青のりとあおさ、そして海苔ってどんな違いがあるもの?
栄養面に関しても、青のりとあおさって違いがあるのかも、
イマイチよく分からないところですよね。
そして、海苔も具体的にどう違うものなのでしょうか。
今回はそんな、実はあまり知られていない
青のりとあおさ、そして海苔の違いを詳しくご紹介していきます。
青のりとあおさの違い。栄養も違うの?
青のりとあおさは、どちらも海藻類であることに違いはないのですが、
分類が異なるんですよ!
青のりは、アオサ目アオサ科のアオノリ属に分類されており、
あおさは、アオサ目アオサ科アオサ属に分類されるんです。
青のりもあおさも、同じアオサ目アオサ科の海藻だったんですね!
今まで、青のりとあおさの違いについて全然知らなかったので、
分類で違いがあると知って驚きました。
ちなみに、あおさよりも青のりの方が香りが高いため、
高級品として取り扱われることもあるんですよ。
しかも、お好み焼きやたこ焼きなどに使われる、
スーパーなどでも買える青のりって、
商品名は青のりですが、あおさから作られています。
ということは、私たちはあおさを、
お好み焼きやたこ焼きなどに振りかけて食べていたんですね!
これもかなり衝撃的な事実です!
あおさって、本物の青のりと比べると熱に強い特徴を持つため、
お好み焼きなどに振りかけられるようになっているんですよ。
青のりとあおさの栄養の違いについて
さて、そんな青のりとあおさですが、分類以外にも栄養に違いがあります。
まず青のりにはカロテンやナイアシン、葉酸、
そしてビタミン類、特にビタミンB群を多く含んでいるんです。
カロテンは、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、免疫力アップなどの効果を持ち、
ナイアシンは血行を良くして、冷え性を改善する働きを持っています。
そして、葉酸は健康的な細胞作りに必要で、
ビタミンB群は代謝をアップしたり、疲労回復の効果があるんですよ!
青のりって想像以上に健康的な海藻だったんですね。
一方、あおさの栄養は主にミネラル分。
ナトリウムやカリウム、マグネシウムなどを多く含んでおり、
体のむくみを改善したり、骨や歯を丈夫にしたりする栄養を持っているんです。
青のりとあおさって、栄養面でもこんなに違いがあったんですよ!
似ているようだけれど、本当はかなりの違いがあるものなので、
ぜひ青のりとあおさの違いを覚えておいてくださいね。
海苔とあおさと青のりの違いって何?
先ほど、あおさと青のりの違いを紹介しましたが、
海苔とはどう違いがあるのか気になりますね。
海苔というのは、ウシノリケ科アマノリ属の紅藻(こうそう)と
碧藻(へきそう)類から作られるもの。
要するに海苔とは、海藻類を混ぜて加工して作られているものなんですね。
だから、海苔というのは、
スーパーなどでも既に加工済みの状態で売られています。
あおさや青のりと違って、海苔というのは海藻類の加工品だったのですよ。
確かに海苔ってよーく見ると、海藻を混ぜて固めてある状態になっていますよね。
ということで、
青のりとあおさは、一種類だけで食べることが多いものですが、
海苔は2種類以上の海藻を混ぜて作られた、という違いがあるんです。
しかも海苔に関しては、味付け海苔や韓国海苔など、
更に加工が施されているものも多く、
香りや味わいがガラリと変わっているものも多いです。
青のりとあおさ、そして海苔にはこのような違いがあったんですね。
今までは、青のりもあおさも海苔も海藻の一種なのかな、
という程度にしか考えていなかったのですが、
実はそれぞれ細かい違いがあったのです。
でも、いずれにしても海の恵みであることには変わりませんね。
ちなみに海苔には、タンパク質やカルシウム、
ビタミンAやビタミンB12、葉酸などの栄養が含まれているため、
健康的な海藻でもあったんですよ!
青のり、あおさ、そして海苔には、栄養にも違いがある、
ということも覚えておくと良いでしょう。
まとめ
青のりは、アオサ目アオサ科のアオノリ属の海藻で、
あおさは、アオサ目アオサ科のアオサ属の海藻であり、
そして海苔は、ウシノリケ科アマノリ属の海藻を2種類以上混ぜたもの。
また、青のりはカロテンやナイアシンやビタミン類などが豊富で、
あおさはミネラル分が豊富、
そして海苔はタンパク質やビタミン、カルシウムなどが多く含まれています。
どれも似ているようで実は大きな違いがあったので、
ぜひ違いを知っておいてくださいね!
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