現在、ビデオデッキを未だに使っているという方は
ごくごく少数派だと思います。
なぜなら、国内のビデオデッキの生産はすでに終了していますし、
今は皆さんご存知の、DVDデッキが主流です。
さらに最近では、テレビに内臓されているものも多く流通しています。
ビデオデッキを使っていることは、
全く悪いことでもなんでもありません。
ただ、ビデオデッキを使っているからこそ困るのが、
壊れてしまったときの修理ですよね。
他の家電だと、壊れたら電気屋さんに直してもらったり、
新たに同じものを購入することができます。
しかし、ビデオデッキはそういうわけにはいきません。
同じものを探すのは至難の業と言えるでしょう。
さらに、直してくれるお店を探すのも大変です。
ビデオデッキが壊れたときは、
どのように対処すればいいのでしょうか。
修理に関することを調べましたので、是非参考にしてください。
ビデオデッキの電源が入らない。どうにか修理できないの？
ビデオデッキの故障はカセットが入らない、
出てこない、テープが絡みつく、映像が映らないなど、多岐にわたります。
今回は、電源が入らない場合の修理方法をご紹介します。
原因としては、
- ケーブルの断線、本体内ソケット裏の断線
- 制御系電源の故障
などが挙げられます。
まずやって頂きたいことですが、
コードを一度抜いてもう一度さしてください。
そして電源ボタンを長押ししてください。
それでもやはり電源が入らない場合は、分解してみるしかありません。
ビデオデッキはケースを開けやすく、基盤が見やすい構造になっています。
しかし、このとき電源コードを抜くことを忘れないようにしてください。
そして中の回路をよく確認してください。
異物が入っていないか、切れたりしていないか。
それらに問題がなければ、正直素人にできるのはここまでで、
後は技術が必要になってきます。
変にいじくってしまって、
後戻りできなくなってしまうのは避けたいところです。
また、このような修理を素人が家でする場合には、
大きなリスクが伴うということも説明しておかなければなりません。
火災、感電、爆発などの可能性もゼロではりません。
ですので、不用意な修理はおすすめできません。
今は生産していないビデオデッキなんて、
修理してくれるお店なんかあるわけないと思っていませんか？
そこで、修理できるお店は存在するのか？その相場は？
気になる疑問を調べてみました。
ビデオデッキを修理したいけど、値段の相場はどれぐらい？
数は少ないものの、
ビデオデッキの修理に対応してくれるお店はあります。
ただ、修理ができるかどうかは保証できません。
メーカーや型番、部品が有るか無いかなどにもよりますが、
どうしても自力では直せないという方は、諦めずに探しましょう！
探し方はネットで調べましょう。
「ビデオデッキ 修理 エリア名（関東、愛知、横浜など）」
大抵はこのように検索すれば、何かしらヒットするはずです。
修理部品には保有期間というものが存在し、
それが過ぎていた場合は対応してもらえません。
ですので、持っているビデオデッキのメーカーや型番をメモして、
問い合わせてみましょう。
近くにお店があれば持ち込みですが、
遠い場合は宅配の対応をしてくれるお店もありますよ。
修理の相場ですが、
1999年以前のモデルは約10,000円、
2000年以降のモデルは約20,000円といったところです。
実際に見積もりに出せば金額が変わることもありますが、
相場はこのくらいです。
また、クリーニングのみなら、
3,000円ほどでしてくれるお店もあるようです。
まとめ
すでに国内生産は終わっているビデオデッキですが、
ごく少数の方が使っていて、また探せば修理店もあるようです。
修理できないと諦めていた方は、
ダメもとで問い合わせてみてください。
ただ、完璧に直せる保証もなければ、
新しいビデオデッキがこれから売られることもありません。
お手持ちのビデオデッキは、
いつ壊れてもおかしくはないはずです。
大切な思い出の詰まったテープは、DVDへダビングするなど、
バックアップをしておくことをおすすめします。
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