判断するのは避けたほうがいいでしょう。

実際にメーカーの取扱説明書を確認してみると、製品によって注意されている温度が異なります。

TOTOの取扱説明書には、浴槽表面へ80℃以上のお湯を直接当てないよう記載された製品があります。

一方、LIXILのアクアジェットの取扱説明書では、ツーハンドル水栓を使用する場合、60℃以上のお湯を直接浴槽へ入れないよう注意されています。

このようにメーカーや製品によって条件が違うので、「浴槽なら70℃まで大丈夫」「100℃でも一度なら大丈夫」などと一律に判断しないほうが安心です。

熱湯によって浴槽が変色・変形する可能性もある

熱湯を避けたい理由は、浴槽そのものへの影響が考えられるからです。

例えばTOTOでは、80℃以上のお湯を浴槽表面に直接当てると、浴槽表面の変形・荒れ・変色・退色の原因になるとしています。

LIXILの製品でも、60℃以上の熱湯を直接浴槽へ入れることで、浴槽の変色や機器の破損につながる可能性があるとされています。

つまり、浴槽本体だけでなく、浴槽に取り付けられている機器なども考える必要があるということですね。

そのため、カビを退治する目的だけでやかんや鍋で沸騰させた100℃近い熱湯を浴槽へ入れる必要はありません。

自宅の浴槽が何度まで大丈夫か確認する方法

「じゃあ、うちのお風呂は何度まで大丈夫なの?」

と思いますよね。

一番確実なのは、浴槽やシステムバスのメーカー・製品名・型番を確認して、取扱説明書を調べることです。

メーカーの公式サイトから取扱説明書を検索できる場合もあります。

説明書に「○℃以上のお湯を使用しない」「熱湯を直接入れない」などの注意書きがあれば、その指示に従いましょう。

分からない場合には、メーカーや施工業者へ確認するのが安心です。

お風呂のカビ対策に100℃の熱湯は必要?

カビ対策のために沸騰したお湯を使う必要はない

カビは熱に弱いといわれているので、

「それなら100℃のお湯をかければいいのでは?」

と思うかもしれません。

しかし、カビ対策のためにわざわざ沸騰したお湯を浴室へ持ち込む必要はありません。

100℃近いお湯は浴槽や浴室設備を傷める可能性がありますし、何よりやけどする危険があります。

また、「高温のお湯を使えるかどうか」は浴槽だけで判断できません。

水栓やシャワーにもそれぞれ使用条件があります。例えばLIXILの一部の浴室水栓では、給湯器を60℃より高温に設定しないことや、シャワーに45℃を超える熱湯を通さないことが注意事項として示されています。

ですので、「カビ対策には○℃のお湯」といった情報だけを見て、自宅のシャワーをその温度に設定するのは避けましょう。

まず自宅の浴槽・水栓・シャワーなどの取扱説明書を確認し、その製品で認められた範囲内で対策することが大切です。

熱いお湯を使うときはやけどに注意

当然ですが、温度を上げればやけどの危険も高くなります。

特に危険なのが、鍋ややかんなどで沸かした熱湯を浴室まで運ぶことです。

移動中にこぼしてしまったり、浴室内で足などにかかったりする可能性があります。

小さなお子さんがいる場合は、なおさら注意が必要です。

カビ対策をする場合も、お子さんと一緒に入浴している最中に高温のお湯を使うのは避けてください。

お風呂のカビ対策は場所によって方法を変える

浴槽

浴槽については、カビ対策のために高温のお湯を張る必要はないでしょう。

普段から浴槽の汚れを落とし、入浴後に水分を残さないようにすることが大切です。

特に注意したいのは、「浴室のカビ対策として熱いお湯を使うこと」と「浴槽へ熱湯を入れること」は別の話だという点です。

浴槽へ高温のお湯を入れてよいかについては、必ず自宅の製品の取扱説明書を基準にしてください。

ゴムパッキン・目地

お風呂の中でもカビが気になりやすいのが、ゴムパッキンや目地ですよね。

私もこういった細かい部分は特に気になります。

ただし、すでに黒くなっているゴムパッキンなどは、熱を加えただけできれいな状態に戻るとは限りません。

カビそのものへの対策と、残ってしまった黒ずみを落とす掃除は分けて考えたほうがよいでしょう。

使用する洗剤についても浴室メーカーや洗剤メーカーの注意事項を確認し、素材に使用できるものを選んでください。

床・排水口

床や排水口も、石けんカスや皮脂などの汚れが残りやすい場所です。

こういった場所も、「熱いお湯をかければ終わり」ではなく、汚れを残さないことが重要です。

入浴後に汚れを洗い流し、水分をできるだけ残さず、浴室を乾燥させるという流れを習慣にするといいですね。

お風呂のカビは熱湯で退治するより予防が大切

お風呂のカビについていろいろ調べてみましたが、結局のところ、カビが大量に発生してから退治するよりも、カビをできるだけ生えさせない状態を作ることが大切だと感じます。

私自身も現在はカビを落とすことより、予防することを意識しています。

入浴後に水滴を取り除く

私が普段行っているのは、毎日の簡単な水切りと拭き取りです。

完璧にピカピカになるまで毎日掃除するわけではありません。

入浴後に水滴をできるだけ残さないようにしています。

毎日となると面倒に感じますが、カビが大量に発生してから掃除する手間を考えると、日々の簡単な対策のほうが楽だと思います。

換気・浴室乾燥でしっかり乾かす

水切りや拭き取りをしたあとは、浴室乾燥機も使っています。

浴室に湿気や水分が長時間残らないように、しっかり乾燥させるためです。

浴室乾燥機がない場合も、住宅や浴室設備の説明書に従って換気を行い、湿気をため込まないようにしましょう。

防カビ剤を定期的に使用する

さらに私は、月に1回程度、ルックの防カビ燻煙剤も使用しています。

水切りと拭き取り、浴室乾燥、そして定期的な防カビ対策という流れですね。

私の場合はこの方法を続けていて、カビや水垢で困ることがほとんどありません。

もちろん住宅環境や浴室の使い方によって違いはあると思いますが、私自身の経験としては、カビが生えてから大掃除するより、普段から予防しておくほうがかなり楽です。

浴槽に熱湯を使うときの注意点

メーカーが禁止している温度のお湯は使用しない

最も大切なのは、自宅の浴槽や浴室設備の取扱説明書に従うことです。

ネット上で「浴槽は○℃まで大丈夫」という情報を見つけても、それが自宅の浴槽にも当てはまるとは限りません。

実際、メーカーの説明書を確認すると、高温のお湯について具体的な注意事項が設定されている製品があります。

ネット上の一般論より、自宅で使っている製品の取扱説明書を優先しましょう。

浴槽の材質や製品が分からない場合は熱湯を避ける

古い浴槽などでは、メーカーや製品名がすぐに分からないこともあると思います。

そのような場合は、「たぶん大丈夫だろう」と100℃近い熱湯を入れるのではなく、高温のお湯の使用を避けるのが無難です。

どうしても確認したい場合は、メーカーや施工業者などに相談してみましょう。

子どもがいるときは高温のお湯を使わない

高温のお湯を使う場合、浴槽への影響だけではなく、やけどにも注意しなければなりません。

特に小さなお子さんがいる家庭では、高温のお湯を出しているときに誤って触れてしまう可能性もあります。

カビ対策を目的として、子どもがいる浴室で高温のお湯を使用するのは避けましょう。

まとめ|浴槽に自己判断で熱湯を入れるのは避けよう

  • 浴槽に100℃近い熱湯を自己判断で入れるのは避ける
  • 浴槽に使用できるお湯の温度は、メーカー・製品の取扱説明書で確認する
  • 製品によっては、高温のお湯によって変形・変色・機器の破損などにつながる可能性がある
  • カビ対策だからといって100℃の熱湯を浴室へ持ち込む必要はない
  • 浴槽だけでなく、水栓やシャワーの使用可能温度にも注意する
  • カビは発生してから退治するだけでなく、水切り・乾燥・換気などで予防する

ということになります。

私も最初は、「カビは熱に弱いなら熱湯を使えばいいのでは?」というところから調べ始めました。

しかし、調べてみると大切なのは、カビに効く温度だけを考えるのではなく、自宅の浴槽や浴室設備がその温度に対応しているかを確認することなんですね。

特に100℃近い熱湯を浴槽に入れたり浴室へ持ち込んだりするのは、浴槽へのダメージだけでなく、やけどの危険もあります。

そして実際にお風呂を清潔に保つうえでは、一度の強力なカビ退治より、毎日の水切りや乾燥、定期的な防カビ対策を続けるほうが私には合っていました。

カビが生えてから大変な思いをして掃除するより、できるだけカビを作らない環境を維持して、清潔なバスルームを保っていきましょう。

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