昨今、SDGsの取り組みにも入っていますが、
フードロスが問題になっています。
でもこれは今に始まった問題ではなく、
ずっとずっと問題視されてきて、対策に取り組んでいるお店などもあったんですよ。
でも今、SDGsで一気に対策が加速しています。
実はフードロスは一番大切なのは、個々の意識と個々の行動なのです。
だから、小学生でもフードロスの事を知って取り組めば、大きな改善につながるのです。
親としても教えていないだけで、
小学生が実情をわかれば、もしかしたら大人よりちゃんと取り組めるかもしれません。
・・・・ということで、今回の記事では、
フードロスを小学生向けに簡単に説明することと、
個人でできることを紹介してみますね。
フードロスとは?小学生向けに簡単に説明します
まずは、フードロスの説明をします。
「まだ食べられるものなのに、捨ててしまう食品」の事を言います。
私個人的には、小学生に、
ここでどんなものが、どんなことが
それに当てはまるか考えて、答えてみて欲しいなと思うのです。
まだ食べられるものなのに、捨ててしまうことって・・・?
きっと小学生でも思い浮かぶはずです。
- 量が多くて食べられなくて残してしまうこと
- 料理の最中で食べられる箇所も捨ててしまうこと
- 見た目がよくなくて表に出ず捨てられてしまう産物
給食のお残しなども当てはまるし、
家庭でのお残し、飲食店でのお残しはすべて当てはまります。
お残しをすることが悪いのではないのです。
お残しをするのはダメだからと、
無理に食べると体を壊してしまいますから、本末転倒ですよね。
お残しを辞めるのではなく、
最初に自分の食べられる量しかとらない、それで残さないということです。
給食でも、昔は無理やり食べさせられ苦痛だった人もいます。
でも今は、学校で給食を取るときに並んで量の調節もできますよね?
それは、食品ロス対策になります。
家庭も同じ。
自分の食べられる量だけ作ってもらうということです。
そしたら、出されたものは残さないということもできるし、一石二鳥ですよね!
飲食店などで頼むときでも、
持ってこられる前に店員さんに聞きましょう。
「ご飯を半分の量にできますか?」と言うことで、
対応してくれるところもあります。
実際に今、飲食店では、
ご飯も大中小と選べるところが多いですし、
小鉢のものが多く出ているのも、足りない分を少し補う、
または一品が多い人のために、
小鉢を詰め合わせられるというような選択肢がたくさんできていますよね。
これらも、食品ロス対策 = 顧客満足にも繋がっているのです。
食事の量の調節、これが全人類にできる事だと思います。
もうひとつは、お母さんが料理するにあたって、
大根の皮を厚くむきすぎたり、
食べられるヘタの部分を捨てていたりするケースです。
これも食べられないと思っている部分は、
調理次第で食べられるものに変身させることができるのです。
どうやったらその部分を食べられるのか、
自由研究などでやると良いのかもしれませんよ!
調理法は無限のようにありますからね!
最後に、生産者側で「これは販売することができない」とされたものは、
見た目がよくないだけで、味には全く問題がありません。
いまそういうものも値段を下げて売ったり、
違う場所で専門の販売所があったりと、ロスしない方法が工夫されてきています。
そういうものを見つけたら、
積極的に買うことも家庭でできるロスの解消ですね!
私は昔から節約家だったので、
元々いびつな値段の下がっている物を買っていましたが、味に遜色はありません!
フードロスを防ぐために個人でできることとは?
フードロスの説明をしましたし、どういうものがフードロスかお伝えしました。
個人でできる事をまとめてみると、
- 食べられる量だけを最初から盛り付ける事
- 飲食店では量の調節を依頼すること
- 料理中に食べられないと思っている部分を捨てないで工夫して料理をすること
- いびつな野菜でも積極的に購入すること
以上の点が上げられます。
フードロスは、チリツモで年間世界で数千万トンと出ています。
飢餓で苦しんでいる箇所もあるのに、
一方では無駄に捨てまくっているという事実もあるのですね。
まとめ
フードロスとは、シンプルにいうと、まだ食べられるものを捨てる事です。
一人ひとりができる事は、
- 食べられる量だけを最初から盛り付ける事
- 飲食店では量の調節を依頼すること
- 料理中に食べられないと思っている部分を捨てないで工夫して料理をすること
- いびつな野菜でも積極的に購入すること
こういうことがあります。
一人ひとりが行うことで、
世界のフードロスの削減量は、数十万トンレベルで変わってきます。
まずは知ることから始めて、できることをやってみる事。
周りがしていなくても、自分から始める事が大切ですね。
それに、ストレスがたまるような
我慢するような取り組みではないので、気軽に始められるのではないでしょうか。
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