マスカットと白ぶどう、そしてぶどうの違いは一体何?
確かにマスカットと白ぶどうって、
同じもののような気がしますよね。
でもやっぱり違いがあるものなんでしょうか?
また、普通の紫色のぶどうと白ぶどうは色が違うだけ?
今回はそんな、意外と知られていない
マスカットと白ぶどう、ぶどうの違いを詳しく解説していきます。
ぶどう好きでしたら、ぜひとも覚えておくと良いですよ!
マスカットと白ぶどうの違いって何なの?
マスカットというのは、
ヨーロッパの地中海地方で採れる白ぶどうの品種であり、
白ぶどうとは、ぶどうの中で白というか黄緑色をしているもの全般を指します。
つまり、白ぶどうという分類の中に、マスカットが存在しているんですね。
ただし、原産地がヨーロッパの地中海地方に限定されています。
ということで、基本的にはマスカットは白ぶどうである、
と認識しておいて間違いないですね。
ただし、白ぶどうの中にはマスカットのように、
そのまま食べることが出来ないもの、要するにワイン製造用のぶどうもあるんですよ。
白ぶどうは、全てがマスカットのようにそのまま食べられるワケではない、
というのも覚えておくと良いでしょう。
確かにワイン用のぶどうってありますよね。
ワイン用のぶどうは、そのまま食べても基本的には全然美味しくないので、
必ず食用の白ぶどうを選ぶようにしましょう。
といっても、スーパーなどで売られているのは
だいたい食用の白ぶどうなので、安心してくださいね。
ちなみに、白ぶどうはなぜ白いというか黄緑色をしているのかというと、
普通の紫色のぶどうのように、色素が作られないからなんです。
ぶどうはどの種類であっても、最初は黄緑色をしているのですが、
普通のぶどうは成長していくと、濃い紫色や赤色の色素が作られていくんですよ。
ところが白ぶどうの場合は、品種が違うため、
この色素が作られずに、成長しても黄緑色をしたままなのです。
マスカットも白ぶどうも、色素が作られない品種なので、
黄緑色をしていたんですね!
でも、マスカットは白ぶどうの中の一つである、
ということをしっかり覚えておいて下さいね。
白ぶどうとぶどうの違いは何?
白ぶどうとぶどうの違いは、ズバリ種類の違いですね。
ぶどうには濃い紫色をした『黒ぶどう』と、赤い色をした『赤ぶどう』、
そして、マスカットなどの品種を含む『白ぶどう』という3つの種類が存在します。
この種類が違うことによって、色も違いがあり、
また風味なども異なるぶどうが多数存在するんですよ。
種類としては黒ぶどう、赤ぶどう、白ぶどうの3つですが、
その中でも複数の品種が作られており、なんとおよそ1万もの品種があるとのこと!
確かにスーパーや青果店などで見かけるぶどうだけでも、
デラウェアや巨峰、ナガノパープル、シャインマスカットなど、
色んな品種がありますよね。
それらを総じてぶどうと呼ぶのですが、
ぶどうの皮の色に応じて、
黒ぶどうなのか白ぶどうなのか、赤ぶどうなのかが分かれているのです。
ぶどうって本当に品種が多いんですね…。
私はぶどうについてそこまで考えたことがなかったので、
かなり品種の多さに驚いています!
でも、その中にはワイン製造用と食用に分かれているので、
全部の品種が食べられる、というワケではないんです。
ちなみに、ぶどうは皮の部分にも栄養が詰まっているとされているため、
ぶどうを食べる時は、皮ごと食べられる品種を選ぶのがおすすめですよ!
品種でいうと、白ぶどうのシャインマスカットや瀬戸ジャイアンツ、
黒ぶどうのナガノパープル、
赤ぶどうのフレームシードレス、クインニーナ、マイハートなどですね。
皮ごと食べられると、とっても食べやすいし、
栄養もしっかり摂ることが出来るので、
ぶどうは皮ごと食べられる品種を選びましょう!
まとめ
マスカットと白ぶどうの違いは、分かりやすくいうと原産地ですね。
白ぶどうの中でも、ヨーロッパの地中海地方原産の白ぶどうをマスカットと呼び、
白ぶどうは黄緑色をした種類のぶどう全般を指し示しています。
また、白ぶどうとぶどうの違いは種類。
ぶどうには黒ぶどうと赤ぶどう、白ぶどうの3つがあり、
それぞれ色だけでなく種類も違っているのですよ。
ぶどう=黒ぶどうを思い浮かべる人も多いですが、
実際にはぶどうって、大きく3色の種類に分かれていたんですね!
ぶどうに興味がおありでしたら、
ぶどうの色の違いによる種類を覚えておくと良いですよ!
コメント