ダウン・ポリエステル・ナイロン・中綿の違い。暖かさはどれが一番?ダウンより暖かい素材はある?

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〇〇の違いについて

ダウンジャケットをお手頃の値段で購入できるお店といえば、

ユニクロですよね。

 

ウルトラダウンジャケットは、スーツのインナーとしても利用できるし、

寒い通勤時間にもってこいのアイテムです。

 

でも、素材にダウン、ポリエステル、ナイロンって書いてあるけど、どう違うの?

って疑問も抱いたことがありませんか?

 

結局一番、暖かいのはどれなんだろうってなりますよね。

 

その疑問、解決いたします!

 

断然、暖かい素材はダウンです!

 

そして、ダウン素材より暖かいのは、

【プリマロフト】という新素材がテッパンの解答です。

 

それぞれの違いについては、続きを読んでいくと理解できますよ。

 

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ダウン・ポリエステル・ナイロンの違い

 

 

ダウンは水鳥の羽毛、

ポリエステルとナイロンは合成繊維です。

 

自然のものか化学製品であるかという特徴で、

大きく異なることがわかりますね。

 

ダウンジャケットの素材として考えるのであれば、

詰め物がダウン、それを覆うものがポリエステルとナイロンということになります。

 

それぞれの特徴を、もう少し詳しく説明していきますね。

 

1.ダウンの特徴

 

水鳥の羽毛としては、

  • ガチョウから取られるグースダウン
  • アヒルから取られるダックダウン

以上の二つが、ダウンジャケットの詰め物として使われるのが

最も一般的です。

 

しかも、このダウンは、

水鳥一羽から10g〜20gくらいしか取れないというから驚きです。

 

通常のライトダウンジャケットが150gくらい使用されているので、

10羽分の羽毛が1着あたりに入っているという計算になります。

 

そして最大の特徴は、保温性が高いということと、柔らかくしなやかであることです。

 

中身の羽枝が重なり合うことにより、その隙間に空気層ができ、

温められて外側からの冷気を遮断するため、高い保温効果が得られるようになっています。

 

2.ポリエステル

 

基本性能として、

  • 耐熱性
  • 耐衝撃性
  • ガスバリア性(風を通しにくくする性能)
  • 耐薬品性

といった4つの特性があり、

化学繊維の中でも、優れているプラスチック材料と言うことができます。

 

また、吸水性に乏しく、仮に水を吸ったとしても、

性能にあまり変化が起きないようになっているため、

防水性のある衣服の素材として使われているのです。

 

ポリエステル繊維を使ったダウンジャケットなどが、

型崩れしにくいと言われるのはこのためです。

 

またシワになりにくいという性質を持っているため、

コットン繊維と混合させたシャツが多いんですね。

 

3.ナイロン

 

基本性能としては、ポリエステルと同じくらいの強度を持ち、

  • 耐熱性
  • 難燃性
  • 耐薬品性
  • 耐寒冷性
  • 耐磨耗性

といった、5つの点で優れているプラスチック・樹脂素材です。

 

これらの特性バランスがよく、油耐性もあることから、

雨ガッパや長靴にも多く使われるようになったんですね。

 

また、摩擦や摩耗特性にも強く、連続使用環境温度が80~150℃程度であれば、

長期耐熱性にも優れています。

 

燃焼特性については、難燃性が強いというだけでなく、

自己消火性のものが多いのもナイロン製品の特徴です。

 

これらの特徴を知っているか知らないかで、

ユニクロなどで、ダウンジャケットの内側にある表示タグを見る目が変わりますよね。

 

また、ポリエステルとナイロンの%表示を見て、

悩んでいる友人や、家族の方にも的確なアドバイスができそうですね。

 

ナイロンとポリエステルだと暖かさはどちらが上?

 

 

前途したナイロンの特徴の中に、耐寒冷性がありましたよね。

 

だからナイロンに決まってるじゃないか、と思いますよね?

 

ですが、ポリエステルにも風を通しにくくする性能の、

ガスバリア性があります。

 

甲乙つけがたいと言いたいところですが、

ここはそれぞれの製品で比較してみましょう。

 

1.ナイロン製品

  • 雨ガッパ
  • ポンチョ
  • ウインドブレーカー
  • スキーウェア
  • ストッキング

 

2.ポリエステル製品

  • ワイシャツ
  • 着物
  • 毛布
  • フリースジャケット

 

…ポリエステル製品の、3つ目と4つ目を挙げた時点で

軍配が上がりましたね。

 

ナイロン製品は寒さからは守ってくれるかもしれませんが、

どちらかというと発熱性がない製品が多いですよね。

 

ダウンと中綿の違い。ダウンより暖かい素材ってあるの?

 

冬に愛用するアウターといえば、ダウンジャケットですよね。

 

皆さんは「モンクレール」などのブランド派?

それとも「モンベル」などのアウトドア派?

いやいや、「ワークマン」や「ユニクロ」などの庶民派でしょうか?

 

どれを選ぶにしても、

中身の違いがそこまであるかというと疑問ですよね。

 

特に、庶民派のワークマンが出しているダウンジャケットは

アウトドアにも使えるし、ブランド物にも負けない暖かさを備えています。

 

ダウンと中綿の違いはその名の通り、使われている素材が全く違います。

 

ダウンと中綿の違いとは?

 

 

ダウンは水鳥から採取できる「羽毛」、中綿は「コットン」です。

 

どちらも保温機能がある素材であることには違いありません。

 

ダウンとは

 

アヒルやガチョウなどの肌の表面を守っている、

ボール状のふわふわした「羽毛」のことをいいます。

 

通常、ダウンジャケットの中身に使う場合、

羽毛100%ではなく「フェザー」と言われる鳥の羽根を混ぜて、

かさ増しされています。

 

かさ増しすることによって、

繊維と繊維の間に空気を含ませることができます。

 

その理由は保温性と吸湿性を上げるためなのです。

 

これは通称「デッドエアー」といい、衣服の内側に空気を含ませることで、

まるで魔法瓶のような断熱層を作ることができます。

 

その結果、放熱を防いで保温性を高めることができるのです。

 

デメリットとしてはダウン自体の値段が高く、

加工に手間がかかるため、中綿よりも高いコストがかかります。

 

中綿とは

 

「ポリエステルなど」の化学繊維や、「キュプラなど」の植物からできた、

人工的に作成したコットンのようなものです。

 

ダウンジャケットに入っている中綿は、一般的にシート状になっており、

種類によって暑さを調整します。

 

ダウンに比べて加工が容易であるため、コストも抑えることができます。

 

しかし、吸湿性や保温性は中綿の方が低く、

ダウンに比べて質量が重いという欠点もあります。

 

現在、ユニクロでは、

安いダウンジャケットなども売られているということを鑑みると、

中綿ジャケットを買う利点というのがないのでは、と思う今日この頃です。

 

ダウンより暖かい素材ってあるの?

 

 

冒頭でも前途した【プリマロフト】というものが、

ダウンより暖かい素材として自信を持って挙げられます。

 

巷ではウンの8倍暖かい」と言われています。

 

でも、そんなに暖かかったら熱くて仕方ありませんよね。

 

このプリマロフトという素材は、

スペースシャトルの断熱材などを製造している、

アメリカの「アルバニーインターナショナル」という会社が開発したものです。

 

この新素材は、超微細なマイクロファイバーで作られており、

人工ダウンと言われています。

 

保温性も優れており、何よりも

ダウンジャケットの”水に濡れて機能低減する”という欠点を

克服しています。

 

普通に洗濯しても大丈夫ということになります!

 

現在では、パタゴニアやアークテリクス、ノースフェイスなどの

一流のアウトドアブランドの新素材として使われています。

 

また、米軍の防寒服の素材にも使われているというから驚きです。

 

米軍兵士に支給されるものということは、

機能性や耐久性についても、世界最高レベルの素材であると考えてもおかしくありません。

 

Bitly

 

ダウンと中綿の違い、ダウンを超える暖かい素材「プリマロフト」というものがあるということを理解することができましたね。私もプリマロフト素材のジャケットを冬に愛用しています。

 

雪が降る前の厳しい寒さでも、そのジャケットを着用する際のインナーは半袖のTシャツで十分です。確かにユニクロやワークマンで売っている安価なダウンジャケットもいいと思います。極寒の日も身軽に動ける「プリマロフト」製のジャケットを一枚ご用意してみてはいかがでしょうか?

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

まとめ

 

ダウン・ポリエステル・ナイロン・中綿の違い、

それとダウンを超える暖かい素材「プリマロフト」というものが

あるということを理解することができましたでしょうか?

 

私も、プリマロフト素材のジャケットを冬に愛用しています。

 

ダウンジャケットを買うかどうかを迷うよりも、

ポリエステルとナイロンの割合を確認するといいかもしれませんね。

 

寒さから守るという観点でいけば、ナイロンが多め、

動かずに温まりたいと考えるのであれば、ポリエステル多めという感じで、

タグ表示を見比べてみるのも面白いかと思います。

 

雪が降る前の厳しい寒さでも、

そのジャケットを着用する際のインナーは、半袖のTシャツで十分です。

 

確かにユニクロやワークマンで売っている、

安価なダウンジャケットもいいと思いますが、

極寒の日も身軽に動ける「プリマロフト」製のジャケットを、

一枚ご用意してみてはいかがでしょうか?

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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