空気の乾燥には加湿器!
使い方は簡単。
タンクに水道水を入れて電源を入れる。
これだけで部屋が潤うので重宝しますよね。
でも、掃除ってどうしたらいいの?
タンクに水が入っているだけだし、
空にしたり気になるなら洗い流せばいい。
そう思っていませんか?
一度、加湿器の掃除の仕方を復習してみましょう。
加湿器を重曹で掃除する際の詳しいやり方や注意点
加湿器の使用方法は、とても簡単ですよね。
水を入れておくだけだし、その水だって毎日替えている。
掃除が必要なほど、汚れるはずはないと思っていませんか?
加湿器も、しっかりと掃除しないと
大変なことになってしまいますよ。
加湿器の汚れといえば、やっぱり水関係のもの。
つまりカビなどです。
カビは湿度や温度が高く、養分があるところに繁殖しやすいんです。
つまり、加湿器は条件がそろっていることになります。
掃除には重曹が効果的なのは、皆さんご存じだと思います。
でも、重曹が落とせる汚れは
「酸性」であることが条件なのを覚えておきましょう。
多くのカビは酸性なので、重曹で大丈夫です。
逆に重曹で落ちないと感じたら、
それは「アルカリ性」の可能性があります。
その場合は、クエン酸を使用すると良いでしょう。
では、重曹を使った掃除仕方を説明しますね。
用意する物は重曹と水。
水1リットルに対し重曹50グラムです。
あとは鍋にいれて沸騰させて下さい。
ただし、長時間沸騰させると、
効果がなくなるので気をつけてくださいね。
あとは、この重曹水を冷まして、分解した加湿器を漬けておくだけです。
簡単ですね!
大体30分~60分くらいを目安にして下さいね。
そして綺麗な水でしっかりと洗い流す。
確認した時に、まだ汚れている個所があれば
歯ブラシなどで掃除して下さいね。
コツは、ゴシゴシと強く擦るのではなく、そっとこすってくださいね。
その後は柔らかい布で水気を取る!
加湿器で重要なことは、しっかりと乾かすこと。
毎日重曹を使って掃除する必要はありませんが、
使い終わったら水気をとるようにして下さい。
これだけで汚れる頻度が違いますよ。
ここで一つ注意点があります。
重曹は、素材によっては変色を起こします。
まずは、自分の加湿器の素材を確認する事も必要ですね。
加湿器をクエン酸で掃除する際の詳しいやり方
クエン酸の掃除の仕方も、説明しておきますね。
カビ以外の汚れには、こちらを試してみてください!
40度ほどのお湯1リットルに対し、クエン酸6~7グラム。
その中に、分解した加湿器を入れて下さいね。
漬けおき時間は、30分~120分ほどです。
こちらも簡単ですね。
あとは重曹と同じように洗い流して、
汚れが気になる所は歯ブラシを使用。
そしてやわらかい布で拭いてください。
ただ、クエン酸を使用する時には、
塩素系の洗剤を使用しないでください。
同時にカビ取りも…と時短を考えるかもしれませんが、
やめてください。
塩素ガスが発生します。
有毒で危ないので絶対にやめてください。
加湿器に重曹入れて運転しても大丈夫?
確かに分解をしなくていい分、楽に掃除ができる。
そう考えるのは自然ですよね。
でも、重曹を入れて運転するのはお勧めしません。
基本的に加湿器は水道水を使用します。
つまり水道水以外は、故障の原因となる可能性があるからです。
もちろん、運転して掃除している方もいますが、故障した時は自己責任です。
保証期間内であっても、
対応してもらえない可能性がありますので、お気を付けください。
まとめ
- 重曹は酸性のカビなどには有効
- 水1リットルに対し重曹50グラムの重曹水を作る
- 煮沸した後、冷まして30分~60分ほど漬けおく
- 綺麗な水で洗い流す
- 落ちていない汚れは歯ブラシでやさしくこする
- 柔らかい布で拭く
- とにかく乾燥が大事
- 重曹で落ちない汚れはクエン酸が有効
- 重曹をいれて加湿器を運転はしない方が良い
せっかく加湿しているのに、
実は菌をばらまいているだけだった…。
そんなことにならないためにも、普段のお手入れが重要です。
普段のお手入れをさぼらないことで、
重曹などの掃除の回数が減らせます。
面倒くさがらず、使った後は乾かしてくださいね。
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