除菌に有効だとして、次亜塩素酸水をよく耳にしました。
除菌に効果があるため、
市町村で無料配布をしているところもありましたよね。
まだまだ除菌が心配なこの時期。
当分は使用が続きそうです。
また、乾燥も気になるから、気化式加湿器も使いたい。
除菌するのに次亜塩素酸水は有効なら、気化式加湿機に使用できないか。
潤いと除菌を一気に叶えてくれますからね!
でも…本当に大丈夫?
気になるので調べてみました。
次亜塩素酸水は気化式加湿器に入れても大丈夫?
まず、次亜塩素酸水ですが、こちらの主な使い道は以下の通りです。
- ウィルス対策
- 除菌と消臭
- アレル物質の除去
スプレーボトルなどにいれれば、
簡単に身の周りの除菌ができるので、とても便利。
また、消臭効果があるのもいいですよね。
次亜塩素酸水の使用を推奨していたのは、安全性が理由でもあります。
赤ちゃんや高齢者やペットがいても平気、というのは安心ですよね。
ただ、次亜塩素酸水は、光と熱に弱いので長期保存はできません。
さて、気になる気化式加湿器に入れてもいいのかどうかですが…。
次亜塩素酸水には、加湿器で使用できる物とできない物があります。
つまり、使用できるかどうかを確認することが重要です。
また、加湿器も同じです。
ただ、どんな次亜塩素酸水でも加熱式加湿器には使用不可です。
何故かというと、
次亜塩素酸水は熱に弱いので効果がなくなってしまうからです。
この理由から、気化式加湿器には使用可能で、
また、超音波式の加湿器も大丈夫ですね。
ただし、問題は、
次亜塩素酸水を使用することで金属が錆びやすくなることです。
性質上、仕方ないのですが、加湿器の素材を確認してくださいね。
また、塩素なので塩害が起こり、
気化式ならフィルターに塩が残ります。
こちらは塩水を乾かすと塩が残りますよね。
同じ原理です。
超音波式も同じですが、
水道水で3~5倍に希釈すると被害が少なくなります。
気化式、超音波タイプの加湿器は、次亜塩素酸水を使用可能と書きました。
ですが、加湿器メーカーから注意喚起を行っているところもあります。
例としては、ダイニチ工業がそうです。
こちらは、自社製品では使用しないでほしいとHP上でお願いしています。
一度自分の使っている加湿器が、メーカーのHPなどを確認する事も大切ですね。
公式HPで注意されているのにも関わらず、使用するのは自己責任になります。
保証期間であっても、修理の対象外になる可能性がありますからね。
次亜塩素酸水を加湿器に入れる量はどれぐらいならOK?
では、使用できるものの場合、どのくらいの量を入れたらいいのか、
気になりますよね。
加湿器に使用する最適濃度は50ppm。
もし、入手した次亜塩素酸水が、それよりも濃度が高いなら希釈してください。
消毒効果があり注目されている次亜塩素酸水。
赤ちゃん、ペット、高齢者がいても大丈夫な安全性が魅力でした。
話題になり、多くの方が気になったと思います。
作り方もネットにて公開されています。
大量に消費するなら、購入するよりも良いと考えるのは当然です。
ただ、そのネットの情報が本当に正しいのかどうか、必ず確認してください。
なぜなら、間違った方法で作ったものだと人体に影響を及ぼすからです。
安全だと言っているものは、濃度がしっかりと守られているものです。
量や濃度を間違えば大変なことになるので、
自分で作る時にはサイトの信憑性が大切。
まとめ
- 次亜塩素酸水には、加湿器で使用できる物とできない物がある
- 次亜塩素酸水は、気化式加湿機と超音波式加湿器には使用することができるが、加熱式の加湿器には使用できない
- 注意喚起を行っている場合もあるので、念のため加湿器メーカーのHPにて確認した方が良い
また、
- 次亜塩素酸水の作り方はネットなどに公開されているので、自作は可能
- 次亜塩素酸水は光に弱いため、長期保存ができない
- 加湿器に使用する際の最適濃度は、50ppm
ネットにはさまざまな情報があり、
とても便利ですが間違った情報もたくさんあります。
とくに人体への影響があるものに関しては、
信憑性のあるサイトを確認することをお勧めします。
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