人のいびきは聞いたことあるけれど、
自分のいびきって中々聞くことないですよね。
いびきっておじさんがするものでしょ??
いいえ。若い男性もいびきはします。
10分だけ眠ろうと眠りについて5分後…
「グーガー、グーガー…zzz」
え!!何の音?!と、飛び起きた!
なんて経験ありませんか?
いびきって、寝ている間の意識のない自分から発せられるもので、
いびきをかきたくないな~、と思っていても
止められるものではありません。
友達と旅行に行ったとき、彼女とお泊まりのとき、
いびきを聞かれるのが恥ずかしいと思って、躊躇してしまう人もいるのでは??
まずは自分のいびきの原因は何なのか…。
”知る”ことからはじめてみましょう。
自分のいびきが聞こえる…どうすればいい?
まず、いびきをかきやすい状況を理解し、
誰にでもできる対処法をご紹介します。
いびきと言っても、
寝息のように小さい雑音から
自分で聞こえるくらいの大きな雑音まで様々で、
またその原因も様々なんです。
いびきは、のどがせまくなって、
息を吸うときにせまくなった部分に空気が通過するため、
のどが振動して音が発せられます。
特に眠っている間は、のどの筋肉がゆるむことで、
余計にせまくなってしまいます。
- 肥満の方
- お酒を飲む方
- 風邪をひいている方
上記の場合は、一時的なものと言えます。
いずれも気道がせまくなることが原因なので、
痩せる・飲酒を控える・風邪を治すを実践することで、
いびきは治まる可能性が高いです。
- 花粉症や慢性鼻炎の方
上記の場合は鼻部分の炎症によるもので、
鼻がつまることで口呼吸になってしまい、いびきの原因に。
病院で薬を処方してもらうなど、
鼻呼吸がしっかりできる状態で寝ると、改善に期待できます。
- 原因が思い当たらない
肥満でもなければ、飲酒もしない、風邪や花粉症でもない。
これが一番やっかいで、、、
対処法がないと自分ではどうしようもないですよね。
もちろん耳鼻科を受診することが最善かもしれませんが、
これってなんとなく最終手段な気がしますよね。
普段の生活の中で、誰でも実践できる方法をご紹介します。
- 体を横向きにして寝る
仰向けで寝る方が多いと思いますが、
そうすると重力で気道がせまくなってしまうんです。
体を横向きにするだけで、気道がせまくなりにくくなります。
- 枕を高くする
気道をせまくなりにくくするには、
枕の下にタオルなどを入れて傾斜をつけましょう。
横向きに寝るのが苦手な人は、この方法を試してみてください。
- 就寝時に加湿器を使う
特に冬は部屋が乾燥します。
乾燥はいびきを悪化させる原因となります。
加湿器を持っていない方は、
寝室に濡らしたタオルをかけておくだけでも効果があるので、
試してみてください。
自分のいびきで起きる…ぐっすり眠るにはどうしたらいい?
自宅で簡単にできる対処法は全部試したけど、ダメだった。
いびきで夜中に何回も起きてしまい、ぐっすり眠れない…
朝になっても疲れがまったくとれていない…
と悩んでいる方。
こういう方はいびきグッズに頼りましょう!
今はドラッグストアなどで簡単に手に入るんです。
- いびき防止リング
- 顎サポーター
- 口とじテープ
- 鼻腔拡張テープ
などなど、様々なグッズが購入できます。
自分に合ったものを選び、試してみることで、
案外すぐにいびきが治まることもあるみたいです。
しかし、これらを試してもまだ改善されない方は、要注意です!!
それ、病気の危険信号かもしれません。
「睡眠時無呼吸症候群」って聞いたことありませんか?
睡眠中に呼吸が止まったりする状態が繰り返されることです。
これ、病気なんです。
眠りが浅くなることで、日中に眠くなったり、気だるく感じたり、
仕事に集中できなくなります。
また、
- 肥厚性鼻炎
- 副鼻腔炎
- 鼻茸症
などの病気である可能性も大いに考えられます。
聞いたことがないから、身近に感じられないかもしれませんが、
放っておくと大変なんです。
悪化させないために、何を試しても治まらない
ひどいいびきにずっと悩んでいる方は、是非病院を受診してみましょう。
まとめ
いびきを恥ずかしいと捉えて、
中々解決できない方が多くいるかもしれません。
そんな方にできる対処法をたくさんご紹介したので、
まずは試してみてください。
いびきは「周囲に迷惑をかける」かもしれませんが、
それと同時に、あなたの快適な睡眠の時間を奪ってしまうものでもあるんです。
一時的なものだと問題ないのですが、
病気の可能性もあるということを忘れないでください。
あなたの大切な健康や生活に支障をきたす前に、
できる範囲からしっかり改善していきましょう!
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