みょうがって美味しいですよね。
さっぱりとした味わいで、
そのまま食べても薬味としても使うことができます。
しかし、中には
みょうがはカメムシみたいな匂いでイヤだと
感じる人もいるでしょう。
この匂いですが、一体なんなのでしょうか?
また、匂い消しや臭み消しを
することができるのでしょうか?
ここでは、みょうがの匂いについて解説をしていきます!
みょうがって変な匂いがして臭いんだけど…
みょうがを美味しいという人もいれば、
変な匂いを感じるという人もいるでしょう。
実際、みょうがには、変な匂いがするものなのでしょうか?
結論から言えば、この匂いは気のせいではありません。
みょうがは、実際にカメムシに似た変な匂いがします。
詳しく解説をしていきます。
みょうがの匂いの成分には、
α-ピネンという成分が含まれています。
このα-ピネンは、
パクチーに含まれている匂いの成分でもあります。
パクチーは独特な匂いで、大嫌いという人も多いですよね。
筆者もその一人で、パクチーは匂いを含めて苦手です…
そんなパクチーですが、
実は、和名ではカメムシ草と呼ばれます。
ですので、パクチーの和名をつけた人は、
パクチーの匂いはカメムシのように感じており、
同じ匂い成分を持つみょうがも、カメムシの匂いがするということですね。
実際のカメムシの匂いも、
このα-ピネンが成分となっており、
みょうがと同じ成分となっています。
このようなことから、
匂いの成分から考えると、
みょうがから
カメムシのような匂いがすると感じることは、
ある意味当然ですね。
ちなみに、α-ピネンについてですが、
匂いは苦手という人がいるかもしれませんが、
成分自体は健康効果が期待できます。
α-ピネンの香りには、
食欲増進効果が期待できる他、発汗作用もあります。
ですので、夏バテにも効果的であり、
そのことからも、薬味としてみょうがはよく使われるのですね。
みょうがの匂い消しや臭み消しの方法を教えます
ただ、α-ピネンに健康効果があるとしても、
匂いが苦手なら食べられませんよね。
みょうがの匂い成分の素であるα-ピネンですが、
匂い消しや臭み消しをすることができるのでしょうか?
結論から言えば、できます。
詳しく解説をしていきます。
みょうがの匂い消しや、臭み消しの方法はあります。
その方法としては、
食べる前に冷水につけておくようにしましょう。
こうすることによって、
α-ピネンの成分が減少する他、
みょうがの身が締まって、
よりシャキシャキとした食感を味わうことができます。
また、それ以外にも、みょうがの選び方も重要です。
臭みが少ないみょうがを選ぶ際には、
以下のことを意識してみるようにしてください。
・ピンク色が鮮やかなものを選ぶ
みょうがの実は、ピンクの色をしていますよね。
このピンク色が鮮やかで、
はっきりとしているものを選ぶようにしましょう。
時間が経ったみょうがは茶色く濁ってしまい、
匂いがキツくなるだけでなく、苦味も多くなります。
より美味しいみょうがを選ぶためにも、
色鮮やかなものを選ぶようにしてください。
・実の丸みがあるものを選ぶ
みょうがを選ぶ際には、
実が丸みを帯びていて、肉厚なものを選ぶようにしましょう。
そのようなみょうがの方が
新鮮で、水分の含有量が多いので、
シャキシャキの食感のほか、臭みも少なくなっています。
ぜひ、これらのことを意識してみて、
みょうがを選ぶようにしてみてくださいね。
まとめ
みょうがの匂いの成分は、
α-ピネンというものであり、
こちらはカメムシと同じ成分となっています。
なので、みょうがが
カメムシの匂いのように感じるのは、
当然とも言えます。
ちなみに、パクチーの匂いも同じ成分であり、
パクチーの和名はカメムシ草と呼ばれます。
みょうがの匂い消しをする場合には、
冷水につけるようにしましょう。
また、新鮮なみょうがを選ぶことも大切です。
みょうがの匂い消しをしっかりと行なって、
美味しく食べるようにしてくださいね!
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