お気に入りの香水が、
もし部屋でも香ったらテンションが上がりませんか?
確かに、部屋中が良い香りに包まれるのは嬉しいですよね。
それに、香水って結構減らないんですよね。
私も使いかけの香水をどうしようかな、と悩みます。
それなら、加湿器に入れてみるのはどうだろう。
アロマディフューザーの役割を果たすかも!
でも、実際使えるのかな?
疑問に感じたので、調べてみました。
加湿器に香水を入れるのは大丈夫?
まず、香水とはどういうものかおさらいしましょう。
香りの水なんだから、水じゃないの?
確かに、そうなんですが…。
香水の原料は、香料をアルコールなどで溶解しているものが多いんです。
また、油分成分の入ったものもあります。
アルコールや油分成分を加湿器に入れて大丈夫かどうか、が問題です。
基本的に加湿器に入れるものは「水道水」です。
説明書にも、書いてあると思います。
もし、水道水以外も大丈夫ならば、そこに書いてあるでしょう。
良い香りが部屋中にただようなんて素敵。
そう思っても、水道水以外で使用すれば、加湿器自体が故障する可能性があります。
そうなってしまったら、修理するか新しい物を購入する必要になります。
また、実際に試してみた方もいらっしゃいますが、
故障の前に、香水の香りで大変な目に遭っている方が多いです。
あくまで香水はほんの少しの量で充分楽しめるものです。
水で薄まるだろうと、沢山の量を入れてしまいがちなんでしょうね。
香水を使用した後のフィルターは、香りが取れず、
いつまでたっても加湿器から香水の香りがするようです。
それにフィルターがカビやすくなるので要注意です。
以上の点から、良い香りでも香水の使用はお勧めしません。
どうしても気に入った香水を、加湿器で使用したい!
という場合は、
タンクの中に直接いれるのではなく、
ラタンスティックを使用する方法をお勧めします。
ラタンスティックとは、ホームフレグランスなどで見る木の棒です。
こちらを、加湿器の蒸気が出るところに挿します。
これなら、フィルターに香りも残りませんし良いでしょう。
香りがきついと感じたら、すぐに取りはずせますしね。
アロマディフューザーに香水を入れるのは?
なら、アロマディフューザーなら同じ香りを出すものだし、良いのでは?
確かに。
でも、こちらもお勧めしません。
理由は先程と同じです。
香水の成分には、アルコールが入っているから。
なら、アルコールフリーの香水なら大丈夫?
最近の技術により、アルコールフリーのものも増えていますが、
こちらもやめてください。
アロマディフューザーの使用方法を確認してみてください。
使用するものはエッセンシャルオイルとなっていませんか?
エッセンシャルオイルとは、天然の精油のことです。
合成して作ったものではなく、
天然100%のもののみ「エッセンシャルオイル」と呼ばれます。
人工で香り付けしたものには、不純物が入っています。
つまり使用不可、ということです。
せっかく好きな香りだから、部屋中をその香りで包みたい。
その気持ちはよくわかります。
ですが、アアロマディフューザー自体が壊れてしまっては、
もったいないですよね。
ちなみに、私が部屋を好きな香りにしたい時は、
保冷剤に混ぜて芳香剤を作ってます。
香水を使いきれない時にも便利ですよ。
香水も保存状態によっては、香りが飛んでしまうこともありますからね。
また、保冷剤って結構貯まりませんか?
冷凍庫に入れておくと結構かさばる、でも使う機会が無い。
それでも捨てるのは勿体ない、という方にお勧めです。
作り方はとても簡単です。
好きな容器に、袋からジェルタイプの保冷剤を出し、
そこに適当に香水を混ぜます。
もし、華やかにしたいなら、インクや絵の具などで色付けします。
凝りたいなら、ビーズを入れたりラメを混ぜると、
雑貨屋のような芳香剤になりますよ!
ジェルは日が経つと蒸発して量が減りますが、
水を足すとまたジェルが復活します。
ややゆるめではありますが、ジェルはジェルですよ。
まとめ
- 香水はアルコール成分や油分成分が含まれている
- 水道水を使用する加湿器に香水は入れない
- エッセンシャルオイルを使用するアロマディフューザーにも香水は入れない
お気に入りの香水を使用できたら良かったですが、
どうもうまくいかないようです。
数回入れる程度ならば故障しないという意見もありましたが、
元々推奨していないものです。
徐々に悪くなっていく可能性が高いので、やめた方がいいでしょう。
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