プロスポーツでは選手が活躍したときに行うパフォーマンスが、
話題や人気になることがあります。
かっこよく活躍している選手のパフォーマンスは、盛り上がりますよね。
2021年のプロ野球では、
阪神タイガースのジェフリー・マルテ選手の行う
ラパンパラポーズというパフォーマンスが話題になり、
注目を集めています。
ラパンパラポーズは阪神タイガースの新名物となっていて、
「ラパンパラフェースタオル」という
グッズの売れ行きも好調といわれています。
しかし、ニュースや新聞などでは、
このパフォーマンスが批判の対象になっています。
「ラパンパラポーズって、どんな意味があるのかな?」
「盛り上がっているのに、なぜ批判されているのだろう?」
今回はこの疑問についてお話しします。
ラパンパラポーズの意味とは?
ラパンパラポーズは、
阪神タイガースのマルテ選手が、
ホームランを打ってベンチに戻る直前に行うポーズです。
2020年は、マルテ選手が1人でラパンパラポーズをやっていましたが、
2021年からは、チームの他の選手やスタンドの観客も一斉にやるようになり、
一気に人気のポーズになりました。
この人気のポーズにつけられている、
ラパンパラという言葉には、どのような意味があるのでしょう。
マルテ選手は公用語がスペイン語のドミニカ共和国出身です。
ラパンパラという言葉もスペイン語ですが、その意味や詳しい情報はありません。
マルテ選手によると、
ラパンパラはドミニカ共和国の芸人のポーズということです。
実際のところ、どのような意味があるのかはよくわかっていません。
ラパンパラポーズとはどんな動き?
ラパンパラポーズの動きを見てみましょう。
- 胸を張って、体は右に傾けます。
- 顔を左に向けて、天を見ます。
- 左手を天の方向につき上げながら、右手はぐっと引きます。 (天に弓を引くような動きになります。)
- 左手が最高に伸びたら「ヤーっ」と
声を上げます。
左右が逆でも大丈夫です。
ラパンパラポーズの動画は、YouTubeやTwitterにたくさん投稿されています。
実際の動きをみてやってみてはいかがでしょう。
この動作をみんなで一斉にやると、爽快で盛り上がりそうですね。
ラパンパラが批判されているのは何故?
盛り上がっているラパンパラポーズですが、
ニュースや新聞では、批判の対象となっているといわれています。
なぜでしょうか。
ラパンパラポーズが、相手の球団を侮辱し挑発しているというのです。
でも、ラパンパラポーズの動作が、相手を挑発しているようには見えません。
これは野球界に、
「試合中の派手なパフォーマンスは、相手を侮辱して挑発的な行為なので良くない」
という価値観が根強く残っているため、といわれています。
阪神タイガースでは、2013年にグラティというパフォーマンスが行われていました。
この時は他球団だけではなく、
阪神タイガースのOBからも批判を受けたことで自粛しました。
2021年もラパンパラポーズで阪神タイガースの選手や、
スタンドの観客が盛り上がっていることが、
相手チームに不快感を与え侮辱し挑発しているという批判となっています。
しかし、阪神タイガース球団は、自粛しないことを表明しています。
一方、ラパンパラポーズが盛り上がることは、
プロ野球の活性化に貢献しているという評価もあります。
新型コロナウィルス感染対策で自粛ムードのプロ野球界では、
貴重なパフォーマンスといえるのではないでしょうか。
まとめ
話題のラパンパラポーズについてお話ししました。
・ラパンパラポーズはドミニカ共和国の芸人のポーズ
・ラパンパラはスペイン語
・ラパンパラポーズの意味はよくわからない
・天に弓を引くようなポーズ
・相手球団を挑発していると批判をうけている
ラパンパラポーズの動作が、相手を侮辱し挑発しているようには見えません。
ホームランを打って盛り上がることが、
相手を侮辱し、挑発しているという考えは無理があるように感じます。
プロ野球を盛り上げるパフォーマンスとして、
マルテ選手にはホームランを連発してほしいですよね。
他の球団の選手は、マルテ選手にホームランを打たせないように技術を磨き、
プロ野球を盛り上げていくことが重要ではないでしょうか。
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