みょうがは、さっぱりとした味わいで、薬味としても料理の具材としても使える便利な食材ですよね。
ただ、中には「みょうがってカメムシみたいなにおいがして苦手……」という人もいるのではないでしょうか。この記事では、みょうがのにおいの正体と、カメムシっぽいにおいを抑えて食べやすくする方法を紹介します。
【結論】みょうがのにおいは、切って短時間水にさらしたり、加熱したりすると抑えられます
- みょうがの香りの主な成分は「α-ピネン」で、カメムシのにおいの成分とは別ものです
- どちらも青くさく刺激のある香りなので、カメムシに似ていると感じる人がいます
- においが苦手なら、水にさらす・加熱する・甘酢漬けにするなどの方法がおすすめです
- ピンク色が鮮やかで、ふっくらした新鮮なみょうがを選ぶのも大切です
みょうががカメムシみたいなにおいに感じるのはなぜ?

みょうがを「カメムシみたい」と感じるのは、気のせいではありません。みょうがには独特の強い香りがあり、そのにおいをカメムシに似ていると感じる人がいます。
みょうがの香りの正体は「α-ピネン」
みょうがのさわやかな香りは、主にα-ピネンという成分によるものといわれています。α-ピネンは、松やヒノキなどの木にも含まれている香りの成分です。
一方、カメムシのにおいは、体から出す分泌液によるもので、アルデヒドなどの成分が含まれています。つまり、みょうがとカメムシのにおいは、成分としては別ものです。
それでも似ていると感じるのは、どちらも青くさく、鼻にツンとくる刺激のある香りだからでしょう。においの感じ方には個人差があるので、「さわやか」と感じる人もいれば、「カメムシっぽい」と感じる人もいます。
パクチーが苦手な人も、みょうがのにおいが気になりやすい?
独特の香りを持つ野菜といえば、パクチーもそのひとつです。パクチーは、においがカメムシに似ていることから「カメムシソウ」と呼ばれることもあります。
パクチーとみょうがの香りの成分は同じではありませんが、香りの強い野菜が苦手な人は、みょうがのにおいも気になりやすいかもしれませんね。
みょうがのにおいを抑える方法

みょうがのにおいが苦手な場合は、次のような方法を試してみてください。
切ってから短時間水にさらす
いちばん手軽なのが、使う形に切ってから、さっと水にさらす方法です。苦味や香りがやわらぎ、食べやすくなります。冷水を使うと、シャキッとした食感も楽しめます。
ただし、長くさらしすぎると、みょうがの風味がすっかり抜けてしまいます。においが気にならない程度になったら、すぐに水から上げましょう。水にさらす方法は、みょうがをあく抜きしないとどうなる?の記事でも詳しく紹介しています。
加熱して使う
炒め物や天ぷら、味噌汁、卵とじなど、加熱する料理に使うと、生で食べるときよりも香りがやわらぎやすくなります。生のみょうがが苦手な人は、まずは加熱料理から試してみるのがおすすめです。
甘酢漬けにする
みょうがを甘酢漬けにすると、酢と砂糖の味で香りが気になりにくくなります。きれいなピンク色になり、作り置きもできるので便利です。
ほかの薬味と合わせる
みょうがだけを薬味にすると香りが目立ちますが、ねぎや大葉、しょうがなどと合わせると、香りがほどよくなじみます。量を少なめにして、ほかの薬味と混ぜて使うのもよいでしょう。
においが少ない新鮮なみょうがの選び方

みょうがは、時間がたつと色がくすみ、においや苦味が強く感じられることがあります。買うときは、できるだけ新鮮なものを選びましょう。
- ピンク色が鮮やか
色がくすんでいない、きれいなピンク色のものを選びます。 - ふっくらと丸みがある
身が詰まっていて、張りがあるものが新鮮です。 - 茶色っぽいものは避ける
全体が茶色っぽくなっているものや、しなびているものは、時間がたっている可能性があります。
買ったあとは、乾燥しないように保存して、できるだけ早めに使いきるのがおすすめです。
まとめ|みょうがのにおいが苦手なら、さらす・加熱する
- みょうがの香りの主な成分はα-ピネンで、カメムシのにおいとは成分が違う
- どちらも刺激のある香りなので、似ていると感じる人がいる
- においを抑えるなら、切ってから短時間水にさらす
- 加熱料理や甘酢漬けにすると、香りが気になりにくい
- ねぎや大葉など、ほかの薬味と合わせるのもおすすめ
- ピンク色が鮮やかで、ふっくらした新鮮なみょうがを選ぶ
みょうがの香りが苦手な人も、食べ方を工夫すれば、夏の薬味として楽しめるかもしれません。ぜひ試してみてくださいね。


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