栗を水につける理由や時間について、水につけすぎはダメ?

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果物

秋になると、私の住む地域でも

公園や野山などで栗を拾うことができます。

 

こどもが保育園で拾ってきた時、

どうしていいのかわからずに、ただ洗って茹でていましたが、

栗を水に浸けないとだめなようだと最近知りました。

 

栗を水に浸ける理由や、

浸ける時間を知りたいと思ったのと、

浸けすぎは大丈夫か知りたいと思いました。

 

そこで、今回の記事では

その二つについて調べてまとめていますので

参考にしてください。

 

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栗を水につける理由。つける時間はどれくらいがいいのか?

 

 

まず、栗を水に浸けるのはなぜでしょうか。

 

それは、市販品以外の場合で話をします。

(スーパーで購入した栗は、下処理済みです)

 

栗を水に浸けることで、皮をむきやすくします。

 

栗の皮はとても硬く、通称、鬼皮とよばれており、

その下に渋皮があります。

 

そのどちらも柔らかくして、むきやすくする目的があります。

 

時間がない人は、

お湯やぬるま湯につけても時短となります。

 

収穫後、時間がたつと乾燥して、鬼皮が硬くなっています。

 

ですが、水に浸けることにより、

鬼皮にも、はさみやナイフが通ることになります。

 

渋皮はスプーンでとれるようになります。

爪でむいている方にとっては、ありがたいですよね。

 

時間に余裕があれば、鬼皮をむいてから

さらに水に一晩、漬けておいてからむきましょう。

 

そうすることで、さらに渋皮が柔らかくなります。

 

これは、スーパーで売られている栗もそうです。

 

スーパーで売られている栗も、

収穫から時間がたっており、乾燥しているので、

皮むき目的では、水に浸けると楽にむけるようになると思います。

 

バケツに水をはり、一晩くらい浸けるのがベストです。

 

ちなみに、水に浸けた時に水表面に浮かんでいる栗は、

虫が中にいる可能性があります。

 

なぜならば、栗の皮は硬く、

普通、栗の中には空気が入っていません。

 

水に入れると比重の高い栗は沈み、

比重の低い栗は浮き上がります。

 

ただ、虫が食うと穴が開くので、

空気が入って、結果として比重が軽くなって水に浮くのです。

 

ただ、乾燥している栗や、

中身が少ない栗も浮き上がります。

 

すべてが虫食いというわけではありませんので、

そこは注意してください。

 

虫出し目的で、水に浸けるということもありますね。

 

むいた後も水に浸けるのは、変色を防ぐ目的です。

また、多少のアク抜きにもなります。

 

完全にアクが抜けるわけではありませんが、

重曹を買ったりしてアク抜きするよりは、

手間暇がかからずにできますね。

 

栗はアクが強いので、水につけてから調理しましょう。

 

栗を水につけすぎた場合、食べても大丈夫?

 

 

栗を水に浸けすぎた場合は、腐ってしまいます。

 

栗本来の風味が抜けてしまい、

おいしさがなくなってしまいます。

 

どんな食べ物でも、浸けすぎは腐ってしまいますよね。

 

風味やおいしさがなくなったものでも、

調理次第でなんとか食べられるようになるかもしれませんが、

腐ってしまっては食べられません。

 

どのくらい浸けていたのか、

収穫した栗によっては

鬼皮が硬くなって乾燥しているものもあるので、

水に浸けて2日くらいなら、

柔らかくなってよかった、ということもあるかもしれません。

 

その栗の、鬼皮の乾燥度合いにもよるかもしれませんね。

 

一概に食べても大丈夫とは言えませんが、

腐っているような状態であったなら、やめましょうね。

 

まとめ

 

栗を水につけるのは、半日から1日で良いでしょう。

 

硬い鬼皮を柔らかくしてむきやすくする目的と、

渋皮を柔らかくしてむきやすくする目的と、

虫出しの目的と、アクを抜く目的と、変色を防ぐ目的があります。

 

手間がかからず、

お金もかからずにできる方法ですよね。

 

また、水に浸けて浮いた栗には虫がいるか、

虫に食べられた可能性が高いです。

 

水に浸けすぎた栗は、

腐ってしまったようであれば食べないほうがいいでしょう。

 

栗の乾燥度合いによっては、

ちょうど皮をむくのによい可能性もあるので、

よく見て判断することが大切です。

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