「よもやよもやだ」の意味や正しい使い方について。方言ってマジ?

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豆知識・素朴な疑問

今の時代、子供たちを中心に幅広い世代に人気を誇る、

某人気アニメのキャラクターの名言でもある

「よもやよもやだ」という言葉ですが、

そのアニメで「初めて聞いた」という人や、

「聞いたことあるけど意味は知らない」という人も多いのではないでしょうか?

 

今回は、「よもやよもやだ」の意味や使い方について、

詳しく解説していきたいと思います。

 

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「よもやよもやだ」の意味とは?方言ってマジ?

 

 

「よもやよもやだ」は、

「よもや」という言葉の繰り返しであり、1つの単語として使われています。

 

そんな「よもや」という言葉ですが、実は2つの意味があるのです。

 

「よもや」の意味 その①

 

1つ目は、

「まさか」「万が一にも」「いくら何でも」という意味になり、

「~そんなことはないだろう」というような、否定的な表現としてあります。

 

某アニメではおそらく、こちらの意味として使われており、

「まさかまさか」という感じに2回繰り返すことで、

その言葉が強調されていることが分かります。

 

「よもや」の意味 その②

 

そしてもう一つは、

「きっと」「おそらく」「たぶん」という意味になり、

こちらは「~そうかもしれない」と、

先ほどとは違い、肯定的な表現としてあります。

 

僕は「まさか」という意味は知っていましたが、

こちらの意味は初めて知りましたね。

 

ネットなどでも、たまに「よもやって方言なの?」と

質問している方がおられました。

 

もちろん聞いたこともない言葉なら、そう思うかもしれません。

 

しかし、結論から言ってしまえば、

「よもや」は方言ではなく、『標準語』になります。

 

現代ではあまり耳にしませんが、

小説やドラマ、ビジネスシーンなどでは、

たまに使用されることがあるそうです。

 

それに、時代劇などでは頻繁に使われることがあるそうで、

昔の人は、「まさか」や「きっと」という意味を

「よもや」というように使っていたにかもしれませんね。

 

「よもやよもやだ」の使い方。どういう時に使うのが正解?

 

 

「よもやよもやだ」を言い換えると、

「まさかまさかだ」という感じになりますが、少し違和感がありますよね。

 

最初にも説明した通り、

「よもやよもやだ」というのは

「よもや」を繰り返し使っている言葉になります。

 

なので「よもやよもやだ」とは、

「まさか」という意味を強調したくて使ったものだと考えられます。

 

ではどんな使い方をするのか、どういう時に使うのか、

例文に「よもや」を使って説明していきます。

 

「よもや」を使った例文

 

・ここまで点差が離れているなら、よもや負けることはあるまい。

 

スポーツなどで、相手とかなり点差が離れているうえで、

自分の勝ちをほぼ確信しているような様子を感じ取れます。

 

ここでは「きっと」や「たぶん」、

「おそらく」などの意味が使われていますね。

 

・よもやこんな形で終わるとは思いもよらなかった。

 

こちらは予想外の結末になってしまい、

少し驚いているような様子を感じ取れます。

 

これこそ「まさか」という意味が使われていますね。

 

・彼ほどの人間なら、よもやこのくらいは分かるだろう。

 

彼をすごい人だと認め、このくらいなら分かると、

ほぼ確信している様子が感じ取れます。

 

これも最初の例文と似たような感じで、

「きっと」や「たぶん」「おそらく」などが使われていますね。

 

まとめ

 

このような感じで、「まさか」や「きっと」など、

2つの意味を使う時と同じように使うことができるため、

聞いている側も違和感なく使うことができますが、

使う場合は「よもや~だろう」というように、繋げ合わせて使うのが通例となっています。

 

ただ、冒頭部分でも話した通り、

現代ではあまり使われなくなっており、

「よもや」という言葉を知らない人だっています。

 

「よもや」と使うよりかは、

「まさか」と使った方が伝わりますし、そちらの方が一般的です。

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