加湿器の洗浄でクエン酸と重曹を混ぜるのはアリ?臭いは取れる?

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掃除のコツ

急に寒さが厳しくなり、

風邪を引きやすい季節がやってきました。

 

この時期は冬に流行する病気がたくさんありますよね。

 

毎年、この季節になると、

我が家でも手洗い・うがいの徹底やマスクの着用を義務付けています。

 

今年はコロナウイルスもありますから、

尚更、予防が大切になりますよね。

 

その予防方法の中に、加湿器をつけているという方も

多いのではないでしょうか。

 

この季節、加湿器が大活躍しますよね。

 

しかし、加湿器を稼働させればさせるほど

その分、マメにお手入れをする必要があります。

 

実はクエン酸と重曹を使えば、加湿器は簡単に綺麗になるのです。

 

ここではクエン酸と重曹を使って、加湿器を綺麗にする方法をご紹介します。

 

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加湿器の水垢をクエン酸と重曹を使って取る方法

 

 

加湿器を使う上で大切なことは、“こまめなお手入れ”です。

 

加湿器は水道水を使用しているので、

あまり汚れないイメージを持つ方がいますが、

それは大きな間違いなのです。

 

水道水を使い、常に水が入っているからこそ汚れるんです。

 

クエン酸と重曹を使えば、

加湿器のお手入れはそんなに難しいものではないと書きました。

 

今となっては掃除をする時によく使われていますが、

 

「正直、クエン酸と重曹って何が違うの?」

「どっちを使っても綺麗になりそう」

 

なんて思っていませんか?

 

実はクエン酸と重曹は、正反対の性質を持っているのです。

 

クエン酸と重曹の違い

 

・クエン酸

クエン酸は名前の通り弱酸性の性質を持っています。

 

・重曹

重曹は弱アルカリ性の性質を持っています。

 

掃除の基本は、汚れと反対の性質で掃除することなので、

落とせる汚れの種類が全く違うのです。

 

このことから、クエン酸と重曹を混ぜると

それぞれの洗浄効果がなくなってしまうのです。

 

では水垢には、クエン酸と重曹どちらを使えばいいのでしょうか?

 

上でもご紹介したように、

掃除の基本は汚れとは反対の性質で掃除をすることです。

 

水垢の性質がわかれば、どちらを使えばいいかわかりますよね。

 

・水垢とは…

水垢は、アルカリ性の汚れです。

 

水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル分が固まったもので、

水自体は蒸発してなくなりますが、含まれているミネラル分は残るので

それがどんどん蓄積して白い輪状の跡になるのです。

 

ということは、

水垢を落とすにはクエン酸を使うということがわかりました。

 

次にお手入れ方法です。

 

<用意するもの>

・クエン酸 大さじ1〜2

・ぬるま湯 3L

・バケツ

・タオル等、拭くもの

 

<掃除手順>

  • ぬるま湯にクエン酸を溶かす
  • 加湿器の部品(フィルター、トレー、タンク)をクエン酸水に入れる
  • 30分間ほどつけおきしたら部品についているクエン酸を水道水でしっかり洗い流す
  • 水気を拭き取り部品をよく乾かしたら加湿器に戻して完了

 

部品にクエン酸が残っていると、

臭いや故障の原因となるので、しっかり洗い流してくださいね。

 

これでしっかりと水垢を落とすことができます。

 

しかし、クエン酸でつけおきした後でも、

白く固まった汚れが残っている場合があります。

 

そう“カルキ汚れ”です。

 

そんな時に活躍するのが重曹!

 

基本的なカルキ汚れはクエン酸で落ちますが、

ガチガチに固まってしまったカルキ汚れは、

重曹を使ってこすると落ちるのです。

 

なぜなら重曹には『研磨効果』があるからなんです。

 

<用意するもの>

・重曹 適量

・水 適量

・スポンジ or 歯ブラシ

・タオル等、拭くもの

 

<手順>

  • 重曹を水でよく溶かす
  • スポンジや歯ブラシにつけてカルキ部分をこする
  • 水道水でキレイに洗い流す
  • 水気を拭き取り部品をよく乾かしたら加湿器に戻して完了

 

重曹を粉末のままこすると、素材を傷めてしまう可能性があるので、

必ず水で溶かしてからこすってください。

 

これで水垢汚れ、カルキ汚れはキレイに落とせますね!

 

加湿器の嫌な臭いをクエン酸と重曹で取り除く方法

 

 

こまめにお手入れをしていれば、

嫌な臭いやカビは発生しにくくなるのですが、

つい面倒くさくてお手入れをサボってしまうこともありますよね。

 

私はズボラな性格なので、

「明日やろう!」「明後日やろう!」「来週こそは…」

と言っているうちに、一ヶ月が経ってしまうことも(汗)

 

でも大丈夫!

 

万が一、臭いが発生してしまった場合、

重曹でお手入れすれば臭いを落とすことができます。

 

重曹には『研磨効果』があることは説明済みですが、

もう一つ、『消臭効果』もあるのです。

 

早速、お手入れ方法をみていきましょう。

 

<用意するもの>

・水 2L〜3L

・鍋

・重曹1Lあたり50g

・タオル等、拭くもの

 

<手順>

  • 鍋に水をいれ沸騰させたら重曹を入れてよく溶かす
  • 触れるくらいの温度になるまで鍋の湯を冷ます
  • 部品(フィルター、トレー、タンク)をつける
  • 1時間ほどつけおきしたら部品についている重曹を水道水でしっかり洗い流す
  • 水気を拭き取り部品をよく乾かしたら加湿器に戻して完了

 

臭いが気になる場合はぜひ、試してみてください。

 

嫌な臭いがすっきり落とせますよ。

 

上の手順で臭いが落ちない場合は、

つけおきする時間を調整し、重曹の濃度を濃くしてみてください。

 

ただあまりにも長い時間、濃度の濃い重曹水につけおきすると、

素材が痛む可能性があるので、その際はこまめに部品の様子を確認してくださいね。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

加湿器のお手入れ方法は思ったより簡単でしたよね。

 

・水垢汚れにはクエン酸

・固まったカルキ汚れ、消臭には重曹

 

これを覚えておけば加湿器掃除はバッチリです!

 

どちらも100円ショップやドラッグストアで

手軽に入手できるアイテムですし、

加湿器の掃除だけでなく、色々な場面で使えるクエン酸と重曹は

1袋ずつ持っていても損はないです。

 

大掃除シーズンにもきっと大活躍ですよ!

 

加湿器をこまめに掃除して、綺麗な蒸気でお部屋を加湿しましょう。

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