タトゥーは、日本ではまだまだ
反社会的でネガティブなイメージがありますが、
若い人を中心に、オシャレや自分の思いの表現方法として
入れる方が増えてきています。
タトゥーを入れるとしばらく痛いといわれますが、
どれくらいの期間、続くのでしょうか。
また、そんな痛みがあるのになぜ入れるのでしょう。
どのようなメリットがあって入れるのかも、気になりますよね。
今回は、タトゥーの痛みと、痛くても入れる理由、
また、メリットについて調べてみました。
タトゥーの痛みっていつまで続くの?痛いのになぜ入れるの?
タトゥーは、皮膚の表面となる
表皮の内側にある真皮といわれる部分に
インクを付着させ皮膚に色を付けます。
真皮にインクを付着することで、一生消えなくなるのです。
真皮に色を付けるために、タトゥー用の針で
表皮と真皮を突き刺すので痛みが伴います。
転んで擦り傷ができるのと同じような状況でしょうか。
擦り傷の大きさや、できる場所によって痛みは違ってきますが、
タトゥーも大きさや入れる場所によって、痛みは違ってきます。
では、どれくらいの期間、痛みが続くのでしょうか。
タトゥーを入れると、擦り傷と同じく痛みは続きます。
個人差はありますが、
擦り傷も3日間くらいはヒリヒリして、
その後も、一週間ぐらいは痛いですよね。
タトゥーも同じです。
デザインの大きさや、回復力の個人差はありますが、
3日間くらいはヒリヒリして、一週間程度で痛みが取れてきます。
皮膚の回復に伴って痛みは取れてきますが、まだ苦痛は終わりません。
その後は、擦り傷と同じようにカサブタができ、かゆみが出てきます。
ここでカサブタを無理に剥がしたり、
かゆくて掻いたりしてしまうと、
タトゥーの仕上がりが悪くなってしまうので、我慢しなければなりません。
このかゆみを我慢する期間もつらく、
かゆみがなくなるのは、
タトゥーを入れてから3週間から1カ月程度と言われます。
タトゥーは1カ月間の痛み、
かゆみの苦痛を乗り越えて完成するのです。
そんな痛み、かゆみの苦痛を我慢してまで
タトゥーを入れる理由はあるのでしょうか。
タトゥーはネガティブなイメージもあり、
まだまだ多くの人から理解されていません。
通常の生活では多くのデメリットがあります。
しかも、入れてしまうと簡単には消せません。
それでもタトゥーを入れる理由は、
入れる人にメリットがあるからではないでしょうか。
タトゥーを入れるメリットって何があるの?
タトゥーを入れるメリットについては人それぞれですが、
主なものをあげてみます。
・かっこいい、おしゃれ
一生消えないタトゥーを、
かっこいい、おしゃれというだけで入れるのは賛否あると思いますが、
自分を個性的に表現できる満足感が得られます。
タトゥーは、自分の好みのデザインを
アートメークのように表現できることがメリットです。
・入れたときの思いを忘れない
好きな言葉や名言、記念日、
パートナーの名前などをタトゥーとして入れる人もいます。
自分の目標や信念を、壁や日記帳などに書くことと同じでしょうか。
一生消えないタトゥーなので、
思いをメッセージに込めて入れることで、
後でタトゥーを見ると、
入れた時の思いがよみがえり、
頑張ることや、迷った自分を見つめなおせるメリットがあります。
・自分を変えるきっかけになる
タトゥーを入れるのはデメリットも多く、
嫌な思いすることもありますが、
それだけの強い覚悟を持って入れることで、考え方や生き方が変わってきます。
これまでの自分と変わることで、
自信や強い意志が持てるようになるメリットがあります。
・タトゥー仲間ができる
まだタトゥーを入れる人は少なく、
入れている人同士で共感を持てて仲良くなれます。
タトゥーを入れる前とは違う人間関係が持てて、
コミュニケーションの幅が広がるメリットがあります。
まとめ
タトゥーの痛みと、痛くても入れる理由、メリットについて解説しました。
最後にタトゥーの痛みについてポイントをまとめます。
- タトゥーを入れると痛み、かゆみの苦痛を我慢しなければならない
- 痛み、かゆみは1カ月程度続く
- タトゥーを入れるのはメリットがある
タトゥーには、反社会的なネガティブなイメージもあり、
生活面ではデメリットが多いことは事実です。
今回調査したメリットだけで判断してタトゥーを入れると、後悔するでしょう。
タトゥーは一度入れると消すのが難しく、
入れるのであれば今の状況だけでなく、将来のこともよく考えて決断してくださいね。
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