サーキュレーターを使っているが、
湿度が上がってしまって、困ってらっしゃいませんか?
この記事は湿度を下げるにはどうすればいいのか、
向きなども詳しく知りたいと思っている方に、有益な情報をぎゅっと詰め込んであります。
そもそもサーキュレーターというのは、
設置した場所の後ろ側の空気を吸い込み、
前の方に排気する機能を持っている家電製品だということを、初めに伝えておきますね。
ということは、湿った場所にサーキュレーターを設置してしまったら、
当然、湿度は上がってしまいます。
それなら、反対に乾燥した空気を流せばいいんです!
今回は、湿度を下げたい時のサーキュレーターの置き方を紹介しますので、
ぜひ最後まで読んでみてください。
サーキュレーターを使ったら湿度が上がるんだけど…
湿度が上がるのは、湿気を循環させているからなのです!
サーキュレーターは、できるだけ遠くへ空気を流し、
風が勢いよく直線的に進むように設計された構造になっています。
風が当たる範囲は狭いが、勢いが強いため、
人に当てて涼しさを求めるという用途には向いていません。
こんな性質から、梅雨時に窓際から室内へ向けて
サーキュレーターを設置すれば湿度が増すばかりか、
ソファーなどの家具にカビを発生させる原因にもなりかねません。
逆に部屋が乾燥していて、
部屋干ししている洗濯物の前に、サーキュレーターを置くことによって
湿気をうまく利用するという方法もあります。
湿度を上げたくなければ、
部屋の中でも、適した場所や方向に向けなければなりませんよ。
また、季節によって効率的に使うということも、
頭においておけば、節電にもつながります。
サーキュレーターを夏に使用する際に知っておきたいこと
冷たい空気というのは、上から下に降りてくるという特性を持っています。
エアコンの冷房機能を上手に使うためには、
下にたまった冷気を上手に循環させることがもっとも重要です。
サーキュレーターをエアコンと対面する壁に向けて設置し、
冷たい空気を下から上に送るようにすればいい効果を得ることができます。
このように設置することで、
下にたまっている冷気が壁にぶつかって上に向かい、
天井側に溜まっている暖かい空気が、
押し出されるようにして降りてくるというわけです。
その結果、エアコンの冷気がスムーズに循環するので、
快適な夏を過ごせるということになります。
サーキュレーターを冬に使用する際に知っておきたいこと
エアコンの暖房温度を上げても足元は冷えている、
という経験をされたことありませんか?
夏使用時と同様で、
暖かい空気は天井付近にたまる性質を持っているため、
サーキュレーターの風を使って、効率的に空気を循環させる必要があります。
暖かい空気が天井側から床側に流れるようにするためには、
エアコンの真下にサーキュレーターを置き、対面の壁に向かって風を押し出します。
すると暖かい空気が壁に当たって、そこから上昇していくので、
上にたまっていた空気は押し出され、
エアコンから再び床方向に吹き出される流れになるのです。
設置の仕方でスムーズな空気循環が生まれ、快適な冬を過ごすことができますよ。
湿度を下げたい時のサーキュレーターの向きとは?
湿度が上がると、油断できないのが【カビ】の発生ですよね。
サーキュレーターの置き方によって、
除湿も加湿もできるんだというのは、わかってきたと思います。
梅雨時期に、部屋の中でカビが発生しやすいところに注目して、
場所別に設置方法を紹介させていただきます。
リビング
サーキュレーターをできるだけ部屋の中心部に置いて、
送り出される風の向きを真上にしましょう。
その結果、風が天井に当たって跳ね返り、
湿った空気が分散して、
効率的に部屋の中を循環させることができるというわけです。
クローゼットや下駄箱
梅雨時期になると、ニオイが発生しやすいクローゼットや
下駄箱などの収納スペースにも、カビが発生しやすいですよね。
しっかりと扉を観音開きいっぱいにして、
正面からサーキュレーターの風を当てると、中の臭いを分散させることもできますよ。
お風呂場
梅雨時期じゃなくても、湿気がこもりやすいお風呂場では、
入浴後にサーキュレータを使って、湿気を外に追い出してしまいましょう。
窓がある家では、窓の方向に向けて運転するといいでしょう。
窓がないお風呂場ならば、ドアとは反対側の壁に向けて設置すると、
たまった湿気を分散させることができますよ。
まとめ
サーキュレーターは、扇風機のように人に当てて涼むという家電製品ではなく、
部屋の空気を循環させて快適に過ごすためのものなんですね。
設置の仕方や、送風口の向きによって、
節電できることも理解できたと思います。
サーキュレーターを効率的に使って、
梅雨時期や夏冬の対処をしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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