白旗をあげるの由来について調べてみた。ちなみに対義語はご存じですか?

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豆知識・素朴な疑問

「白旗をあげる」という言葉がありますが、

どうして「白旗」なのか、気になったことはありませんか?

 

勝った時は「白星」なのに、負けたら「黒星」。

 

それなのに、

【降参する=負けを認める】の意味として、

「白旗をあげる」というのも不思議ですよね。

 

この記事では「白旗をあげる」について

詳しく調べましたので、是非、参考にしてみて下さい。

 

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白旗をあげるの由来について調べてみた

 

 

「白旗をあげる」という表現は、

敵に対して降伏や投降の意思を示すために使われる

ことが一般的です。

 

由来については色々な説がありますが、

以下のような説が有名です。

 

白旗をあげるの由来:ローマ時代に兵士が白い布を上げて降伏をした説

 

一つの説によれば、

白旗を降伏の合図とする習慣は、

古代ローマ時代にまで遡ります。

 

当時、戦闘中に降伏を望む兵士は、

白い布を持ち上げて降伏の意思を示していたそうです。

 

この習慣は中世ヨーロッパにも受け継がれ、

白い布が掲げられることで、

敵に対して降伏を要求する慣習となりました。

 

白旗をあげるの由来:海賊が白い布をマストに掲げていた説

 

また、もう一つの説は、

白旗を揚げるという表現は、

海戦における海賊行為に由来していると言われています。

 

かつて海賊が海戦に敗れ、

降伏する際に白い布をマストに掲げることがありました。

 

これは、敵船に対して

降伏の意思を示すための合図とされました。

 

ちなみに、白旗が降伏の象徴として

使用されるようになった理由には、

戦闘中にハッキリと目立つ白色が選ばれたという説もあります。

 

白旗は目立つため、敵もすぐに気付くことができ、

降伏の意思を伝えやすいとされたのです。

 

確かに、降伏をする際に夜だったら、

黒い布を掲げていても気付かれませんよね。

 

現代では、白旗を揚げることは

戦闘や紛争において降伏を意味する、一般的な表現となっています。

 

白旗をあげるの対義語は…黒旗をあげる?

 

 

「白旗をあげる」が

降伏の意思を表す一般的な表現であるのに対し、

その対義語として特定の定型表現は存在しないのです。

 

「白旗をあげる」が

降伏や投降の意思を表す表現であるならば、

「戦いをやめる」や「降伏しない」といった表現が

対義語として考えられますが…

対義語としては適切ではないような気がしますよね。

 

ちなみに「黒旗をあげる」という言葉はありませんが、

「黒旗」というもの自体が、

反乱や抵抗の象徴とされることがあるそうです。

 

また、F1レースなどで

反則行為をした者に対して揚げられるものを、

黒旗(ブラック・フラッグ)と呼ばれます。

 

こちらは反則になりますので、

降伏の対義語としても適切ではありませんよね。

 

ちなみに、降伏の対義語は「敵対」なのです。

 

まとめ

 

「白旗をあげる」について調べてみましたが、

白い旗を揚げる由来が、白い色が目立つから、という

シンプルで納得のいく理由でした。

 

また、意外なことに、

「白い旗をあげる」には対義語がないということが分かりました。

 

個人的な感想としては、

「黒旗をあげる」ではないとは思いましたし、

そんな言葉があったら、

どこかで一度は耳にする機会がありそうですよね。

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