ピンクムーンとストロベリームーンの違いや意味について調べてみた

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〇〇の違いについて

月の満ち欠けというものは季節の移り変わりを表し、

その昔は、農作業や狩猟の目安にもなっていました。

 

毎月の満月を表現するために作られた

「ストロベリームーン」「ピンクムーン」という名称や、

月の見え方や現象をあらわす

「スーパームーン」「ブルームーン」などの呼び名もありますよね。

 

この中でも、ピンクムーンとストロベリームーンは

同じ桃色を表すのに、何がどう違うのかと思っている方達に向けて、

これらの違いや意味について詳しく説明させていきます。

 

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ピンクムーンの意味とは?

 

 

2021年4月27日の満月は、

「ピンクムーン(桃色月)」だったんですよ。

 

天気の影響などで、見ることができなかったという方も

たくさんいたことでしょう。

 

この名前は、春にぴったりの桜色を表しているかのような呼び名ですが、

実際は、ピンク色の月が見られるという意味ではありません。

 

名前の由来は、

月の満ち欠けを基準に生活していた

ネイティブアメリカン(インディアン)が、

毎月の満月に名付けていたところにあります。

 

春に咲くピンク色の「フロックス」という花から、

4月の満月の名前となりました。

 

そこから、日本でも

この呼び名が浸透するようになったんですよ。

 

先住民が考えた農作業や、狩猟の時期と結びついた満月の名称には、

人々の暮らしの営みや、自然への感謝を感じさせてくれますね。

 

また、別名として、

スプラウティンググラスムーン(萌芽月)とも呼ばれており、

春になり、木々が一斉に芽吹く時期という意味が込められています。

 

他にもエッグムーン(卵月)、フィッシュムーン(魚月)

などとも呼ばれていますが、意味や真相は定かではありません。

 

そして、4月の満月については「霜」をもたらし、

満月が薄くなったら雨が降ると言われていました。

 

諸説によると、この時期の満月から新月までの間は雑草を抜いたり、

草を刈ったりする作業に適していると言われていました。

 

ストロベリームーンの意味って何?

 

 

2021年は、6月25日がストロベリームーンを見ることができる日です。

 

名前の由来に関しては、ピンクムーンと同様、

アメリカの先住民が季節を把握するために、

各月の満月に名前をつけているというところに原点はあります。

 

そして、6月がいちごの収穫時期であったということから、

この月の満月は「ストロベリームーン」と呼ばれているんですね。

 

近年になって、SNSやネットニュースを中心に

話題となって広まったわけですが、

元々がストロベリーの収穫時期に見える満月という意味です。

 

だから、一部の情報として出回っているような

月がイチゴ色に見えるということはありません。

 

確かに、夕陽が赤く見えるように、

月が出てきて間もない時間は、

赤みがかって見えることもあります。

 

それに、6月という梅雨時期は空気中の水蒸気が多いため、

夜の7時〜8時ごろに見られる

高度が少し低い月は、少しピンク色っぽく見えるかもしれません。

 

しかし、月が高くなるにつれて

いつものように白っぽく輝く満月になるので、

条件が合わないとイチゴ色に見えるということはないのです。

 

ところ変わって、ヨーロッパの方では

ローズムーン(薔薇月)という名前で呼ばれています。

 

その他にも、6月は夏の最初の満月であるため、

ホットムーン(暑気月)と呼んでいる地域もあります。

 

まとめ

 

ピンクムーンやストロベリームーンというのは、

毎月の満月を表現するために

ネイティブアメリカンが名付けたということを

理解していただけたでしょうか。

 

そして、ピンク色を表す名前ですが、

桃色で発光しているわけでもなかったんですね。

 

昔の先住民が考えたことが、

今となってSNSやインターネットを通じて広まるという

摩訶不思議な現象がこれからも起こるんでしょうね。

 

ただし、変な嘘の情報操作に惑わされないように

気をつけてくださいね。

 

2021年6月25日のストロベリームーンが

綺麗に見られることを願います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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