お葬式や法事の予定があって、
夏だからネクタイは辛いな、とか、
家を出てくるときに忘れてしまったなど、
ネクタイをしたくない時や、手持ちにない場合、
ネクタイをしないで出席するのは大丈夫なのでしょうか?
今まで参列された葬式などを思い出そうと思っても、
こういう時思い出せなかったりしますよね。
ネクタイをしていない人はいたかな?
上着を羽織っていない人はいたかな?
考えても思い浮かびません。
今回の記事では、
葬式や法事にノーネクタイ、ネクタイなしは大丈夫なのか?
無くて購入しに行く場合、黒ネクタイはコンビニや100円均一にあるか、などを紹介していきます。
葬式や法事にノーネクタイ(ネクタイなし)は大丈夫?
葬式や法事にノーネクタイは大大丈夫なのか?
夏だったら良いとか、忘れたなら買いに行くほどではないとか、
そういうことはあるのか、調査してみました!
結論から先に言うと、
お葬式でのノーネクタイはNG、
法事の場合は、何回忌かなどにより、ノーネクタイも許されるということです。
ではお葬式ですが、
お葬式ではどんなに暑くても、
長袖シャツ、黒ネクタイ、上着は必須です。
そのため夏場の葬式場は、
かなり強めのクーラーが効いているところが多いですよね。
おそらく、日本でノーネクタイのお葬式が許されるのは、
沖縄だけではないかと思います。
沖縄には、沖縄のかりゆしという民族衣装の
お葬式バージョンが正式なものとしてありますので、
それがノーネクタイに当たるのです。
そもそも喪服というのは
「死の悲しみに寄り添い、身を慎む」というものです。
ですので、身を慎んで整っていないといけません。
もしノーネクタイでお葬式にいたら、相当悪目立ちをしますし、
常識がないと思われることでしょう。
つまり、お葬式にノーネクタイはありえないということです。
しかし昨今、家族葬という形で自宅でされる方も見受けられます。
その場合は、TPOに応じることは可能でしょうが、
かといって、持っていかないのは危険なので、
持っていって様子をみて外したり、ということは可能かもしれません。
そしてお通夜の場合は、
白のカッターシャツに黒ズボンでOKなので、
ジャケットやネクタイはなくても大丈夫ではあるのですが、
故人さまがどなたにあたるのかにより、きちんと正装したほうが良いと考えます。
例えば上司、恩師、御客様という関係などであれば、
ネクタイジャケットはあったほうが良いかなと思います。
しかし、お葬式の絶対!というレベルではなく、
お勧めなので、念頭に置いておくだけでも大丈夫です。
次に、法事関係です。
法事と言えどもタイミングがあります。
四十九日、百箇日、1周忌~33回忌までが一般的にあります。
そして、一般的な基本で言えば、
3回忌までは「喪服で」ということになっています。
まず四十九日ですが、
故人が極楽浄土で往生できるように追善供養として行うので、
お葬式と変わらない、規模の小さい身内のお葬式だというような位置として、喪服です。
法事の招待状などに、平服で・・と書いてあったとしても、
白シャツ、黒パンツは基本なので、
書いていなければ、ネクタイジャケット有だとおもっておきましょう。
そして、7回忌以降からは、略衣服が基本です。
略衣服は、白長そでシャツに黒、紺パンツでOK。
私個人の考えですが、お通夜、お葬式、3回忌までは
ネクタイジャケットは身に着けいていく。
そしてその後の7回忌以降でも、
略衣服で良いとはいえ、ネクタイを持っていくことだけはしたほうが良いと思います。
何かイレギュラーが起きても、正装があると対応できますので、
付けなくても持っていくことはお勧めします。
黒ネクタイはコンビニや100均に売ってる?
黒ネクタイを忘れてしまった、
または、とっさに用意が必要となったという時に、
100円均一やコンビニにあるかどうかということですが、
結論からいうと、店によります。
でも、確実に置いてある店もありましたので、あるにはあるのです。
100均だと、規模が大きいところであれば、高確率であります。
コンビニは置いてあるところのほうが少ないのです。
ただ、大きな葬儀場が近くにあるところのコンビニなどには
置いてあることはあるので、いくつか近場を電話してみるほうが早いと感じます。
女性のストッキングなどは、間違いなくある確率は高いのですがね・・。
まとめ
・お葬式、四十九日、一周忌、三回忌までは、正装でネクタイとジャケット有が良い
・お通夜は、ノーネクタイ、ノージャケットでもよいとされている
・7回忌以降は、略服でOKですが、白い長そでシャツに、黒や紺のパンツという慎みのあるものがおすすめ
・ノーネクタイでもよい、と言われている時でも、付けなくても持っていくことがおすすめ
・100均やコンビニに黒ネクタイが売っているが、確実ではない。
・大きな100均店舗や葬祭場の近くのコンビニなどに黒いネクタイ販売している
お葬式というのは、大事なマナーの場であり、慎みの場所です。
正装に越したことはないのです。
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