蚊が気になる季節がやってきました。
できればひと夏、刺されないでいたいものです。
「蚊を避けるために蚊取り線香を使ってみたい」
という方の中には、蚊が部屋へ侵入するのを防ぐために窓や扉を閉め、
密室状態で使いたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事では、蚊取り線香を密閉空間で使うとどうなるのか、
また、なるべく窓を開けたくない方におすすめの蚊取り線香についてご紹介します。
蚊取り線香を密閉空間で使うとどうなるの?
蚊取り線香を密閉空間で使うとどうなるのか、
気になりますよね。
蚊取り線香の殺虫成分はピレスロイド系と言われており、
除虫菊という花の天然成分「ピレトリン」によく似た化合物です。
人やペットなどに対してほとんど害がないということから、
多くの殺虫剤に使われています。
ピレスロイドは神経系に作用して効果をあらわす成分ですが、
人間は虫に比べて神経系が複雑なので、
体内で毒性を発揮する前に酵素の力で分解されてしまいます。
こういった理由から、人間に対する安全性は証明されていますが、
これはあくまでも蚊取り線香に書かれている使用方法を守った場合の話です。
蚊取り線香の注意書きには、
換気の良い場所で使うことが明記されています。
閉め切った部屋で長時間使うと、
過剰に煙を吸い込んだり浴びたりして、
目や鼻やのどに刺激を感じることがあるそうです。
そのため、密閉空間での蚊取り線香の使用は避けた方がよい
と言えるでしょう。
蚊取り線香を換気しないで使っても大丈夫?
蚊取り線香に使用されている殺虫成分は、
正しい使用方法を守って使えば、
人体への悪影響はほとんどないと言われています。
中には、蚊が部屋に入ってこないように
できるだけ窓は閉めておきたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、
蚊取り線香を使うのであれば換気は必ず行いましょう。
どうしても窓を閉めたいという場合は、
煙の発生しない液体電子蚊取りなどを使用してみるのはいかがでしょうか。
火をつけるタイプの蚊取り線香に比べて煙がこもりにくく、
時々換気をするなどして、
長時間の密室状態を避けておけば、窓を閉めていても使用できます。
また蚊取り線香の独特な臭いを抑えた商品も販売されていますので、
家の中の大切な服や家具に臭いがつくのが心配、といった方にもぴったりですよ。
まとめ
蚊取り線香を密閉空間で使用した場合の
危険性などについてご紹介しましたが、いかがでしたか。
人間にとって比較的安全な成分が使われているとはいえ、
火を使用するということもありますので、
蚊取り線香を使う場合は必ず窓を開けておきましょう。
電子タイプの蚊取り商品も各社から販売されていますので、
今回の記事を参考に生活スタイルに合わせて選んでみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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