秋といえば「食の秋」。
この季節の旬の食べ物といえばたくさんありますが、
皆さんは何を思い浮かべますか?
私が好きな旬の食べものは銀杏です!
銀杏を使った料理といえば、茶碗蒸しをパッと想像しますよね。
私は単純にフライバンで煎っただけの焼き銀杏が大好物なのです!
ただ、銀杏って生焼けが恐かったりと、
ちょっと心配だったりするんですよね。
そこで今回は、銀杏がちゃんと焼けているかどうかを
見分ける方法について調べた結果を解説したいと思います。
これを読めば、焼き銀杏を失敗することなく
調理することも食べることもできるようになりますので
最後まで読んでみてくださいね。
銀杏の生焼けはヤバいってマジ?
焼き銀杏で失敗した経験はありますか?
生焼けだと、独特の”におい”や”えぐみ”が
口の中に露わに広がります。
お家で焼き銀杏を作った際に、
お店で食べた味と違うとか、えぐみが強いと感じた際は、
我慢をせずに口の中から出してください。
銀杏を生焼けのまま食べたり、食べすぎたりすると危険なのです。
それは、銀杏には中毒を起こす成分が入っているからです。
生の銀杏には「アミグダリン」という青酸化合物が含まれています。
そんな毒性のものが入っているというのは
意外と知らなかった人もいるのではないでしょうか?
その成分をとりすぎると、
胃腸や脳に重い障害が出る可能性があるということなのです。
だから、お腹は強いから大丈夫とか過信している方は要注意ですよ。
確かに十分に焼けば、アミグダリンの成分は消えるのですが、
実は加熱しても消えない中毒成分も含まれているのです!
それが食べすぎるといけないと言われる由来なのです。
特に子どもに与える際は十分に注意しないといけません。
一般的には成人で40個未満、
子どもの場合7個未満が目安だと注釈が書いてありました。
体調が悪いときには、それに限らず控えるようにしましょう。
また、銀杏中毒は子どもの方がかかりやすいそうです。
特に5才未満児については、
できるだけ与えるのを避けたほうがいいでしょう。
どんな食べ物や飲み物でも言われていることですが、
食べ過ぎ飲み過ぎはいけないというのは共通事項ですよね。
銀杏が生かどうか分かる見分け方
上記に既述したように、
生焼けや食べ過ぎはいけないというのは理解できたと思います。
それじゃ、どうやってちゃんと焼けているかを見分けるのか?
という疑問なのですが、
銀杏が生焼けじゃないことを
カンタンに確認する方法というのがあるのです!
ここでは2つの調理方法で解説したいと思います。
電子レンジと茶封筒で調理する方法
1、茶封筒1つに対してギンナンを10粒くらい入れる。
2、茶封筒を電子レンジに1つ入れたら、500Wで1分ほど加熱する。
3、封筒から出すと銀杏の殻がはじけているので、薄皮をむく。
4、銀杏の身がヒスイ色になっていれば出来上がりです。
フライパンで調理する方法
1、フライパンに油をひかずに殻つき銀杏を入れる。
2、蓋をして、フライパンを前後にゆすり続ける。
3、銀杏に火が通りだすとパンパンと弾けるような音がします。
4、2~3個ほどはじけなと思ったら、フライパンをコンロから外す。
5、コンロから外して、音がしなくなってから蓋を開ける。
6、銀杏の身がヒスイ色になっていれば出来上がりです。
2つの調理方法を比べてみて共通するところといえば
「ヒスイ色」ですよね!
銀杏の身の色で判断してください。
もしも、生焼けだった場合は
また焼くというのもいいかもしれませんが、
フライパンに少しだけ水を入れて蒸し焼きにしましょう。
こうすることによって、生焼けは解消され、
美味しく食べることができますよ。
まとめ
秋の夜ふけのおつまみに丁度いい焼き銀杏、
美味しいからといって、
食べすぎてしまうことは危険だというのを理解できましたか?
また、生焼けにならないようにする調理方法や
見分け方もお分かりいただけたでしょうか?
どんなものも、ほどほどに摂取するのが体に良いのです。
美味しいものほど毒があると昔から言われているのですから、
食べ過ぎや飲み過ぎには注意しないといけませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント