夏みかんとみかん、そして甘夏の違いって一体何?
夏みかんとみかんの違いは、旬だとなんとなく想像できますが、
夏みかんと甘夏の違いって、イマイチよく分からないですよね。
夏みかんも甘夏も同じものなのか、品種が違うのか知りたいところ。
そこで今回は、夏みかんとみかん、甘夏の違いを解説していきます。
今後スーパーで買い間違えないためにも、違いを知っておきましょうね。
夏みかんとみかんの違いって何なの?
夏みかんとみかんの大きな違いは、
品種や収穫する季節やサイズ、皮の厚み、そして味ですね。
一般的にみかんというのは、温州みかんを指し示しているんですよ。
温州みかんというのは、
冬場になるとスーパーや青果店などで売られ始める、
いわゆる一般的なみかんのこと。
こたつの上に乗っかっているイメージのある、
あの定番の柑橘類のことですね。
この温州みかんは、旬が冬なだけでなく、
大きさはだいたい手にすっぽり収まるくらいだし、
しかも甘みが強くて美味しいのが特徴といえるでしょう。
確かに冬場に食べるみかんって、とっても甘くて美味しいものが多いですね。
ということで、
みかん=温州みかんであり、
冬場の定番フルーツということになるんです。
一方、夏みかんというのは、文字通り夏場が旬なだけでなく、
サイズも温州みかんと比べて更に大きく、手のひらに収まらないくらいのものが一般的。
しかも、食べると甘みより酸味の方が強いため、
そのまま食べるよりも、ジュースにしたり、
もしくはグレープフルーツのように、砂糖をかけて食べるのが美味しい食べ方なんですよ。
また、夏みかんは普通のみかん、つまり温州みかんと比べて、
皮が分厚いのも特徴といえるでしょう。
確かに夏みかんって、
皮を剥くのが結構大変なイメージがありますよね。
ということで、夏みかんとみかんは、
品種だけでなく旬も大きさも皮の厚さも味も食べ方も、
何から何まで違っているフルーツなんですよ!
同じ柑橘類であっても、こんなにたくさんの違いがあったんですね。
私は今までは、夏みかんとみかんの違いをなんとなくしか知らなかったので、
かなりビックリしました。
でも、夏みかんとみかんはかなり違いがあるので、
ぜひ覚えておくようにしましょう。
夏みかんと甘夏の違いとは?
夏みかんと甘夏はズバリ、
品種と味に違いがあるんですよ。
実は、甘夏というのは、夏みかんの中の一つの品種なんです。
でも夏みかんとは違って、酸味よりも糖度が高いのが特徴。
要するに、甘夏は夏みかんの中でも、
糖度が高く美味しく生食できる品種こそが甘夏なんですね。
ということで、夏みかんを生食、つまりそのまま食べたいのでしたら、
甘夏を選ぶようにすると良いでしょう。
そうすると、とっても美味しく、
夏みかんであっても酸味を感じずに食べることが出来ます。
甘夏って、夏みかんのうちの一つだったんですね!
私はてっきり、甘夏と夏みかんは
全く違う柑橘類だと思っていたので、この事実に驚きました。
ちなみに、夏みかんは正式名称を『夏橙(なつだいだい)』といい、
甘夏は『甘夏蜜柑(あまなつみかん)』か、
もしくは『甘夏橙(あまなつだいだい)』といいます。
甘夏や夏みかんって、正式名称もあったんですね!
クレヨンなどでも『橙色(だいだいいろ)』なんてありますが、
それも、ここから来ているんでしょうね。
柑橘類って、調べてみるととっても奥が深くて興味深いです。
ただ、甘夏ってなかなか食べる機会が今までなかったので、
今年の夏は甘夏を食べてみようかなと思っております。
やっぱり甘い夏みかんってすっごく食べてみたくなりますからね。
ただし甘夏を買う時は、夏みかんと間違えないように注意しましょう。
しっかりと『甘夏』と表示されているものを買うようにすれば、
美味しく生のままでも食べることが出来ますよ。
うっかり間違えて夏みかんを買ってしまった時は、
砂糖をかけるか、ジャムにするなどして、味変を楽しむのもオススメですね。
まとめ
夏みかんとみかんの違いは、
品種だけでなく旬の時期や大きさや皮の厚さ、味など。
夏みかんは旬が夏でありサイズも大きめで、
しかも皮が分厚く味は酸味が強いです。
みかんは一般的には温州みかんという品種で、
冬が旬でありサイズも手のひら大、また皮もそこまで厚くなく、
味は甘みが強いためそのまま食べられますよ。
そして夏みかんと甘夏は、品種と味が違うこと。
甘夏というのは、夏みかんのうちの一つの品種であり、
夏みかんとは違いかなり糖度が高いため、そのままでも美味しく食べられるんですよね。
柑橘類って本当に色んな種類があるので、
違いを覚えておくと、どんな味がするのか、
そのまま食べられるのかなどを判断できますよ!
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