冷蔵庫の上が濡れるのはなぜ?結露する原因と対処法・故障との見分け方

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電化製品の話

ふと冷蔵庫を見たら、上の部分が濡れている……。

「どこかから水漏れしている?」
「もしかして冷蔵庫が故障した?」

と心配になりますよね。

特に冷蔵庫の上に電子レンジなどを置いている場合、水滴がついていると余計に気になります。

冷蔵庫の上や外側が濡れる原因として、まず考えられるのが結露です。

室内の湿度が高かったり、冷蔵庫との温度差が大きかったりすると、冷蔵庫の外側に水滴がつくことがあります。実際にメーカーも、高温多湿の環境では冷蔵庫の外側に結露が発生しやすくなると案内しています。

ただし、何度拭いても大量に濡れる場合などは、結露以外の原因も確認したほうがよいでしょう。

この記事では、

  • 冷蔵庫の上が濡れる原因
  • 結露したときの対処法
  • 電子レンジを置いている場合の注意点
  • 水漏れや故障との見分け方
  • 修理を検討したほうがよいケース

について紹介します。

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冷蔵庫の上が濡れる主な原因は結露

冷蔵庫の上に細かな水滴がついて濡れている場合、まず考えたいのが結露です。

冷蔵庫は庫内を冷やしているため、室内の暖かく湿った空気との温度差によって、外側に結露が発生することがあります。

特に梅雨や雨の日、夏場など、部屋の湿度が高くなる時期には注意が必要です。

Panasonicでは、冷蔵庫周辺が30℃前後、湿度が85%を超えるような環境では、庫内との温度差によって冷蔵庫表面にくもりや結露が発生しやすくなると案内しています。

そのため、冷蔵庫の上が濡れたからといって、すぐに故障と決めつける必要はありません。

まずは水滴を拭き取り、室内の湿度や冷蔵庫の使い方を確認してみましょう。

冷蔵庫の上が濡れる原因・対処法早見表

状態 考えられる原因 まず試したいこと
冷蔵庫の上に細かな水滴がある 湿度や温度差による結露 水滴を拭いて換気・除湿する
雨の日や梅雨に濡れやすい 室内の湿度が高い エアコンや除湿器などで湿度を下げる
温度設定を強めにしている 冷やしすぎによる結露 取扱説明書を確認して標準設定を試す
ドア周辺にも水滴がある 半ドアやパッキンの問題 ドアとパッキンを確認する
拭いても何度も結露する 断熱やパッキンなどの問題 メーカーや販売店へ相談する
庫内や床まで水がたまる 結露以外の水漏れの可能性 水の出ている場所を確認する

まずは「どこが、どのように濡れているのか」を確認すると原因を絞り込みやすくなります。

冷蔵庫の上に結露ができる原因

部屋の湿度が高い

まず確認したいのが部屋の湿度です。

部屋の湿度が高ければ、冷たい冷蔵庫の表面に触れた空気が冷やされて結露しやすくなります。

これは冷蔵庫の上だけでなく、ドアや側面など外側全体で起こる可能性があります。

雨の日や梅雨、蒸し暑い夏場などに突然濡れるようになった場合は、室内の湿度が影響している可能性を考えてみましょう。

冷蔵庫の温度設定が強すぎる

冷蔵庫が濡れていると、「もっと冷やしたほうがいいのかな?」と思ってしまうかもしれません。

しかし、結露の場合は逆効果になることがあります。

日立では、冷蔵室の温度設定を「強め」にしているとドア表面に露がつく場合があるため、「標準(中)」にして改善するか確認するよう案内しています。

ただし、設定方法は冷蔵庫によって異なります。

むやみに温度設定を変更するのではなく、使用している冷蔵庫の取扱説明書を確認してみてください。

断熱性能に問題が起きている

冷蔵庫は断熱材によって、冷たい庫内と外気の温度差による影響を抑えています。

ところが、何度水滴を拭き取っても結露を繰り返し、湿度などの環境にも原因が見当たらない場合は、冷蔵庫がうまく断熱できていない可能性も考えられます。

Panasonicでも、外側の結露を何度拭き取っても再発する場合、うまく断熱できていない可能性などを挙げています。

断熱材は簡単に確認できる部分ではないので、異常が疑われる場合は自分で分解せず、販売店やメーカーの修理窓口へ相談しましょう。

冷蔵庫の上部が冷凍室になっている

背の低い2ドアタイプなどでは、上部が冷凍室になっている冷蔵庫もあります。

上部がよく冷える構造では、周囲の温度や湿度などの条件によって天板との温度差が生じることも考えられます。

ただし、正常な冷蔵庫で常に大量の水滴が発生するとは限りません。

「上が冷凍室だから仕方ない」と決めつけず、湿度や温度設定、ドアの閉まりなどもあわせて確認しましょう。

ドアの閉まりやパッキンに問題がある

意外と見落としやすいのがドアです。

食品やビニール袋などが挟まり、わずかに半ドアになっているだけでも冷気が漏れて結露することがあります。

また、ドアパッキンが汚れていたり、変形・劣化して隙間ができたりしている場合も注意が必要です。

メーカー各社も、半ドアやドアパッキンの隙間を結露の原因として挙げています。

一度、ドアの周囲をぐるっと確認してみてください。

冷蔵庫の上が濡れていたら最初にすること

まず水滴を拭き取る

冷蔵庫の上が濡れていたら、まず乾いた布などで水滴を拭き取りましょう。

特に電子レンジなどの電気製品を冷蔵庫の上に置いている場合は、水分をそのまま放置しないようにします。

拭き取ったあと、また水滴が発生するのか観察してください。

一度だけなのか、何度も繰り返すのかによっても判断が変わってきます。

部屋を換気・除湿する

雨の日や梅雨などに結露しているなら、部屋の湿度を下げてみましょう。

換気したり、エアコンの除湿機能や除湿器を使ったりする方法があります。

日立でも、周囲の湿度が高い場合はエアコンや除湿器などを使って湿度を下げるよう案内しています。

湿度を下げたあとに結露が収まるなら、室内環境が大きく影響していた可能性があります。

冷蔵庫の温度設定を確認する

次に温度設定を確認します。

「強」や「強め」などになっている場合は、取扱説明書を確認して、通常使用に適した設定になっているか見てみましょう。

機種によって設定方法や適切な温度は異なるため、一律に「この設定にすれば大丈夫」とは言えません。

取扱説明書に結露についての説明があれば、その対処方法を優先してください。

ドアがきちんと閉まっているか確認する

ドアに食品が当たっていないか、袋などが挟まっていないか確認します。

パッキンが汚れている場合は、取扱説明書に従ってお手入れしましょう。

日立やPanasonicでは、名刺程度の紙をドアとパッキンの間に挟み、簡易的に隙間を確認する方法も案内しています。

紙が簡単に抜け落ちる部分がある場合などは、パッキンに隙間ができている可能性があります。

冷蔵庫の上に電子レンジを置いている場合はどうする?

背の低い冷蔵庫の場合、上に電子レンジを置いている家庭も多いと思います。

ここで注意したいのは、すべての冷蔵庫の上に電子レンジを置けるわけではないことです。

Panasonicでは、小型冷蔵庫で天板が100℃以上の耐熱仕様であり、耐荷重などの条件を満たしていれば電子レンジ等を置けると案内しています。一方、耐荷重の記載がない機種の天板には物を置かないよう案内しています。

そのため、「今まで置いていたから大丈夫」ではなく、使用している冷蔵庫の取扱説明書を一度確認しておきましょう。

また、冷蔵庫の天板が結露して電子レンジ周辺まで濡れている場合は、その状態を放置しないでください。

水滴を拭き取り、なぜ結露しているのかを確認することが先です。

冷蔵庫の外側やドアも濡れている場合の原因

冷蔵庫の上だけでなく、外側やドアにも水滴がついていることがあります。

この場合も、まず考えられるのは湿度と温度差による結露です。

湿度が高く結露している

雨の日や梅雨、蒸し暑い時期など、湿度の高い環境では冷蔵庫の外側にも結露が起こりやすくなります。

まず水滴を拭き、換気や除湿をして様子を見てみましょう。

温度設定を確認する

温度設定を必要以上に強くしている場合は、取扱説明書を確認しましょう。

機種によっては、強めの設定から標準設定に変更することで外側の結露が改善する場合があります。

ドアやパッキンを確認する

ドア周辺に水滴が多い場合は、半ドアやパッキンもチェックします。

パッキンに食品汚れなどがついていると、ドアがきちんと閉まらないこともあります。

汚れていれば適切に掃除し、変形や劣化が疑われる場合は修理や交換について販売店・メーカーへ相談しましょう。

改善しない場合は冷蔵庫本体の異常も考える

湿度を下げても、温度設定を確認しても、ドアにも問題がない。

それなのに何度拭いても大量の結露を繰り返す場合は、点検を検討したほうがよいでしょう。

Panasonicも、パッキンの隙間が改善しない場合や、隙間がなく外気の影響も考えられない場合は点検・修理が必要と案内しています。

冷蔵庫の結露と水漏れ・故障の見分け方

「結露だと思っていたけど、実は水漏れだったらどうしよう?」という心配もありますよね。

冷蔵庫の外側に細かな水滴がつき、雨の日など湿度の高いときに発生しているなら、まず結露を疑います。

一方で、

  • 冷蔵庫の下や床に大量の水がたまっている
  • 庫内の特定の場所から水が流れている
  • 自動製氷機の給水タンク周辺から水が漏れている
  • 水濡れ以外にも冷え方がおかしい

といった症状がある場合は、単純な外側の結露とは別の原因も確認したほうがよいでしょう。

たとえば日立では、冷蔵庫からの水漏れについて、外側の結露だけでなく、給水タンクの状態など複数の確認項目を案内しています。

水がどこから出ているのか分からない場合や、明らかな異常がある場合は、無理に自分で直そうとせずメーカーなどに相談しましょう。

冷蔵庫の結露を放置しないほうがいい理由

少しくらいの水滴なら、「そのうち乾くから大丈夫かな」と思ってしまいますが、見つけた結露は拭き取っておきましょう。

特に冷蔵庫の上に電子レンジなどがある場合や、床・家具などに水が流れている場合は、周囲まで濡れた状態にしないことが大切です。

日立も、結露が発生した場合は乾いた布などで拭き取るよう案内しています。

そして重要なのが、拭いて終わりにせず、繰り返すかどうかを見ることです。

何度も結露するなら、湿度、温度設定、ドア、パッキンなどを順番に確認しましょう。

冷蔵庫の上が濡れる状態が直らないときは修理を検討

対策しても結露を繰り返す場合

換気・除湿をして、温度設定やドアも確認したのに大量の結露が何度も発生する場合は、点検を検討しましょう。

冷蔵庫内部の断熱など、自分では確認しにくい部分に原因がある可能性もあります。

冷え方にも異常がある場合

「上が濡れる」だけでなく、

  • 以前より冷えない
  • 食品が必要以上に凍る
  • 異常な霜が発生する

など、ほかにも気になる症状があるなら、取扱説明書の「故障かな?」などを確認してみましょう。

解決しなければ、メーカーや購入した販売店への相談をおすすめします。

ドアやパッキンなどに異常がある場合

パッキンに大きな変形や劣化があり、ドアに隙間ができている場合も修理・交換を検討します。

パッキンの交換方法は機種によって異なるので、無理に外さずメーカーの案内を確認してください。

古い冷蔵庫なら買い替えも選択肢

長く使っている冷蔵庫で結露以外にも不具合が出ている場合は、修理費用と買い替え費用を比較することになります。

ただし、「結露した=寿命」とは限りません。

まずは湿度や設定など自分で確認できる部分をチェックし、それでも改善しない場合に点検・修理、必要に応じて買い替えを検討するとよいでしょう。

まとめ|冷蔵庫の上が濡れたら原因を順番に確認しよう

冷蔵庫の上が濡れると故障したのかと心配になりますが、湿度や温度差による結露の場合があります。

濡れているのを見つけたら、

  1. 水滴を拭き取る
  2. 部屋の湿度を確認する
  3. 冷蔵庫の温度設定を確認する
  4. ドアやパッキンを確認する
  5. 改善しなければメーカーや販売店へ相談する

という順番で確認してみてください。

特に梅雨や雨の日などは湿度が高くなり、冷蔵庫の外側に結露が発生しやすくなります。

また、冷蔵庫の上に電子レンジを置いている場合は、その冷蔵庫が電子レンジを置ける仕様なのか、取扱説明書で耐熱温度や耐荷重なども確認しておくと安心です。

結露を何度拭いてもすぐに再発したり、冷え方などにも異常があったりする場合は、自分で分解・修理しようとせず、メーカーや販売店へ相談してみてください。

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