自転車のサドルがサビ付いて棒が抜けない・動かない時の対処法。潤滑油のおすすめも紹介

スポンサーリンク
豆知識・素朴な疑問

普段使っている自転車に乗ろうとして、

いざサドルを調節しようとしたけど、

錆び付いてしまって動かないということを経験したことはありませんか?

 

そのような、自転車のサドルがサビ付いて動かなくなって困っている方に向けて、

直し方やオススメの潤滑油などをまとめて記事にしました。

 

自転車のサドルが動かないし、低くならないと思ったら、

迷わず錆び取り用の油をひと吹きしましょう!

 

これだけで大抵の場合は動くようになります。

 

詳しいやり方については、以下で紹介いたしますので、

最後までごゆるりと読んでいってください、

 

スポンサーリンク

自転車のサドルの棒(シートポスト)が抜けないんだけど、どうすればいい?

 

 

サドルを支えている棒をシートポストというのですが、

車体の座る部分の筒の中に刺さっていますよね。

 

動かなくなる原因としては、

その車体の中に入っている部分が錆付いて固まってしまい、

サドルが動かなくなってしまっているというわけです。

 

だから、シートポストが車体に差し込んである口の隙間のところに

重点的に油を差しましょう。

 

固着してしまって全く動かないということもありますが、

そんな時は気長に待ってみてください。

 

固まってしまったシートポストと、

車体の隙間に油が染みこむのを待つというわけですので、

諦めたわけではありませんよ。

 

私が以前乗っていた自転車のサドルが動かなくなってしまった時も、

油をさしてもすぐに動かないということがありました。

 

急いでいるわけではなかったので、その日は諦めましたが、

次の日にサドルを動かしてみると、

いとも簡単に動いたという体験をしています。

 

おそらく、一晩かけて付着している錆に、

油が染みこんだから動くようになったのです。

 

油をさしてすぐに動かなかったら、

焦る気持ちをグッと抑えて次の日に試してみましょう。

 

アドバイスとして、自転車に乗ることが事前にわかっているのであれば、

最低でも2日前にはサドルを点検するのが良いでしょう。

 

それだけの余裕があれば、非常事態とはならないので、

気持ち的にも焦らず、ストレスを抱えることもありませんよ。

 

焦っても良いことなんて一つもないので、

心と体と自転車にも余裕を持たせましょう。

 

自転車に使える潤滑油のおすすめを紹介!

 

 

サドルを滑らかに動かすための油については、

浸透力が強いものを選んでください。

 

食用油を潤滑油として使ってしまう、という話を聞いたことがあります。

 

しかも、事例としても多いらしく、

冗談ではなく、本当に食用油を自転車に使って、

ギトギトにしてしまう方が存在すること自体、

情報社会という中でありながら、ちょっと恐ろしくも感じます。

 

食用油はあくまでも食用であり、

整備用ではありませんので、錆に浸透しません。

 

メンテルーブ

 

今回おすすめするのは、

一家に1つあると安心な潤滑油はワコーズの【メンテルーブ】という油です。

 

普通の潤滑油と比べても、浸透力が明らかに違います。

 

錆で固着してしまったサドルに即効性のあるものです。

 

他の潤滑油だと無理だったとしても、これならきっといけます。

 

サドル部分だけでなく、

自転車のチェーンに差してもよしという万能油ですので、

ぜひお試しください。

 

 

 

さびとりゼリー

 

錆び取り一つに1000円以上かけることなんてできない?

 

それなら100均に売ってある【さびとりゼリー】を使いましょう。

 

これなら経済的ですよね。

 

ゼリーをシートポスト部分の根元に塗ってあげて、

5分くらい放置したあと、サドル部分を持ってグリグリと動かしてみましょう。

 

そこで手応えがあれば抜き取って、

ゼリーを布やキッチンペーパーで拭いてあげると良いですよ。

 

 

急に自転車が必要になって、

油も準備していないという時に役立つ豆知識テクニックを、

最後に伝授しましょう。

 

その方法とは、【熱湯】をかけて加熱後に急冷させるというものです。

 

原理としては、素材の熱膨張係数の違いを利用するというものです。

 

加熱と急冷を科学的に繰り返させることで、

固着を解消させるという科学実験的なやり方です。

 

サドルが、鉄フレームとアルミ製シートポストなどの

異素材の場合に最も有効であり、

軽いサビ付きの場合はこれで十分に対応できます。

 

フレームとシートポストが同一素材であったり、

カーボンフレームにはもしかすると効果がないかもしれないので、ご注意ください。

 

まとめ

 

自転車のサドルが錆び付いていて

動かない時の対処法については、理解できましたか?

 

今回紹介したやり方でも動かないという時は、

素直に自転車屋さんに持っていきましょう。

 

シートポストの錆びつきだけで廃棄するというのは、もったいないですよ。

 

自転車整備のプロだから、

きっとあなたの自転車を救ってくれますよ。

 

あとは、何事も焦らず、余裕を持った行動が大事だということですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました