お風呂場のカビ予防は、常に気を付けたいところですよね。
お風呂場は人間の体とダイレクトな部分なので、
不衛生は気持ち悪いし体によくなさそう。
水回りはキレイにという中には、
お風呂ももちろん入っていますが、お風呂は湿気のカビが一番の大敵だといわれています。
カビというとお湯に弱いイメージがありますが、
お風呂場のカビにはどう対処したらよいのでしょうか。
今回の記事では、
お風呂の浴槽は何度のお湯まで耐えられるのか?というのと、
お風呂のカビ予防にお湯や熱湯は効果的なのか?
という点について紹介していきたいと思います。
浴槽は何度まで耐えられるのか調べてみた
カビは熱湯に弱いとよく言いますが、
お風呂のカビを退治したいと考えた時に、
浴槽って実際何度まで耐えられるんだろう?という疑問が湧きました。
お風呂に通常入る時は、だいたい40℃前後で、
高くても50℃にする人はなかなかいないと思うので、
とりあえずは40℃なら絶対に大丈夫なように作られているのは間違いないですよね。
それで調査してみたところ、
70℃~100℃までは耐えられると言われています。
通常の一般的に出回っている浴槽に関しては、
70℃耐性の設計になっており、
70℃以上だと破損や変形の恐れが出てくるということですね。
実際にお風呂ではなくても、
通常沸騰直後の100℃のお湯を何度もかけると、
物は変形すると言われています。
ポイントとしては、何度もというところです。
ですので、お風呂も100℃を一度沸かしたからといって、
変形するほど弱い設計にはなっていませんが、
何度も100℃のお湯を入れていると、変形してくる可能性は大ということです。
まあ、そもそも100℃のお湯を
浴槽で沸かすということは滅多にないのですが、
カビ撲滅でやってみたらどうだろうと考えた時には、
耐性的に止めておいた方が無難ですね。
そして、実際にカビは熱に弱いという説は本当ですが、
何も100℃まででなくても50℃で死滅するのです。
だから、60℃あたりのお湯をかける事がカビには効果的だと言われています。
60℃であれば、浴槽に沸かすこともできる温度ですよね。
実際に60℃のお湯を数秒間掛けると死滅できると言われるので、
お風呂場のゴムパッキンのところや、
目地に入り込んだカビなどは、
その60℃のお湯を10秒ほどかけることで退治できるのです。
熱湯ではないとはいえ、60℃も充分熱いですので、
対処する時は気を付けて行ってください。
お子様と一緒に入っているときに実施するなどは危険なので、避けておきましょう。
お風呂のカビ予防にお湯をかけるのは効果的?
お風呂のカビ予防にお湯をかけるのは効果的か?ということですが、
60℃のお湯を数秒かけ続ける事、カビ退治には効果的です。
タイルの目地、排水のところ、ゴムパッキン、
ゴムパッキンの間などに掛けるのはOKですが、
高さがあるところだと危険が伴います。
場所としても、細かいところにとても向いている退治法といえるでしょう。
ゴムパッキンのカビはなかなか手ごわいので、数回実施したほうが安心です。
そう考えると、やはりお風呂は
カビ退治ももちろんしたいところですが、
カビ予防、つまりカビを作らないことが一番の対策だといえるのでしょう。
カビを生えない用にするには、
毎日水滴を取ること、風呂乾燥機でしっかり乾かすこと、
そして今大人気なのは、2週間に一度や、1ヵ月に一度の
防カビ燻煙剤などを使用することです。
この防カビ燻煙剤には、かなりの効果があるといわれますので、
カビができて退治するより、事前の対策が一番良いとされていますね。
面倒ではありますが、毎日のことではないし、
ただセットするだけなので、
実際の手間を考えるとそんなに大変でもありません。
カビができて退治するほうが大変になるでしょう。
実際私も、毎日簡単に水切りとふき取りを適当にして、風呂乾燥機で乾燥。
そして月に1度、ルック防カビ燻煙剤をしていますが、
カビも水垢も全然困ったことがありません。
やはりカビは退治より防止が効果的だということです。
生えてしまったカビは60℃前後のお湯を数秒間かける、
そしてそのカビを退治してからは、カビをはえさせない対策をとりましょう。
まとめ
・浴槽の耐性温度は70℃から100℃と言われているが、普通の浴槽の設計は70℃耐性がほとんどです。
・目地やゴムパッキンや、隙間などの細かい場所には、60℃のお湯を10秒ほどかけるということが、お風呂のカビ退治として効果的な方法です。
・お風呂はカビ退治より、カビ防止策をとるほうが賢明だと言われます。
・カビ防止策は、毎日の水滴除去、お風呂全体の乾燥、防カビ燻煙剤使用などです。カビが生える前に、生えない対策を取る循環にしていくことがおすすめです。
ただでさえ湿気が強いお風呂で、
その細かい部分などは特にカビの温床になりやすいので、
カビ事前対策を実施し、それでも生えたら
速やかな対処法を施して、清潔なバスルームを維持していきましょう。
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