最近は、若い人を中心に
有名なスポーツ選手やアーティストのように、
ファッションとしてタトゥーを入れる人を見かけます。
しかし、日本では
タトゥー=刺青(いれずみ)
という認識もあり、あまりよくないイメージとなっています。
生活する上で、デメリットも多いといわれています。
それでもタトゥーを入れてよかったと思えるでしょうか。
タトゥーを入れると、どんなデメリットがあるでしょうか。
今回はタトゥーを入れてよかったと思っている人がいるのか、
また、タトゥーを入れたときのデメリットについて調べてみました。
タトゥー入れてよかったと思ってる人っているの?
かっこいいイメージのあるタトゥーですが、
一度入れると一生消えません。
美容整形などで目立たなくできますが、
費用も時間もかかるし、入れる前と同じ状態には戻らないでしょう。
そんなタトゥーを入れてよかったと思っている人は、いるのでしょうか。
ネットなどで調べると、少数派ですが後悔していない、
よかったという情報を見かけますが、
タトゥーを入れた多くの人は、よかったと思っておらず、後悔しています。
東京イセアクリニックのアンケート調査によると、
9割の人がタトゥーを入れて後悔した結果となっていました。
参考にした、東京イセアクリニックの
タトゥーに関するアンケートのサイトを紹介しておきます。
しかし、考えてみると、
後悔していない、よかったといっても、
それは今時点で思っていることで、
この先も変わらずよかったと言えるかはわからないでしょう。
自分をとりまく環境はどんどん変化していきます。
生きている間はいろいろな人と出会い、
まわりの人間関係も変わっていきます。
その中でタトゥーを入れなければよかったという出会いがあるかもしれません。
また、入れたことで大切なことを逃してしまうかもしれません。
タトゥーを入れることのデメリットを理解して、
タトゥーが一生の付き合いになることをよく考えてから入れないと、
入れてよかったとはならず、後悔することになるかもしれません。
タトゥーのデメリットって、どんなことがあるの?
日本の社会では、タトゥーにネガティブなイメージが強く、
タトゥーが入っていることで
タトゥーのない一般の人ができることが、できなくなるデメリットがあります。
タトゥーを入れると、どんなデメリットがあるか解説しますね。
入場できない施設がある
タトゥーが見えていると入場できない施設があります。
(隠せば入場できる施設もあります。)
- スーパー銭湯、温泉などの大衆浴場やプール
- アミューズメント施設(遊園地など)
- スポーツジム
多くの施設では、刺青を含めて
タトゥーが見えていると入場を断られるか、
露出しないよう注意される場合が多いのではないでしょうか。
仕事に影響する
多くの職種の仕事に影響します。
- 多くの職種で仕事やバイトに就くことが難しくなる
- 働くときはタトゥーを隠さなければならない
- 昇進に影響がある(周囲にばれないように注意が必要)
タトゥーの場所によっては、隠す工夫をしなければならず、
夏でも長袖のワイシャツを着たり、
肌がシャツから透けないよう上着をずっと着たりなど、服装に気を使わなければなりません。
自営業などであれば、就職や昇進は関係ないのですが、
お客様の前ではタトゥーを隠しておかないと、よいことはあまりないでしょう。
人間関係に影響する
タトゥーが入っていない人や、
タトゥーにネガティブなイメージを持っている人との関係は難しくなるでしょう。
- 友人に気を遣う
- 親に言えない
- 恋人、結婚相手の親に理解されない
- 特に地方では理解されない
友人と旅行で温泉やアミューズメントパークに行っても、
施設の入場で気を遣わせることや、
会社の中でもタトゥーのことに触れてよいのか、
上司にはどのように扱えばよいかなどで、気を使わせてしまうのではないでしょうか。
自分の親に話しにくいし、
恋人、結婚相手の親に理解されないことも多いでしょう。
地方に行くとさらに理解されず、親しいお付き合いは難しくなります。
どうしてもタトゥーのネガティブなイメージと向き合って、
生きていかなければなりません。
消せない・変えられない
その時の好みや勢いでデザインを決めて入れてしまうと、
後からなぜこんなデザインにしたのだろう、恥ずかしい、元にもどしたいと後悔します。
例えば、入れた時は龍がかっこいい、
バラがかわいいなどと思っても、
数年経ってからは龍やバラに興味がなくなったり、飽きたりすると後悔します。
また、その時付き合っていた恋人の名前を愛情表現で入れてしまうと、
もしお別れしてしまったらどうするのでしょう。
入れてしまったものは消えないし、変えられないので、後悔します。
まとめ
タトゥーを入れてよかったと思っている人がいるのかということと、
タトゥーを入れるデメリットについて解説しました。
若い人は、タトゥーに対して寛容的になってきていますが、
全体的にみるとネガティブなイメージが強く、理解されにくい状況です。
自分の意志で入れるものではあり、肯定も否定もしませんが、
将来のことや将来の人間関係までよく考えて決めないと、後悔することになるでしょう。
もしタトゥーを入れてみたいと思っている方は、
今回の記事で解説したデメリットを頭に入れておいてくださいね。
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