格闘技を習いたい人が、ここ近年上昇傾向にあるようです。
たしかにうちの息子なども、
年末のRIZINなどの格闘技番組を見ると、
「やりたい」と影響されやすい感じですけれども(笑)
格闘技をやりたい人の中には、
それぞれ目的としているものが違うことがありますよね。
選手になって本気で格闘技を!という人もいれば、
ダイエット、自己防衛方法の取得、体つくり、それぞれ何らかの目的があります。
でも、選手になるほどの本気で格闘技をする人は、
やはり向き不向きはどうしても出てくるものです。
これは格闘技に関わらず、やはりスポーツ全般もそうですが、
生業にしていくことができるのは一握りの人たちですからね。
今回の記事では、格闘技に向いている人、
強くなる人のポイントを紹介していきます。
格闘技に向いてる人ってどういう人なの?
格闘技に向いている人というのを、まず紹介してみましょう。
格闘技ってもちろん激しいし、体が資本なので、
どうしても身体的能力の向き不向きに目が行きがちですが、
格闘技において、一番大事なのは精神性の強さなのです。
それも、喧嘩の強さとかそういうことではなく、
「自分自身に負けない強さ」を強く持っている人。
こういう人が向いていると言われます。
格闘技は相手があって、相手に勝つというのが方法ですが、
自分に勝てない人が相手に勝つことはまずできない。
自分で自分に打ち克つうえで、ストイックさがある人が向いているのです。
なぜなら、まず格闘技は体をとことん鍛えますので、
練習ではいつも自分の限界との闘いです。
自分で自分をとことん追い込まないといけません。
ここで手を抜いたり、このくらいかな・・と思う人は、まず格闘家にはいないでしょう。
格闘家は、インタビューなどでは相手を煽ったり、強い口調が特徴的ですが、
あれは相手というより自分にプレッシャーをかけ、自分を鼓舞しているのです。
強気な発言を試合前にするということは、
万が一負けた時には、叩かれまくる原因を自分から作っていることですからね。
何も言わないで試合をするのと、
相手を煽って強気な発言をして試合をするのとでは、プレッシャーが全然違います。
格闘技といえど、スポンサーがいたり、
観客がいたりして成り立っているものなので、
勝つことをしないと次がないシビアな世界ですからね。
格闘技で強くなる人ってどういう人?
格闘技で強くなる人って、どういう人でしょうか・・?
これも前述と同じような感じですが、
精神力の強い人、人間力の高い人でしょうね。
体をどれだけ作っても、心が弱ければ負けます。
なによりも、強い心を持っていないと格闘技は強くなれません。
だって、普通に考えて血を流して殴り合うんですから。
気持ちが強くないと折れますよね。
では体が弱くてもいいのか?ということですが、
心が強ければ、その強い心で体を屈強に鍛えます。
ハンパじゃない精神で体を作りこみます。
その作りこみの度合も、心の強さから出来上がるわけです。
結局、格闘技でトップにいる人は、心が強い、精神が強い人なのです。
本当は、誰よりも繊細で、意外と涙もろいタイプの人もいるんですよ。
でも、自分に勝つという心の持ちようは、並外れて強い。
そういう人は、敵を誰かではなくて常に自分と置いています。
昨年の自分より、昨日の自分より常に上であるように、
毎日の日々の過酷な練習を続けているのです。
そこで、誰も見ていなくても常に自分と戦い続け、
ストイックなまでに自分を追い込んでいく。
「これくらいでいいか」は許さない、妥協も許さない。
これだけの練習をしてきたという自負があるから、
インタビューなどでは、あれだけ強気な発言ができるんですよね。
誰よりも一番過酷な練習をしてきた!
その自信が、あの煽りの言葉となって現れ、
さらに自分にプレッシャーをかけていくのです。
とことんストイックな人がやる競技が、格闘技なのかもしれませんね。
まず、基本を前提として、
好きこそものの上手なれですので、
好きかどうか、そして興味がある上で
どこまで自分を追い込み、自分と戦えるか、
これが格闘技をやる上での向いている人であり、強くなる人の秘訣だと言うことです。
だから、意外と小さいころ体が弱かったとか、泣き虫だったとか、
そういう人も多いんですよ。
どこかのタイミングで、自分と向き合って克服をきっかけに始める人もいます。
その克服が原動力となるタイプもいますからね!
まとめ
格闘技は、体と体のぶつかり合い、戦いなので、
体が資本ではあるんですが、
向き不向きや強くなる人の特徴は「精神性が強い人」です。
常に敵は自分で、
自分に打ち克つというトレーニングを毎日しているので、
自分を追い込み、ストイックなまでに自分に厳しい人が向いているということですね。
対戦相手あっての競技ではあるのですが、
結局は、自分に勝てないで相手に勝つことはできないという
象徴のようなスポーツだと言えます。
体を強くしていくための精神力、負けない精神力、
殴られても痛くない精神力、すべては心次第なのです。
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