梨の変色を防止するには、
塩水や砂糖水に浸けると良いって本当なんでしょうか?
どうしても梨って、皮を剥いたりカットしたりすると、
変色してしまうことがありますよね…。
それを予防するには、梨を切った後はどうするのが最適?
今回は、梨を塩水や砂糖水に浸けると、変色を予防できるというのは本当か、
また梨の変色防止には、はちみつも効果的なのかを解説していきます。
時間が経っても、見た目が良い状態で梨を食べられるようにしていきましょう!
梨は塩水や砂糖水に浸けるのがオススメ?
ズバリ、梨は塩水や砂糖水に浸けておけば、
変色するのを抑えることが出来るんですよ!
ということで、梨をカットしたり皮を剥いたら、
塩か砂糖を溶かした水の中に浸しておきましょう!
分量は水200mlに対して、
塩ならば小さじ1/5杯、砂糖なら大さじ1杯でOKですよ。
なぜ塩水や砂糖水で梨の変色が防げるのかというと、
それは梨が持つポリフェノールと酸化酵素と呼ばれる成分が、
空気に触れてしまうことで化学反応を起こし、
色素を茶色くさせてしまうからなんですよね…。
でも塩水に浸しておけば、
塩の成分によって酸化酵素が作用しなくなるので、
梨は変色しなくなります。
また、砂糖水に入れた場合は、
梨の表面が砂糖水によってコーティングされるため、
空気中の酸素と梨の酸化酵素が触れることなく、変色を抑えられるんですよ!
茶色くなってしまった梨って、
味はあまり変わらないけれどやっぱり見た目が悪くなってしまうもの。
そこで、塩水や砂糖水に浸けておくようにして、
変色を食い止めていくと良いでしょう。
でも、塩水や砂糖水に浸けておけば良いだけなんて、
かなり簡単な変色の止め方ですよね!
ただちょっと気になるのが、
塩水に梨を浸けておくことで、
味が少し変化してしまうのではないか?という点。
確かに塩水に梨を浸けておけば、少ししょっぱくなりそうです。
そのため、もし梨をしょっぱくしたくないのでしたら、
塩水ではなく砂糖水に梨を浸しておくことをおすすめしますよ。
そうすれば、梨の味もそこまで変化しないので
安心して食べることが出来るでしょう。
やっぱり梨は美味しく食べたいもの。
そのためにも、砂糖水でコーティングして、梨の変色を抑えてくださいね!
我が家でも、カットしたり皮を剥いた梨をしばらく置いておく時は、
塩水か砂糖水に浸すようにしていきます!
梨の変色防止にはちみつはどうなの?
梨の変色防止には、実ははちみつを使うのも効果的なんですよ!
はちみつも、梨の表面をコーティングする作用があるので、
砂糖水と同じように、梨の変色を防いでいってくれます。
はちみつは、水1カップに対して、大さじ2~3杯を入れてよく溶かしましょう。
そして後は、そこにカットして皮を剥いた梨を浸しておけば、
変色を抑えることが出来るんです!
ただし、小さいお子さんに梨を食べさせる場合は、
変色防止にはちみつを使わない方が良いですね。
はちみつは非加熱であり、
ボツリヌス菌などの雑菌が潜んでいる可能性があるため、
小さいお子さんが摂取してしまうと体調を悪くしてしまいます。
また、以前はちみつを食べて、お腹を壊したことがある場合も、
梨の変色止めには、はちみつを使用しないでください。
私もそうなんですが、
はちみつに含まれる糖分が体に合わないという体質の人もいるんですよね…。
特に、小さいお子さんが梨を食べる場合は、
先ほど紹介した塩水か砂糖水で、変色を予防していくようにしましょう。
ちなみに、1度変色してしまった梨は、もう元の色に戻すことは出来ないので、
カットしたら早めに食べるか、塩水か砂糖水、
もしくは、はちみつ水に浸しておくようにしてください。
梨ってやっぱり、すぐに食べた方が一番良いんですね。
でも、先に皮を剥いてカットして、後で食べたいという場合もありますよね。
そんなときは、塩水や砂糖水、はちみつ水に浸すのがとっても効果的なので、
ぜひ覚えておきましょう。
そうすれば、変色していない梨を美味しく食べることが出来ますよ。
ちなみに、りんごも同じように、
塩水や砂糖水、はちみつ水で変色を食い止めることが出来るので、
覚えておくと何かと便利でしょう。
まとめ
梨の変色を防ぐには、水200mlに塩を1/5杯入れたものか、
砂糖を大さじ1杯入れたものに浸しておくようにしましょう。
すると、梨は変色を抑えられるので、見た目も良いまま食べられますよ。
また、水1カップにはちみつを大さじ2~3杯入れて、
溶かしたものに梨を浸した場合でも、同じように変色を防ぐことが出来ます。
ただし、はちみつが体に合わない人や、小さいお子さんに食べさせる場合は、
はちみつ水ではなく、塩水か砂糖水で梨の変色を防いでいってくださいね!
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